青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

カテゴリ:講座のようす( 194 )




【青学WSD】身体表現WSを体験しました

2日間の基礎理論科目に続き、いよいよ「ワークショップ実践科目1」が始まりました。

「研修」→「企画」→「実施」→「振り返り」という流れで進むワークショップ実践科目1の初日にあたる研修では、クラス別に身体を使ったワークショップの体験と、リフレクションを行いました。


講師は、体奏家(たいそうか)の新井英夫さんとアシスタントの板坂記代子さんです。

新井さんは野口体操をベースにした身体ワークショップを、福祉施設・教育施設・公共ホールなどから依頼され、目的に応じて幼児や親子・若者・高齢者など幅広い方を対象に行っています。


まずは円になった受講生と太鼓やフエを使ったり、握手をしたり、言葉を発せずに挨拶をしていきます。


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ノリノリで挨拶する人、ちょっと怪訝そうな人、何が始まるんだろうとワクワクした表情の人。

人それぞれ、身体・気持ちの状態が異なる中でのスタートでした。

実はこの時、新井さんは一人ひとりの参加に対する戸惑いや反応のスピードなどを伺っていますが、そのことを受講生が知るのは午後の新井さんへの質問タイムの時。


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午前中いっぱい使って体験するワークショップでは、頭で考えるより身体を動かしてみて、自分がどう感じるかを受け止めました。




そして午後はリフレクションの時間です。

ワークショップ中の自分のテンションを可視化・言語化することで、体験したことを振り返りながら俯瞰していきます。


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相互インタビューや4人組での共有では、「なぜそう感じたの?」「それってどういうこと?」といった他者からの問いかけによって、普段意識していない自分の「当たり前」に気づいたり、他者の当たり前と自分の当たり前のズレ(違い)を認識したりしました。


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最後は新井さんへの質問タイム。

自分たちが体験したワークショップに込められたプログラムデザインのこだわりや、対象が変わった場合にどのようにプログラムを変更するのかなど、受講生からたくさんの質問がありました。

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3日間講師をしてくださった新井さん・板坂さん、ありがとうございました!


全クラスが研修を終えた翌日からは、いよいよグループに分かれてワークショップ実習に向けた企画が始まりました。

その様子はまた改めてお伝えします!


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by aogakuwsd | 2018-06-01 12:40 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】28期講座がスタートしました!


2018512日(土)から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2018年度第1期(28期)の対面講座がはじまりました。

今期も様々な分野から84名の方が受講されています。


512日 基礎理論科目1日目>

学びが盛りだくさんの初日、午前中は演出家・劇作家の平田オリザさんのWS体験でスタート。

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ワークショップの体験とともに、随所にワークショップデザインについてや、知っていてもらいたいポイントの解説をする、メタワークショップ形式で進められました

頭と体、両方を使って学びます。

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演劇的要素もふんだんに取り入れた講義とワークでしたが、演劇について学ぶのではなく、演劇という切り口を通して他者とのズレやコミュニケーションについて学んでいきました。



午後は、苅宿先生の講義。

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WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」が、「メタ認知」「無意識の意識化」等のキーワードや映像教材をを用いて解説されました。これから3ヶ月間WSDでどのように学ぶのかを受講生それぞれが考えることができたのではないでしょうか。


さらに講義だけでなく、ワークを体験することで学びを深めていきます。

今回はコミュニケーションのズレを体感する "ダイアログ4" や、4分割にしたシートを用いて自己紹介、最後は二人組になっての他己紹介をしました。

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こちらは4分割自己紹介の様子。


1日目のグラフィックレコーディングはこちら↓

今期は修了生スタッフの齋藤さん(17期生)がまとめてくれています。


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513日 基礎理論科目2日目>


2日目は苅宿先生の講義とワークが中心でした。


「ワークショップを学習としてとらえる」と題して行われた講義では、学習観や学習環境デザインに関する理論を踏まえて、ワークショップデザイナーの専門性を考えていきます。

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「できる」=行動主義学習観、「わかる」=認知的学習観、そして「分かち合う」=社会構成主義学習観の三つを紹介したあとに、ワークショップの背景理論となる「社会構成主義学習観」について特に詳しく解説がありました。



修了生にはおなじみ(?)の、「好きな色は?」のワークも。

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そしてカタルタ!即興性とコミュニケーションを味わいます。
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お昼休憩を挟んでもう一度苅宿先生の講義。

WSの必然性を考える」と題して、多元社会をどう生きるか、いまワークショップデザイナーとしてできることを考えていきました。


講義の後は、ビタハピ!

