青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

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【青学WSD】28期 大人向けワークショップの省察!

6月16日(土)、青学WSD28期のみなさんは、相模原キャンパスにて大人向けワークショップの振り返りを行いました。


まずは、苅宿先生の講義から。


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WSデザインを振り返る際に重要となる視点についてお話がありました。

基礎理論でも苅宿先生は「知ってからやるとやってから知る」というお話をしていましたが、実習で様々な経験をしてきた受講生の皆さんは、今回より納得することができたのではないでしょうか。

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さて、講義の後は、実施したワークショップの振り返りです。

この日の講師は、渡邊明さんです。


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先週の実習後は、参加者の感想を基に「プログラムデザインの本当の問題とはなにか?」を導き出しました。

今回はその「本当の問題」から、それを解決するための具体的なアイディアを出し、改めてプログラムデザインを練り直します


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グループで話し合って…


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手作りの企画書に落とし込みます。
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仲良く写真撮影するグループも!

WSDでは、「省察」を大切にしています。
ワークショップの場作りには、いつ、どんな時でも使えるような正解はありません。ワークショップは、その場の状況によって移り変わっていくからです。

WSDの講座では、知識を積み上げていく従来の知識伝達型の学習スタイルだけではなく、実践して得た経験から学び続ける「螺旋的な学習スタイル」を通して、ワークショップの「実践知」を次の場作りに生かしていくというプロセスを体感していきます。
その中で、一人一人がワークショップの状況的な場作りに適応できるような思考や手段を、考え深めていきます。


グループワークの後は、個人で考える時間。
「ワークショップのプログラムデザインで大切にしたいこと」を一人ひとり考え、マグネットテーブル方式で受講生同士の共有を行いました。
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「プログラムのつながり」
「明確な意図」
「遊び」
「愛」
・・・など、様々なキーワードで対話を深めていきました。


ここまでは、ワークショップのプログラムデザインについての振り返りをしました。
が、それだけでは終わりません。

ワークショップをワークショップで学ぶWSDでは、企画自体も多様なメンバーと協働して進めていきます。
企画考案から実施までのグループ内の話し合い活動(グループワーク)についても、「GAPモニタリング」という手法を用いて振り返りをしていきました。

これは、最初にこれまで共にしてきたグループメンバーの良さに着目し、その人の特質を見抜いて「ギフトメッセージ」を贈り合います。次に、その他者からもらったメッセージと自分自身を振り返った「セルフモニタリング」結果とのGAPを分析していくというワークです。
他者の視点を借りながら、グループワークにおける自分自身を振り返ることができます。

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どれが自分へのメッセージかを考えて、

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ゲーム感覚で自分宛てのメッセージを当て合うこのワークは、随所で笑い声や驚きの声、納得のため息などなどがみられました。

この日も修了生スタッフの齋藤さんがグラフィックレコーディングを仕上げてくれました!
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実践Ⅰのグループはこの日で解散し、実践Ⅱではクラスごとに新たにグループを作って活動が始まります!
怒涛の前半戦お疲れ様でした!後半戦も頑張っていきましょう!!














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by aogakuwsd | 2018-06-20 13:00 | Comments(0)

【青学WSD】28期 1回目の実習が終了しました!

6月10日()28期ワークショップ実践科目の実習を行いました!


2週間かけて、大人向けのワークショップを企画してきた28期のみなさん。

バックグラウンドが異なる56名のグループに分かれて合意形成を進めてきて、いよいよ本番。

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今回のテーマは「学びほぐし」。

そこからコンセプトやゴールイメージを考えていき、さまざまなプログラムが生まれました!



