【青学WSD WSD初!!江戸東京博物館にて対面講座を実施しました】
2日目は、WSD初!東京都江戸東京博物館を会場に実施しました。
江戸東京博物館は「時間とモノ」に関する工夫満載の展示を通し、あらゆる人が何かとつながることのできる博物館ということで、
苅宿先生がかねてからWSDの対面講座を実施したい!と熱望されていた場所。
この環境を存分に利用し、iPadで撮影した写真をもとに組み立てらえれたワークを実施。
個人で撮影した写真をもとに、グループごとに作品を制作しました。
もちろんワークを実施するだけでなく、このワークの学びに仕掛けられた意図や想いも解説。
ワークを通して理論を実践に落しこみ、自分の中での納得度を高めていく。
2日目にして、受講生はそのプロセスを体感した様子でした。
この日のラストは、eラーニングのレポート共有。
「協働とは?」という問いを異なるバックグラウンドや価値観を持つ受講生どうしで深め、図式化したアウトプットを製作しました。
午前中にまさに協働的な活動で作品作りを経験したこともあって、興味深いアウトプットがたくさん生まれました。
本日のグラフィックレコーディング。
今回は、欠席のことばさんに代わり、Cクラス担任のゆこさんが担当しました。
グラフィックレコーディングは、受講生同士で講座終了直後にコミュニケーションをとりつつ振り返りをするもよし、
時間が経ってからのリフレクションに活用するもよし。
受講生の学びに寄与できれば・・・という想いと共はもちろん、修了生やスタッフがチャレンジをする場でもあります。
講義続きの初日は緊張した面持ちも見られた受講生ですが、ワークを通して徐々に打ち解けていった様子。
「青学WSD26期」のコミュニティはうまれたばかり。
今後、2度のワークショップ実践を通した学びを深めながら、どんなコミュニティがつくられていくのか、スタッフも楽しみにしています。
受講生の皆さん、3か月間頑張っていきましょう!
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by aogakuwsd
| 2017-09-08 12:39
| 講座のようす
【青学WSD】26期対面講座スタート!
先週末9月2日・3日から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2017年度第2期(26期)の対面講座が始まりました!
初日は青山キャンパスにて、本プログラムの代表である青山学院大学社会情報学部教授・苅宿俊文先生による講義。
まずは自己紹介ワーク「Dialog4」から。
自己紹介と言っても「はじめまして・・・」と語り合う単なる自己紹介ではなく、
コミュニケーションにおけるズレなどを実感できる、一捻りあるワークです。
続いて「WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」を、映像教材も使いながら解説していきます。
「無意識の意識化」「出力を想定した入力」「メタ認知」など、修了生にはおなじみのワードも。
午後は、ワークショップが必要とされてきている社会的背景についての講義。
多元的になっていく社会や「学び方」の変化、共生社会の難しさと不寛容・・・
そんな中、ワークショップデザイナーとしてできることとは?
思考や対話を促す「カタルタ」「語れる三角」などのツールを使いながら、
受講生も"聴きっぱなし"ではなく考え、語りながら講座は進んでいきました。
あっと言う間の対面講座初日でした!
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by aogakuwsd
| 2017-09-08 12:37
| 講座のようす
【青学WSD】25期最終日の講座が終わりました!
2017年7月30日(日)
25期の講座が、最終日を迎えました。
最終日は、3ヶ月の講座を振り返ります。
グループに分かれて3ヶ月を振り返るワークショップを作ることを通して、WSDでの学びを自分なりに思い出し、意味づけ、振り返りました。
グループに分かれて、50分のワークをつくります。
何を振り返ることが、3ヶ月の学びの振り返りになるのか・・・
グループで話し合いながら、ワークの焦点を絞ります。
ワークショップをつくるために、過去の記録を振り返ったり…
ワークショップを企画したら、さっそく実際にやってみます。
今回は、遊び心満載なワークをつくったグループが多かったのが印象的でした。
↓ワークショップデザイナー人生ス語録!すごろくでとまった日のことを振り返りました↓
↓これから自分がワークショップデザイナーとして目指す未来を絵にしました↓
3ヶ月の講座では、2回ワークショップを企画します。
初めはグループで企画することへの戸惑いや、グループメンバーとの距離感、話し合いの進め方などよく分からない状態でしたが、回数を重ねるごとに話し合いのやり方にも慣れてきていると感じました。
受講生同士でオープンに話せる関係性がつくられており、グループでワークを作り上げるための建設的な話し合いがなされていました。
苅宿先生はワークショップを「合意形成と他者理解のエクササイズ」と定義していますが、この3ヶ月を通して受講生がまさにワークショップを行ってきたのかなと思いました。
そのあとは”ぐるぐる発表会”。各グループがどんなことをやっていたのかを共有しました。
発表当番の人は自分のグループの内容を発表し、残りの人は他のプループの発表を回りながら聞きに行きます。
そして最後は苅宿先生の講義。
これまでのキーワードをおさらいしたり、これからワークショップデザイナーになる25期のみなさんに向けたメッセージが伝えられました。
長いようで短かった3ヶ月、120時間のプログラムが終了しました。
25期生のみなさん、eラーニングと対面講座おつかれさまでした。
以下、受講生の感想の抜粋です****************
・この3ヶ月間、学ぶことはおもしろいと感じたと同時に、「学ぶことは嬉しい」と思い続けた日々でした。これからも学ぶことを続けたいなと思いました。
・根源的な問いかけの大切さを知った
・講座が終わるのは寂しいですがこれからがスタートだと思って、様々な場面で活かしていきたいと思います。
・”楽苦しい”を実感した3ヶ月でした!