ビタハピはハッピの色の組み合わせを使って、グループを作ることができるリアルコミュニケーションツールです。


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えりや袖の色が同じ人を探します。


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探した後は、輪になってお題に沿ってトークを楽しみました。



最後はeラーニングのレポート共有。


e-learningの課題レポートで事前に提出した「WSの3つの特徴に、4つ目を加えるとしたらあなたは何にしますか?」という問い。

それぞれが考えたキーワードを他者と共有していきます。


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さらに共有する中でで出会った「いいな」と思うキーワードをポストイットに記入し、壁一面に貼り出しました!

80名を超える受講生が貼るので、たくさんのキーワードに出会うことができます。


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こちらは2日目のグラフィックレコーディング
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講義では難解なキーワードも多々出てきましたが、一度に「わかる」ことを目指すのではなく、体を動かしたり、受講生同士の対話をしたり、徐々に理解を深めていくのもWSDの学びの特徴です。


頭と体を使ってWSを学んだ2日間。受講生のみなさん、おつかれさまでした!

これから3ヶ月、受講生がどのような学びに出会っていくのか、とても楽しみです!


次回は3クラスに分かれ、体奏家・新井英夫さんのワークショップを体験します!


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by aogakuwsd | 2018-05-23 14:27 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期対面講座の最終日!

27期初回の対面講座は、お正月ムードがまだ残る1月7日(日)。
コートとマフラーが欠かせない、とても寒い日が続いていました。
あれから3ヶ月弱。
3月25日(日)、桜満開の季節となったこの日、27期の最後の対面講座でした。
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最終日のテーマは、「3ヶ月の学びを振り返る省察のワークショップをデザインする」。
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その日に作ったグループで企画・実施・省察に取り組んでいきます!
内容を知った受講生からは「ええ〜・・・」という声も聞こえてきましたが・・・
3ヶ月にわたる共通の学びでつながったメンバーで企画をしてみると、実にさまざまなワークショップが生まれていました。

グループはわけは、まだ話したことのない人や「もっと話してみたい」「一緒にワークをしてみたい」という人など、受講生のみなさんで自由に組んでいただきました。
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メンバーが決まったら、早速企画づくり。
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「なんのために振り返るのか?」
「何を振り返ることが、今の自分たちにとって最善の時間となるのか?」
集まったメンバーで目的やコンセプトから考えていきます。
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そして実施!

↓「 WSD単語帳」をつくってみる
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↓人間関係をマッピング
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↓"I have a dream!" 演説形式(!?)のワーク
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↓メンバーそれぞれのテンショングラフを可視化
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お昼休みを含めた3時間半の企画時間でしたが、実に多様なワークショップが生まれていました!
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3ヶ月を思い返してみると、グループでの企画はこれで3回目。
特に初回のグループワークは、メンバーそれぞれのバックグラウンドや考え方の違いに戸惑ったり、「どこまで言っていいの?」なんて遠慮や探り合いがあったり・・・
そんな場面も多々あったのではないかと思います。
この日の企画時間は、たった3時間半。
そしてグループも、今日結成したばかり。
ですが、どのグループも50分間の充実したワークショップを企画していました。
講座の中で「合意形成と他者理解のエクササイズ」をたっぷりと体験してこられたみなさんの成果を、思う存分発揮していただいたのではないかと思います。


実施の後は、他のグループの内容を”ぐるぐる発表会”で共有します。
みなさんが企画している最中、修了生スタッフの矢部さんを中心につくっていたグラレコ。
これを参考に、発表を聞きに行くグループを決めている受講生もたくさんいました。
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そして最後は「WSD再考」と題した苅宿先生の講義。
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「自明性への気づき」
「無意識の意識化」
「代替不可能性」
・・・
講座序盤で学んだワードも、いま改めて聴くと経験を通して理解が深まっていることに気づくのではないでしょうか。

この日をもって、120時間・3ヶ月にわたるワークショップデザイナー27期の講座は全て終了!
あ!っという間の3ヶ月でしたね。
お仕事をしながら、どんどんやってくるeラーニングの締め切り、そして一筋縄ではいかないグループでの企画。
厳しい寒さも相まって、大変な3ヶ月だった!という方も多いのではないかと思います。
その濃厚な時間で、「27期」というコミュニティも日に日に育まれていきました。

以下、受講生からの感想です!