実習直後には、参加者からのフィードバックタイム。

「楽しかった・夢中になれたこと」

「やりづらかった・違和感を感じたこと」

をふせんに記入し、実施者と共有していきます。


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その後は講師からのフィードバックタイム。


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講師の皆さんは、前週から各グループについて、相談会やリハーサルを担当していただきました。

時に優しく、時に厳しく。グループひとつひとつのプログラムデザインについてフィードバックをいただきました。



最後はリフレクション。

参加者からもらった感想を基に、各グループが自分たちのWSのプログラムデザインについて振り返っていきます。

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リフレクションでは、参加者からもらった感想を基に、自分たちが実施したプログラムをさらにブラッシュアップしていくのですが、すぐに改善策を考え始めるのではなく、 「メインワークはコンセプトに見合ったものだったのか。」「そもそもプログラムデザインの意図とはなんだったのか」など、“本当の問題”を見つけ出していきました。


翌週の相模原キャンパスでの省察では、この日に探った「本当の問題」をもとに、具体的な改善策を考えていきます。




最後に、講師からのメッセージ。


「楽しむって大事。自分たちが伝えたいことがあると、つい参加者の楽しさを忘れてしまうことがある。参加者が楽しいと思わないとそのWSに意味はない。自分たちの楽しさと参加者の楽しさの両立を目指してください。」


WSの時間は誰のためにあるか?それは参加者の為にあると思います。実施者の都合で時間を進めていないか、そこを注意して、たとえばプログラムデザインの余白を作るなど、フレキシブルにプログラムを作ることも必要。計画通りにいかない時に余裕のあるプログラムをやっていると、柔軟に対応できる。時間の使い方を考えてください。」


など、今後受講生がワークショップする時にも糧になるメッセージをいただきました。



翌週は、相模原キャンパスでの省察。

1日かけてプログラムデザインについて振り返ります!


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by aogakuwsd | 2018-06-12 18:11 | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの企画・リハーサルを行いました!

63日(日)、実習に向けて大人向けワークショップの企画・リハーサルを実施しました!


この日は、グループ内で企画を話し合い、希望グループは講師への相談タイムを経て、リハーサルを「やってみる」ことからそれぞれのWSをプラン変更したり、ブラッシュアップしたりしました。

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今回の講師陣は、企業研修や教育機関でのコミュニケーション教育など、

様々な現場でワークショップを実践されている方々です。

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鵜川洋明さん(ミラクカンパニー代表取締役)

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内山厳さん(青山学院大学客員准教授/G offece代表) 

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小島潤子さん(ワークショップデザイナー/コミュニケーションコンサルタント)

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田野邦彦さん(演出家/ワークショップデザイナー)

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林成彦さん(演出家/ワークショップデザイナー)



希望グループは講師への相談タイムがあります。

コンセプトや内容、企画づくりでの悩みやモヤモヤなどを講師に相談。

各グループのワークショップをより良くしていくためのヒントをもらいます。

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そして、リハーサル!

他グループの受講生に参加者となってもらい、ワークショップ開始時の迎え入れから終わりまで、通してやってみます。


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体を使ったり、楽器が登場したり、さまざまなワークショップが生まれ、それを試してみました。

リハーサルの後は、参加者からのフィードバックタイムを設け、やってみた率直な感想や気づきを共有し、企画のブラッシュアップにつなげます。

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そして講師からの愛あるフィードバックです。

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「参加者にブレーキをかけるようなプログラムデザインにになってしまっていないか。」


「自分たちがねらっているところまで行きつけるか、時間のバランスを意識してみてほしい。」


「指示と自由のバランスを考える。指示が多いと「やらされ感」が出る。反対に少なすぎると狙い通りにいかないことも。」


など、実践的なフィードバックをたくさんいただきました。

リハーサルをやってみて、また参加者や講師からのフィードバックを受けて、更に企画を詰めていきます。

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大事にしたいところやブラッシュアップが必要なところが明確になったグループや、中には更にモヤモヤという名の「学びのタネ」を見つけたグループもあったように見受けました。



講座の最後に、講師のみなさんから改めて次に向けてのメッセージをいただきました。

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「今、いろんなトライをしていると思うので試行錯誤してほしいが、意味のあるトライ、意味のある試行錯誤をしてほしい」


「楽しむということを恐れないでください。参加者に楽しんでもらうのはもちろんですが、実施者も役割は立場が違うだけで、その場に関り、何かを一緒に発見する人として、楽しんでもらいたい。」


「ゴールイメージをしっかりと持つこと。本当にこのWSを受けたらゴールの方に行けるのか。このWSに参加することでこのゴールにたどり着けるのかを考えてほしい。」


などなど、たくさんのご感想をいただきました。


来週はいよいよ実習です。

この日のリハーサルを踏まえ、どのようなワークショップになるのか楽しみです。が、それまでにグループごとに皆であって相談したり、オンラインで話し合ったりする計画の声が講座終了後に聞こえました。奮闘は続きそうです。


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by aogakuwsd | 2018-06-12 18:02 | Comments(0)

【青学WSD】28期ワークショップの企画がスタートしました!