・様々な視点があるということが分かっただけでも。自分の考えの幅を拡げる機会となりました。
****************
25期のみなさん。
WSDでの学びやつながりを活かして”ワークショップデザイナー”として活躍されることを、事務局一同心から応援しております。
これからがはじまりです。またお会いしましょう!
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by aogakuwsd
| 2017-08-17 11:30
【青学WSD】 逆転時間(実習)に向けてリハーサルをしました!
講座もいよいよ終盤。
来週の本番(実習)に向けてリハーサルを行いました。
先週から1週間の短い時間の中で企画を進めて、
当日2時間のワークショップを45分間に短縮して実施しました。
まずは打ち合わせ。リハーサル前に各班自分たちのプログラムを確認します!
リハーサルを意識して、動いながらのリハーサルです。
今日は、同じ受講生が子どもになりきって(?)参加者役に。
ファシリテーターがグループの活動に寄り添います。
当日と同じように、子どもの安全を考えてフォローする場面もみられます。
普段接していない受講生にとっては、未知の世界。
だからこそ、リハーサルで得られる事がたくさんあります。
実施しているグループを観察しながら、講師がライブでファシリテーションを解説します。
二回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションも学んでいきます。
実際に起きている事を素材にすると、イメージが膨らみ実践に繋がります。
リハーサルが終わった後は、実施者・参加者全員で共有の時間。
参加者が感じたことを伝えます。
最後に講師からのフィードバックも。
リハーサルで起きていた事を丁寧に解説を加えながらふりかえりました。
当日の動きの共有や、
講師からアドバイスを受けるところも。
いよいよ今週末には、小学校にて実習が行われます。
リハーサルから得た事を参考にしながら、時間を惜しむように企画を進めていく受講生のみなさん。
この講座の最大の山場が目の前に迫っています!!
参加する子ども達は、「逆転時間」を楽しみにしています。
来週の実習が楽しい時間となること、
そして皆さんがこれまでやってきたWSDが、実際の現場で意味があるんだということを再確認してもらえたら幸いです!
実習を楽しみにしております!
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by aogakuwsd
| 2017-07-07 13:11
【青学WSD】こどものワークショップの観察をしました!
2017年6月18日(Aクラス)、24日(Bクラス)、25日(Cクラス)@都内小学校
1回目の実習が終わり、講座は折り返し地点にさしかかりました。今日から、2回目の実習に向けての準備が始まります。
1回目の実習では、主にプログラムデザインを意識して取り組んでいただきましたが、2回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションについても学んでいきます。
ファシリテーションにおいて前提となるのが、「参加者をよく見る」ということ。
今、目の前にいる参加者に何が起こっているのか。
今、参加者はどういう感情なのだろうか。
など、参加者をよく見た上で、想像力を働かせることで、その場にフィットした進行をすることが可能になります。
そこで、この日の講座では、ワークショップに参加するこどもの様子を丁寧に観察し、観察した内容を共有することで、ファシリテーションの前提となる「参加者をよく見る」ということについて、深く掘り下げていきます。
観察の対象となるのは、「話して、つくって、演じてみよう!」という小学生向けのコミュニケーションワークショップ。
ファシリテーターをつとめてくださるのは、NPO法人PAVLICの皆さんたちです。
それぞれ演出家、俳優、脚本家として活動されるのと同時に、PAVLIVのメンバーとして、コミュニケーション能力の育成を目的とする演劇ワークショップを、日本全国の教育現場で年間100回以上実施されている、いわばワークショップの熟達者です。
朝、会場に子どもが一人ずつ入ってくると、ファシリテーターの方たちは「おはよう!」と声をかけつつ、「ねぇ、なんか絵を描いてみてよ!」「この絵、何の絵だと思う?」と、自然に遊びに巻き込んでいきます。
まだ、プログラムは始まっていませんが、もうこの時点でワークショップはスタートしています。
ワークショップが始まってからも、ファシリテーターの皆さんは、一人一人の名前を呼びながら、こどもたちから出てくるアイデアや表現を丁寧にひろっていきます。
特に作品発表の場面では、たんに面白かった、よかったと言うだけでなく、○○ちゃんのここがよかった。こんな風に見えて面白かった、ここをこうすると、もっと面白くなるかもよ、と創作がさらに発展するようなコメントもはさみます。
そんな大人の声がけに応えるように、こどもたちは、どんどん作品創作にのめり込んでいき、ユニークな発表作品が仕上がりました。
その様子をじっと観察する受講生。
午後は、午前中に観察したことを共有しました。
まずは、同じこどもを観察したペアで共有。
今日の観察は、受講生がペアを組み、二人で同じこどもを観察していました。
同じこどもを観察していても、情報の拾い方や、解釈の仕方が違っていることに気づきました。
また、自分にはない観察の視点をお互いに指摘しあうことで、自分の観察視点の特徴をあぶり出していきます。
ここでは、さきほどのペアの共有で明らかになった自分の見方の特徴や一緒に観察したパートナーの観察の特徴も共有し、観察視点の幅をさらに広げていきました。
午後の後半は、ワークショップを進行していたファシリテーターたちが、参加者であるこどもをどのように見取り、それによってどのような対応をしていたのか、ファシリテーションの意図を伺い、熟達したファシリテーターの見方を知る時間となりました。
ペアで参加者を観察して、お互いに観察した内容を共有する。
熟達したファシリテーターが、参加者をどのように見ていたのか話を聞く。
今日は、この2つの活動を通して、参加者をよく見るための視点が随分と随分と広がったのではないかと思います。
今回の観察で気づいたことを、実習のファシリテーションに大いに活かしていきましょう!
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by aogakuwsd
| 2017-06-26 16:27
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