・「まさかの3時間でWSが作れる」「共通言語があることでGWが円滑に進む」この2点が今日の大きな気づきでした。

・最終日にこんなガッツリワークがあるとは全く覚悟していなかったが、この3ヶ月でほとんど話したことのないメンバーで、たった2時間でWSを作ってしまうという今までに最大のムチャぶりが楽しみながら出来てしまった今、驚きでもあり当たり前でもあると感じていることに自分の成長を感じます。

・ここへ来て良かった。自分の特性に自信がついた。相談できる仲間と出会えた。ポジティブな場でした。

他にもたくさんのご感想をいただきました。

改めまして、27期のみなさん3ヶ月本当にお疲れ様でした!
そして、講師のみなさま、実習にご参加くださった修了生のみなさま、ご協力いただいた実習校やコーディネーターのみなさま、ありがとうございました!

今後も、本プログラムでの学びに加え、同期や修了生のつながりも生かしながら様々なフィールドでご活躍されることを、事務局一同心よりお祈りしています!


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by aogakuwsd | 2018-03-27 16:15 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】子ども向けワークショップの省察!

3月24日(土)、27期の対面講座はワークショップ実践科目2・演習3。
子ども向けワークショップの省察を、まる1日かけて行いました。

この日は久しぶりにA・B・Cクラス合同での講座!
約80名の受講生が集まった会場では、再会を喜ぶ声も聞こえてきました。
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この日の講師は、渡邊明さんです。
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さて、本日最初のプログラムは、「ファシリテーションの振り返り」。
実習当日に撮影した観察映像を用いて、自身のファシリテーションを丁寧に分析していきます。

まずはじっくり映像を見て分析する場面を選んで・・・
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「F2LOモデル」も活用しながら参加者との会話を書き出し分析します。
働きかけや声かけの意図はなんだったか?
自分のファシリテーションのフィット感はどの程度あったか?
丁寧に丁寧に見ていきます。
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「自分の映像を見るのはちょっとイヤ・・・」という声も聞こえてきますが、映像というエビデンスを用いて振り返るからこそ見えてくることもあります。

自己分析後は、実習当日に映像を撮ってくれた観察者とペアトーク。
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観察者から客観的にみると、どのようなシーンだったのか?
視点を変えて考えてみると、その働きかけには他にどんな選択肢がありえたか?
観察者と一緒にシミュレーションすることで、ファシリテーションの引き出しを増やしていきます。
WSDが大事にしている省察では、ただ「よかったね」「悪かったね」と振り返るだけではなく、次につながるように丁寧に振り返っていきます。


じっくりファシリテーションの振り返りをした後は、「ファシリテーションで最も大切にしたいことは?」という問いについて考えます。

まずはひとりで考えて・・・
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会場内を歩き回って見せ合い・・・
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グループになって共有していきました。
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この講座中に考えた内容を、修了後に実践の場を重ねた後に振り返ってみると、変化したことや変わらず大切にしている軸などが見えてくるかもしれませんね。


最後はおなじみ「GAPモニタリング」。
ワークショップをともに企画してきたメンバー間で、メッセージを贈り合います。
メッセージと言っても、グループメンバーの「良さ」に着目してその人の特質を言葉にしていきます。
そして誰について書かれたものなのかを書かず、読み上げて「当てっこ」をしていきます。
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限られた時間で、考え方やコミットできる時間なども異なるメンバーで協働しながら企画を進めてきたみなさん。

時には、辛いことや大変なこともあったのではないかと思います。

この日のこのワークで、グループは解散。

最後のワークでそれぞれメッセージを贈り合い、どのテーブルにも笑顔と熱気にあふれていました。

自分自身について「他者の視点」を借りながら振り返ったこの日。

WSDでの共通の経験や学びがあったからこそ、対話を通した学びが深まっているように思います。



そしてこの日も修了生の矢部さんが講座の様子をグラフィックレコーディングにまとめてくれました!