527日(日)は「ワークショップ実践科目1・演習1」の対面講座でした。

この日から、受講生はクラス混合で15グループに分かれ、ワークショップの企画をしていきます。


まずは、グループに分かれて自己紹介タイム。


今回のグループ編成は、バックグラウンドがなるべく多様なメンバーとなるよう丁寧に設計しています。

対面講座も4回目を迎えましたが、約80名の受講生の中にはまだまだ話したことのない人もたくさん。

今回の自己紹介タイムにも「はじめまして」が聞こえてきました。


このメンバーでこれから1ヶ月、ワークショップの体験・企画・実施・省察をしていきます!


自己紹介の後は、本日の講師・内山厳さん(青山学院大学客員准教授・G office代表)のワークショップを体験しました。



内山さんは、演劇経験をベースに、企業研修などで活躍されています。


まずはウォーミングアップ。

拍手を回したり、

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ランダムに歩きながら何かを指差したりして、受講生は徐々にほぐれていきました。

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ウォーミングアップ後は、ワークのメイン、SLAP(ビンタ)の練習!

こちらは豪快な平手打ちの様子!(注:演技です)

その後は、グループに分かれてミニストーリーをつくります。

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演技の練習をした後は皆の前で上演!様々なSLAP劇で、大盛況でした。



午後は、講師の渡邊明さんと一緒に、午前中の内山さんのワークショップに組み込まれた「仕掛け」について考えていきます。

まさに、「ワークショップをワークショップで学ぶ」時間です。

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「どんな仕掛けがあったのか?」「その意図は?」など、まずは自分たちで考えていきます。

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最初は個人で、次はグループで共有します。


その後は、このワークショップをデザインをした内山さん本人による解説もあり、丁寧に設計されたプログラムの「仕掛け」「意図」について、質疑応答を交えながら学んでいきました。


頭と身体でワークショップを学んだ後は、いよいよグループに分かれて実習に向けたワークショップの企画づくりです。

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610日の実習まで、約2週間。

「目的は?」

「コンセプトは?」

「具体的な活動内容は?」


短い時間で、また多様なメンバーで合意形成をしていきます。

苅宿先生の言葉を借りれば、ワークショップは「他者理解と合意形成のエクササイズ」。

まさに、企画づくりのプロセスでそれを体験していきます。


こちらは修了生スタッフの齋藤さん作、今回のグラフィックレコーディングです。

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次回は、企画したワークショップのリハーサル。

どんなワークショップが生まれるのでしょうか?


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by aogakuwsd | 2018-06-06 15:47 | Comments(0)

【青学WSD】25期最終日の講座が終わりました!

2017年7月30日(日)
25期の講座が、最終日を迎えました。

最終日は、3ヶ月の講座を振り返ります。
グループに分かれて3ヶ月を振り返るワークショップを作ることを通して、WSDでの学びを自分なりに思い出し、意味づけ、振り返りました。

グループに分かれて、50分のワークをつくります。
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何を振り返ることが、3ヶ月の学びの振り返りになるのか・・・
グループで話し合いながら、ワークの焦点を絞ります。
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ワークショップをつくるために、過去の記録を振り返ったり…

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ワークショップを企画したら、さっそく実際にやってみます。
今回は、遊び心満載なワークをつくったグループが多かったのが印象的でした。

↓ワークショップデザイナー人生ス語録!すごろくでとまった日のことを振り返りました↓
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↓これから自分がワークショップデザイナーとして目指す未来を絵にしました↓

3ヶ月の講座では、2回ワークショップを企画します。
初めはグループで企画することへの戸惑いや、グループメンバーとの距離感、話し合いの進め方などよく分からない状態でしたが、回数を重ねるごとに話し合いのやり方にも慣れてきていると感じました。
受講生同士でオープンに話せる関係性がつくられており、グループでワークを作り上げるための建設的な話し合いがなされていました。
苅宿先生はワークショップを「合意形成と他者理解のエクササイズ」と定義していますが、この3ヶ月を通して受講生がまさにワークショップを行ってきたのかなと思いました。