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以下、受講生からの感想です!


・自分を動画で見てみることで無意識なクセに気がつけました。


・実践した時間以上に振り返りの時間をとることで、何倍も何百倍も深い学びになることをWSDを通して学びました。


・グループメンバーにはそれぞれのバックボーンがあり、各々の感じ方の違いや前提条件を共有できることで多くの学びを得られる機会でした。学びほぐしってこういうことだなと思いました。



翌日は最終日です!


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by aogakuwsd | 2018-03-27 14:58 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】子ども向けワークショップの実習!

3月10•11•18日に、子ども向けワークショップの実習を行いました!
この実習では、iPadと「逆転時間」というアプリを用いて、小グループに分かれて作品づくりをしていきます。
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受講生はファシリテーターとして子どもたちの主体的な活動を支援します。
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発表会では、みんなで考えながら作った作品を上映。
どのクラスも、子どもたちの笑顔を元気いっぱいのエネルギーであふれていました!
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ワークショップの間、他時間帯に実習を行うグループがiPadを使って観察を行います。
子どもたちとのやりとりを記録したこの観察映像を素材とし、次回の講座ではファシリテーションの分析を行います。
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朝から実習に観察にと休む間もなかったみなさんですが、ワークショップ終了後は早速プログラムデザインの振り返り。
感想を述べ合うだけにとどまらず、プログラムや仕掛けの「意図」を再確認し、そこから本当の課題を見つけていきます。
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そして最後は、ワークショップをじっくり観察していた講師が、受講生の実際のファシリテーションを「F2LOモデル」を用いて解説。
実習という体験を、すぐ学びの素材として活用していきます。
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実習は、講座時間が通常より2時間長くなっています。
朝から夕方まで、子どもたちとの活動にリフレクションに・・・と濃密な1日を過ごされたみなさん。
次週は、この日の観察映像を用いて、じっくりファシリテーションの会話分析をしていきます!

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by aogakuwsd | 2018-03-20 19:11 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】子ども向けワークショップのリハーサル!

3月4日・3月11日に、ワークショップ実践科目Ⅱ演習2を実施しました。


この日の内容は、子ども向けワークショップの企画とリハーサル。
リハーサルは120分のプログラムを45分に短縮し、 翌週の実習に向けて全体を通してやってみました。
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この日の参加者は、子どもたちのかわりに他グループの受講生がつとめます。
大人相手とはいえ、実際に参加者を前にしてプログラムを進行してみると、よくできた部分とまだまだ改善が必要な部分が明確になってきます。


リハーサル中は、講師がリアルタイムでファシリテーションについて解説。
「F2LOモデル」も用いながら、参加者の反応や場の関係性や見ていきます。
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リハーサル終了後は参加者と講師からのフィードバックコメント。
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講師からは、
「ワークショップのコンセプトに『コミュニケーション力』とあるが、みなさんの考える『コミュニケーション力』って何ですか?」
「わかりづらいのでもっともっと説明をシンプルに、1年生でもわかるようにしてみてはどうか」
「掛け声や抑揚などを意識するだけでも、場にメリハリが出て雰囲気も変わる」
など企画のコンセプトや具体的なプログラムの仕掛け、そしてファシリテーションなど、あらゆる視点でのコメントをいただきました。

その後は企画タイム。
プログラムの細かなすり合わせや、ファシリテーションで大切にしたいことなど、机上での話し合いに加え、実際に逆転時間をやってみたりしながら当日に向けて話し合いを進めていきました。
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翌週はいよいよ実習当日です!

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by aogakuwsd | 2018-03-13 16:29 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】子ども向けワークショップの企画!

2月25日・3月3日に、ワークショップ実践科目Ⅱ演習1を実施しました。
前回の研修では、90分間のワークショップで参加者である小学生を観察しましたが、今回からはいよいよ2週間後の実習に向けて企画が始まります!

実践2の講師は、
濱野 英巳さん(慶応義塾大学 麗澤大学 日本女子大学 武蔵大学 非常勤講師)
宇田川 久美子さん(相模女子大学 准教授)
田島 美帆さん(青山学院大学社会情報学研究所特別研究員)
武田 信彦さん(うさぎママのパトロール教室主宰、安全インストラクター)
井上 愉可里さん(合同会社デジタルポケット デザイナー、ワークショップデザイナー)
以上のみなさんです!

まずは、グループで自己紹介。
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この日からクラスごとに分かれて新たなグループでの企画が始まります。
対面講座開始から2ヶ月ほど経ちましたが、80名近くの受講生の中にはまだ「はじめまして」の方どうしもたくさん。
多様なバックグラウンドのメンバーで合意形成をしながら企画をつくっていきます。


さて、自己紹介が終わったら、今回子どもたち向けに実施する「逆転時間」の体験。
「逆転時間」は、撮影した動画を逆再生できるツールです。
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撮影した動画を、みんなで鑑賞。
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子どもたちに実践する前に体験し、「どんなところに面白さがあるか?」を考えました。


午後からは、早速企画づくり。
今回、「逆転時間」というコンテンツそのものは決まっていますが、言い換えれば「決まっているのはコンテンツだけ」。
目的やゴールイメージ、プログラムの詳細やメンバーの役割分担など、議論を重ねていきました。

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そして、プログラムの一部分を早速リハーサルしてみます。
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ワークショップのファシリテーターや参加者などの関係性を「F2LOモデル」を用いて講師が実況中継。
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終了後は参加者役の受講生に感想を聞く時間や、講師からのフィードバックをもらう時間もありました。
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次週も引き続き企画とリハーサル。
実習に向けて、各会場にはすでにたくさんの子どもたちからの申し込みがあり、当日を楽しみにしてくれています。
企画の時間は限られていますが、27期最後の実習、様々な挑戦と学びの場となることを願っています!

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by aogakuwsd | 2018-03-06 20:14 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップ参加者の「観察」をしました

2018年2月18日、24日、25日。
青学WSD27期、全13回の対面講座も8日目。
この日からは後半戦、ワークショップ実践科目2に入り、研修を実施しました。

ワークショップ実践科目1では主にプログラムデザインを意識して実践して来ましたが、ワークショップ実践科目2では、ファシリテーションについても学んでいきます。

この日の講座では、小学校に赴き「話して、つくって、演じてみよう!」という90分間のコミュニケーションワークショップを見学しました。
ファシリテーターはNPO法人PAVLICのみなさん。
全国の教育現場などで「コミュニケーション能力向上」「防災」といったテーマで、演劇的要素を取り入れたワークショップを年間100回以上実施されています。
メンバーは、俳優や脚本家、演出家として活動されています。
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この日の講座では、まずは午前中にペアでワークショップの参加者(小学生)を観察します。
そして午後は、観察したことをペアで話をして共有。
それにより、どのような点に着眼して観察したかという「自分の見方の特徴」に気づいたり、自分にはなかった視点を知るということを行いました。
さらにグループになって「視点」の共有をして、さらに幅を広げていきます。

ひとりの参加者を90分間観察し続けるのは、普段なかなか経験できないことですが、この回の講座ではあえてそれを行います。
今後のファシリテーションに備えて、参加者から表出している体の動きや会話内容などを見取り、より場や人にフィットした働きかけをすることに役立てるためです。


「迎え入れの段階からワークショップは始まっています」と、午後の講座でファシリテーターからコメントがあったのですが、実際に参加者を迎え入れる部屋の準備や、入ってきた時の声がけなどにもファシリテーターは注意を払っていました。
子どもたちと個別にお話をしたり、ホワイトボードに絵を描いてみたり。
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この「迎え入れ」の時間で、ファシリテーターはだんだん増えていく参加者をよく観察していました。
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開始の時間が来てスタートすると、まずはファシリテーターの自己紹介。
続いてウォーミングアップを行います。
「ウォーミングアップの内容は、(室温や広さ、明るさなど)会場の状況や参加者の状況によって当初の予定から変更することもあります」と、事後にファシリテーターから説明がありました。
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ウォーミングアップが終わると、参加者たちは5人ほどの小グループに分かれて創作活動を行いました。
受講生はその周りから参加者を観察し、体の動き、発言などの記録を丁寧にとり、午後の学びの素材にします。
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創作タイムが終わると、中間発表。
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それぞれのグループの発表が終わると、ファシリテーターは「こういうところが良かった」「〇〇ちゃんがやっていることが、△△に見えたね」「途中でやってたことは、どういうことを表していたの?」など、良かった点や、次の創作につながるような具体的なコメントをしていきました。