そのあとは”ぐるぐる発表会”。各グループがどんなことをやっていたのかを共有しました。
発表当番の人は自分のグループの内容を発表し、残りの人は他のプループの発表を回りながら聞きに行きます。
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そして最後は苅宿先生の講義。
これまでのキーワードをおさらいしたり、これからワークショップデザイナーになる25期のみなさんに向けたメッセージが伝えられました。
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長いようで短かった3ヶ月、120時間のプログラムが終了しました。
25期生のみなさん、eラーニングと対面講座おつかれさまでした。

以下、受講生の感想の抜粋です****************

・この3ヶ月間、学ぶことはおもしろいと感じたと同時に、「学ぶことは嬉しい」と思い続けた日々でした。これからも学ぶことを続けたいなと思いました。

・根源的な問いかけの大切さを知った

・講座が終わるのは寂しいですがこれからがスタートだと思って、様々な場面で活かしていきたいと思います。

・”楽苦しい”を実感した3ヶ月でした!

・様々な視点があるということが分かっただけでも。自分の考えの幅を拡げる機会となりました。

****************

25期のみなさん。
WSDでの学びやつながりを活かして”ワークショップデザイナー”として活躍されることを、事務局一同心から応援しております。
これからがはじまりです。またお会いしましょう!

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by aogakuwsd | 2017-08-17 11:30 | Comments(0)

【青学WSD】 逆転時間(実習)に向けてリハーサルをしました!

講座もいよいよ終盤。

来週の本番(実習)に向けてリハーサルを行いました。



先週から1週間の短い時間の中で企画を進めて、

当日2時間のワークショップを45分間に短縮して実施しました。


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まずは打ち合わせ。リハーサル前に各班自分たちのプログラムを確認します!

リハーサルを意識して、動いながらのリハーサルです。

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いざリハーサル本番!

今日は、同じ受講生が子どもになりきって(?)参加者役に。



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ファシリテーターがグループの活動に寄り添います。
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当日と同じように、子どもの安全を考えてフォローする場面もみられます。

普段接していない受講生にとっては、未知の世界。

だからこそ、リハーサルで得られる事がたくさんあります。




ワーク中には講師によるライブ解説が!

実施しているグループを観察しながら、講師がライブでファシリテーションを解説します。

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二回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションも学んでいきます。

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実際に起きている事を素材にすると、イメージが膨らみ実践に繋がります。

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リハーサルが終わった後は、実施者・参加者全員で共有の時間。


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参加者が感じたことを伝えます。
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最後に講師からのフィードバックも。

リハーサルで起きていた事を丁寧に解説を加えながらふりかえりました。


リハーサル後には各グループ自由に振り返りの時間。
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当日の動きの共有や、
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講師からアドバイスを受けるところも。



いよいよ今週末には、小学校にて実習が行われます。

リハーサルから得た事を参考にしながら、時間を惜しむように企画を進めていく受講生のみなさん。


この講座の最大の山場が目の前に迫っています!!


参加する子ども達は、「逆転時間」を楽しみにしています。

来週の実習が楽しい時間となること、

そして皆さんがこれまでやってきたWSDが、実際の現場で意味があるんだということを再確認してもらえたら幸いです!


実習を楽しみにしております!



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by aogakuwsd | 2017-07-07 13:11 | Comments(0)

【青学WSD】苅宿講義!

21期の講座も、ついに後半戦がスタートしました。

2回目の実習の企画初日には、久しぶりに苅宿先生が登場。
講座の半ばにさしかかった今、改めて、ワークショップデザイナーとは何なのかを問い直し、ワークショップデザイナーの専門性についてお話ししていただきました。
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「ワークショップデザイナーはコミュニケーションの場づくりの専門家です。
ここで体験したことを、自分のフィールドにカスタマイズしていくことが大切です。
体験したことの中にどういう面白さがあるかを見抜いていく力。仮説を立てる力が必要です。
でも、これは一人ではなかなか難しい。他の人と話していくことで、初めて確かめていけることなんです。
そのために安心できるコミュニティが必要で、つまりそれがここなんです。
皆さんが持っているフィールド・場所(ローカル)・期間(テンポラリー)が限定的だから、学習した時に自分ごとに置き換えて考えることができる。その場にフィットしたワークショップデザインが必要なんです。」


「ワークショップデザイナー育成プログラム」という共通体験を持ち、他者とのつながりに、ある可能性と困難さを感じている人たちだから、話が通じ合えるヒューマンネットワークが自然に形成されている(=knoutworking)
この講座が社会的な立場が違う人・フィールドが違う人がいても成り立つのは、この機能があるからなんです。」


さらに、ワークショップデザイナーの専門性の話から、評価の話にもつながり、ワークショップデザイナー育成プログラム独自の自己評価シートが紹介されました。


「プロになるためには、自分の特性を伝えないといけない。私は何でもできます、というのは、何にもできないのと同じ。この範囲の中で、私はここが抜群に出来ます、というところがあるのがプロなんです。そしてこれで食べていくには、特質が必要です。
その特質を意識する、省察するために、ワークショップデザイナー育成プログラムでは、独自の評価シートを作成しました。このシートで自己評価をすることで、エビデンスに基づいたワークショップデザイナーの価値付けができます。
評価は優劣を決め、序列を作るものですが、私たちはそれをやりません。○か×かで決まるものではないんです。
自分の評価を書き換えていくのは難しいことです。なぜならコンプレックスだから。
でも、自分の評価は書き換えができるんです。そのことをわかってもらうための「自己評価シート」がこれなんです。」
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講座が始まると、実習の企画やeラーニングの課題があり、それをこなすことが、自然と当たり前になってしまいますが、当たり前になることは、考えなくなることだ」と苅宿先生は言います。

講座の後半戦にさしかかった今、改めて、「自分はこの講座でなぜ学んでいるんだっけ?」と、自分に問い直すことで、「無意識を意識化」することを思い出せた気がします。

苅宿先生、ありがとうございました!
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by aogakuwsd | 2016-03-05 17:00 | Comments(0)

【青学WSD】実習の振り返り!

2015年11月21日(土)

実習の次の回の対面講座では、丸一日かけて、逆転時間の実習を振り返りました。

振り返りは、2パートに分かれていて、午前中は、自分のファシリテーションを分析的に見るリフレクション。午後は、協働的な活動の中での「私」をふりかえるリフレクションです。

まずは、自分のファシリテーションを分析的に見るリフレクション。

今回の逆転時間の実習では、自分がファシリテートしている様子を、他の受講生にビデオ撮影してもらっていました。
今日は、そのビデオ映像を見ながら、ファシリテーターとしての自分の働きかけの詳細を丁寧に見ていきました。
丁寧に見ていくのにあたっては、こどもたちへの声かけを拾って声かけの種類を出す、自分の立ち位置の変化を追うなど、自分はどこに着目するのかをまずは設定し、見えてきたこと、気づいたことを、映像というエビデンスを使って、他者に説明できるようにしました。
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あのとき、自分はこうしてたつもりだった!と思っていても、実際に映像を見ると、自分が意識していたこととのズレも見えてきます。
自分が映像を見て気づいたことを、当日、映像を撮ってくれていた観察者に説明することで、観察者からはどう見えていたのか、というフィードバックも受けました。
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午後は、協働的な活動の中での「私」をふりかえるリフレクション。

具体的には、1回目の大人向け実習が終了した後に撮影していた、「2回目の実習を終えた自分に対するビデオレター」を再度見返し、2回目の実習では、「こうあろう」と意識していた自分と、同じ実習グループの仲間から、自分がどう見えていたのかの差分を見る、ということを試みました。

まずは、自分自身が、今回の実習のグループワークに取り組むのにあたって、自分が意識していたことを書き出す「モニタリングカード」を作成。

次に、同じ実習グループの自分以外のメンバー一人一人に送る持ち味カードを作成した後、グループ内で持ち味カードを共有。
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その後は、個人でふりかえる時間をつくり、自分が書いてモニタリングカードと、他者が書いてくれた持ち味カードの差分を見ていきました。

ワークショップをしている自分を映像で確認したり、自分がどう見えているのかを考えることは、きついなと感じることかもしれませんが、自分を俯瞰的に捉えることは、協働的な場づくりをするワークショップデザイナーにとって必要な力量だと考えています。

この振り返りで得られた気づきを、今後、自分で場づくりをしていくときに、どこかで意識していってほしいと思います。
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by aogakuwsd | 2015-11-28 16:31 | Comments(0)

【青学WSD】19期子ども向けWSの企画に入りました!