それを受けてもう一度グループワークを行い、作品を発表します。
観ていたグループのメンバーからも感想などが出てきます。
最後に今日のワークショップの感想や気づいたことなどをグループで話をしてもらい、終了しました。




ワークショップは午前中に終了しましたが、受講生の学びはまだまだ午後も続きます。

まず、同じ子どもを観察していたペアと共有を行います。
同じ参加者を見ていても、どの部分に注目しているかによって、見取ったことや、そこから想像した内容が違うということも多々あります。
あえて同じ子どもを受講生2人で観察することにより、自分の観察の特徴や、自分になかった視点などをお互いに気づくことができたようです。
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その後は、小グループでの共有。
ここでは、人数を増やして共有することで、「観察の視点」をさらに広げていきます。
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午後の後半は、ファシリテーターに話を聞く時間。
まずはそれぞれのグループ活動についていたグループファシリテーターからのお話を聞きます。
参加者をどのように見取り、ワークショップの目的に沿うようにどうファシリテーションをしていたのか・・・など、話はつきません。

例えば・・・
グループの輪から少しだけはみ出ていると「参加度が低い」と見とることもできそうですが、あるファシリテーターは
「あの場面で体ごとよそを向いていたら、声をかけたかもしれないですが・・・
 距離は少し離れていたけれど体はこちらに向いていて、話は聞いていたんです。」
と話してくれました。
一見参加度が低そうに見えても、実はその子なりにじっくり楽しんで参加している場合もある、ということですね。
参加者の身体や表情から見とれる事実を、視点を増やしてなるべくたくさんキャッチできるようになると、多くの情報を得られて場にフィットしたファシリテーションができるようになるのではないかと思います。

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最後に、メインファシリテーターを含めた4名の講師のお話。
ワークショップの最中に起きていたこと、ファシリテーションを複数人のグループで行うことの有益性などについてお話を聞きました。
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これから受講生の皆さんは新しいグループでワークショップを企画し、実習へと進みます。
この日に得たことを、実践の中で活かしていただけるのではないかと思います!


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by aogakuwsd | 2018-03-04 19:20 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期 大人向けワークショップの省察!

2月17日(土)、青学WSD27期のみなさんは、相模原キャンパスにて大人向けワークショップの振り返りを行いました。

まずは、苅宿先生の講義から。
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事前に予見をしておく「マッチング」、実施中のワークショップと参加者との「フィット感」。
固定化した「当たり前」=「無意識」を「意識化」すること、そしてそれが「気づきのデザイン」であり、今回のワークショップのテーマだった「学びほぐし」につながること。
・・・などなど、1月初旬の基礎理論科目以来、ワークショップの体験・企画・実施と駆け抜けてきたこのタイミングで改めて聞く講義は、様々な気づきがあったのではないでしょうか。
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さて、講義の後は、実施したワークショップの振り返りです。
この日の講師は、引き続き内山厳さんです。
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前週、参加者の感想を素材にして「プログラムデザインの本当の問題」を特定したみなさん。
この週はその「本当の問題」から、それを解決するための具体的なアイディアを出し、改めてプログラムデザインを練り直しました。
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グループで話し合って・・・

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手作りの企画書に落とし込みます。
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WSDでは、「省察」を大切にしています。
ワークショップの場作りは、どの場でも通用する正解があるのではなく、その場その場の状況に依存しています。
講座内では知識を積み上げていく従来型の学習スタイルだけではなく、実践したことから学び続ける「省察によるスパイラルな学習モデル」を通して、経験の質つまり「実践知」を得て、次の場作りに向けて「類推の質」を高めていくというプロセスを体感します。



グループワークの後は、個人で考える時間。
「ワークショップのプログラムデザインで大切にしたいこと」を一人ひとり考え、マグネットテーブル方式で受講生どうしの共有を行いました。
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「参加者の心に火をつけること」
「没入に向けたつながり」
「自分がわくわくすること」
「正解を設けない」
・・・など、様々なキーワードで対話を深めていきました。