ただいま、19期は小学生向けワークショップの企画準備を進めています。
今回受講生が実施するのは「逆転時間ワークショップ」。
逆転時間というアプリで撮影した動画を逆再生して楽しむメディアワークショップです。

▶︎逆転時間
https://itunes.apple.com/jp/app/ni-zhuan-shi-jian/id535415279?mt=8

実は、この「逆転時間」アプリは、苅宿研究室で開発されたもの。
このアプリを使って、子どもたちがグループで映像作品をつくるワークショップを、企画します。

この逆転時間はどんなことができるのか、何が楽しいのか、を大人がわかっていないと!ということで、まずは受講生が逆転時間の作品づくりを体験してみます。

まずは、「じゃんけん」を逆転時間でやってみます。
逆再生だけど自然に見えるじゃんけんはかなり難しい!
じゃんけんの動きは普段無意識にしているんですね。無意識の意識化!はなかなか難しい。そして楽しい!
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ゴミを散らかしているところをぎゃく再生すると・・・片付けてる?
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つくった作品はみんなで見てみる。
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身体をつかって!
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外に出ても撮ってみる。
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手術を逆転時間で。
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逆転時間の体験を通して、大人も思わず夢中になる。自分たち自身が、まず楽しむことが大切なんです。

体験後は、「逆転時間ならではの面白さ」についてグループで分析します。
ワークショップの実施者が、コンテンツの魅力をよく知ることはとても重要です。
分析結果は壁に貼り出し他のグループとも共有します。
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午後は、さっそく導入部分のリハーサル。
リハーサルでは、ワークショップを実施するだけでなく、参加者役となり参加してみての感想を実施グループに伝えたり、観察役となって、ワークショップ中のファシリテーターの動きについて講師の実況中継を聞きながら観察したりします。
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リハーサル後は、講師からのフィードバックもあります。
ワークショップデザイナーとして大切にしてもらいたいことも、伝えられました。

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そして、リハーサル後も企画は続き、次回の通しリハーサルを経て、次の次がいよいよ本番です!

子ども向けワークショップということで、大人とは違う難しさがあると思いますが、子どもと一緒に思い切り楽しんで作品作りをしていただければと思います!


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by aogakuwsd | 2015-07-04 17:48 | Comments(0)

【青学WSD】19期対面補講を行いました

本日(平日)19:00〜21:30まで、19期1回目の対面補講を行いました。
ワークショップデザイナー育成プログラムでは、講座をお休みされる方のため、対面補講を用意しています。

参加者には、事前に課題図書として、佐伯胖先生の「わかるということの意味」という本を読み、レポートを書いてきてもらいます。ポイントとなるキーワードを挙げて自分の経験と結びつけレポートを書く、いう内容です。
今日の補講は、書いてきたレポートをもとに、理解を深めていく2時間半です。

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まずはグループに分かれ、レポートを共有していきます。
自身が挙げたキーワードと具体例をグループ内で共有することで、理解を深めていきます。

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ワークショップデザイナーはこれでは終わりません。
次のお題はこちら!

「共有したいキーワードを1つ選び、解説してください!」

1時間で、10分間の「キーワード解説ミニ講座」を考え、ワークを交え発表します。
発表はツールを使ってもOK。ということで、事務局で用意したツールは以下。

【ツール紹介】
・レゴ
 近年、企業研修等でも活用が注目されているツールです。
・アートカード:http://www.nmao.go.jp/study/art_card.html
 様々な美術館の作品が、カードになっています。コミュニケーションのツールとして、使い方は様々。使用例の冊子付きです。
・カタルタ:http://www.kataruta.com
 それぞれ異なる接続詞が書かれているカードセットです。対話や思考をゲーム化したりできます。

その他には、講座で使用している、付箋紙、ペン、模造紙、A4用紙など。

各グループの「キーワード解説ミニ講座」のスタート!