ここまでは、ワークショップのプログラムデザインについての振り返りですが、それだけでは終わりません。
ワークショップでワークショップを学ぶWSDでは、企画自体も多様なメンバーとの協働的な活動のなかで進めていきます。
そのグループワークそのものについても、「GAPモニタリング」という手法を用いて振り返りをしていきました。
グループメンバーの良さに着目し、特質を見抜いて「ギフトメッセージ」を贈り合い、自分自身を振り返った「セルフモニタリング」結果とのGAPを分析していくこのワーク。
他者の視点を借りながら、グループワークにおける自分自身を振り返ることができます。
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ゲーム感覚で自分宛てのメッセージを当て合うこのワークは、随所で笑い声や驚きの声、納得のため息などなどがみられました。


この日はCクラス担任の大松さんがグラフィックレコーディング担当。
ちなみに講座内でつくるグラレコは、毎回講座後に壁に貼りだし、また後日受講生へデータで提供しています。
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本日の感想は・・・

「苅宿先生の講義で、点と点に線がかかっていく感覚を持ちました」
「ワークショップを通じてワークショップを学ぶことを体感できました」
「他者とのやりとりを通して、学べることや得られる気づきは多いと感じた」

などなど、たくさんいただきました。

実践Ⅰのグループはこの日で解散し、実践Ⅱではクラスごとに新たにグループを作って活動が始まります!

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by aogakuwsd | 2018-02-27 11:32 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期1回目の実習が終了しました!

2月11日(日)、27期ワークショップ実践科目Ⅰの実習を行いました!
2週間かけて、大人向けのワークショップを企画してきた27期のみなさん。
バックグラウンドが異なる5−6名のグループに分かれて合意形成を進めてきて、いよいよ本番。

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今回のテーマは「学びほぐし」。
そこからコンセプトをやゴールイメージを考えていき、さまざまなプログラムが生まれました!



実習直後には、参加者からのフィードバックタイム。
「楽しかった・夢中になれたこと」
「やりづらかった・違和感を感じたこと」
をふせんに記入し、実施者と共有していきます。
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その後は講師からのフィードバックタイム。

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講師の皆さんは、前週から各グループについて、相談会やリハーサルを担当していただきました。
優しく、時に厳しく。
グループひとつひとつのプログラムデザインについてフィードバックをいただきました。



そしてその後は早速リフレクション。
参加者からもらった感想を素材に、プログラムデザインについて振り返っていきます。
このリフレクションでは、実施したプログラムをさらにブラッシュアップしていくのですが、すぐに「改善策」を考え始めるのではなく、「本当の問題」を見つけ出すことからはじめます。

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参加者からは様々な感想をいただきましたが、「そもそもプログラムデザインの意図はなんだったのか?」を再確認し、その意図と参加者からもらった感想とを照らし合わせて「本当の問題はなんだったのか?」を考えていきました。

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翌週の相模原キャンパスでの省察では、この日に探った「本当の問題」をもとに、具体的な改善策を考えていきます。


最後に、講師からのメッセージ。


「みなさんそれぞれに、自分の『軸』ができてきているのでは。
 軸を持って、確信を持ってこのデザインにした、と言えるようなワークショップデザイナーになって欲しい。」

「ワークショップは『楽しくあるべき』だと思う。
 楽しいことは長期記憶に残りやすいし、楽しい時ほど人は自分の癖を出しやすい。
 夢中になる経験を通して、自分の『自明性』に気づく。」

「白熱したグループワークでの議論プロセスも大事。
 普段の仕事とは違う議論の場で、自分の癖なども知ることができたのでは。」

など、ワークショップデザインのみならず、多様なメンバーでワークショップを作り上げたその過程についてもメッセージをいただきました。


参加者からも、

「講師からのコメント、修了生・同期からのフィードバックはとても気づきが多かった」

「リフレクションの大切さ、協働の大切さ、自分の強み・弱点、他者の才能・・・
 非常に多くのことを気づける実習でした。」

などのご感想をいただきました。

翌週は、相模原キャンパスでの省察。
1日かけてプログラムデザインについて振り返ります!

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by aogakuwsd | 2018-02-20 17:45 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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