ーーーーーー

1グループ目は、レゴを使います。
個人で組み立てたレゴを、他の人のレゴと組み合わせて、お話を作っていきます。

このグループのキーワードは、「自己原因性感覚」と「双原因性感覚」。
自分の世界を作ることで他者に影響を与えていく。それを他者と合わせることで、世界を作っていくことを実体感するワーク。短い時間の発表ですが、2つのキーワードで欲張りました!とのこと。笑

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2グループ目は、アートカードを使います!グループワークです。

アートカードをグループに1枚配布。
まずは個人で配られたアートカードから、連想するセリフを書き出します。
そして、個人のセリフと他の人とセリフを合わせて、タイトル付け!
各々考えるセリフが異なり、絵に感情を持つ受講生も。他の人の違った感覚に、面白い!の声。
1グループ目の発表に繋げて考えるグループも!?どういうタイトルになるか、ワクワク。

そのタイトルを各グループ発表します。発表方法もグループにより、様々。
それぞれのセリフを組み合わせて、ひとつのストーリーを作るグループも。うまく繋がるものですね!

このグループのキーワードは「真実性の希求」。
真実というのは、人それぞれ違う。アートカードに描かれている絵のタイトルは、自分が思っている真実と異なるかもしれませんが、それぞれの真実を大切に持ち帰ってください!という内容でした。

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3グループ目は、レゴを使います。
(なんとメンバー全員がメガネをかけたグループ!)

まずは個人でレゴ作り。作業中は人と話してはいけません。
作ったレゴを、無言で隣の人に渡します。渡された人は、そのレゴに追加していき、また隣の人へ、、を繰り返します。
グループ全員に回ったら、なぜそれを組み立てたか、理由を話します。

何から何になったか、各グループ発表。

ここのグループのキーワードも1グループ目と同じ、「双原因性感覚」。
自分と他者のアイディアで、ひとつのものが出来上がるという気づき。即興でも意外とストーリーができるんですね。

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4グループ目は、少し大所帯のグループワーク。アートカードを使います。

1枚の絵を見て、感じたセリフを、吹き出しが書かれた付箋紙に書き出す。こちらのグループもまずは、個人作業。それから、みんな前に出て、黒板に貼られた該当の絵の横に、書いたセリフを言いながら次々付箋紙を貼っていきます。

先日、「演劇風ワークショップ」を企画し実施した19期。演劇っぽい雰囲気!さすがです。

このグループも、「自己原因性感覚」と「双原因性感覚」がキーワード。
セリフを個人で考えることは、自分が何かの原因になりたいという感覚。でもひとつのセリフだけではストーリーにならない。みんなのセリフを持ち寄って、ひとつのストーリーが出来上がる感覚を味わってもらえればとのこと。

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5グループ目も、アートカードを使います。3人1グループを組みます。
お互いのことも知り合えるワークとのこと。

名付けて、「自画像ゲーム!」

各グループにアートカード1セットを机中央に置き、一人1枚引きます。
自分が引いた絵は、何かしら自分と繋がっているとし、それを元に自己紹介をしながら、絵にタイトルを付けます。

例えば、、、火山が噴火しているような絵には、「自分はまっすぐ突き進むところがあります!なので、この絵のタイトルは『猪突猛進』です!」など。

このグループのキーワードは「楽しく体験してわかる」。
最初関係のなかった絵にコミットしていく。途中で放棄せず参加していくこと=この絵をわかろうとする=自分をわかろうとすること。それを他者に伝えることで、わかってもらおうとすることに繋がっていければとのこと。

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どのグループも1時間で考えたとは思えない発想のミニ講義!
キーワードの本質をうまく捉えたワークだったと思います。

「わかるということの意味」は20年前の著書ですが、何度読んでもいま気づくことがある本のひとつです。教育やワークショップだけでなく、人と関わる全ての人に読んでほしい本です。

「わかるということの意味」

参加してくださった皆さん、お疲れさまでした!!
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by aogakuwsd | 2015-06-24 22:31 | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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