青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

【青学WSD】ワークショップ参加者の「観察」をしました

2018年2月18日、24日、25日。
青学WSD27期、全13回の対面講座も8日目。
この日からは後半戦、ワークショップ実践科目2に入り、研修を実施しました。

ワークショップ実践科目1では主にプログラムデザインを意識して実践して来ましたが、ワークショップ実践科目2では、ファシリテーションについても学んでいきます。

この日の講座では、小学校に赴き「話して、つくって、演じてみよう!」という90分間のコミュニケーションワークショップを見学しました。
ファシリテーターはNPO法人PAVLICのみなさん。
全国の教育現場などで「コミュニケーション能力向上」「防災」といったテーマで、演劇的要素を取り入れたワークショップを年間100回以上実施されています。
メンバーは、俳優や脚本家、演出家として活動されています。
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この日の講座では、まずは午前中にペアでワークショップの参加者(小学生)を観察します。
そして午後は、観察したことをペアで話をして共有。
それにより、どのような点に着眼して観察したかという「自分の見方の特徴」に気づいたり、自分にはなかった視点を知るということを行いました。
さらにグループになって「視点」の共有をして、さらに幅を広げていきます。

ひとりの参加者を90分間観察し続けるのは、普段なかなか経験できないことですが、この回の講座ではあえてそれを行います。
今後のファシリテーションに備えて、参加者から表出している体の動きや会話内容などを見取り、より場や人にフィットした働きかけをすることに役立てるためです。


「迎え入れの段階からワークショップは始まっています」と、午後の講座でファシリテーターからコメントがあったのですが、実際に参加者を迎え入れる部屋の準備や、入ってきた時の声がけなどにもファシリテーターは注意を払っていました。
子どもたちと個別にお話をしたり、ホワイトボードに絵を描いてみたり。
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この「迎え入れ」の時間で、ファシリテーターはだんだん増えていく参加者をよく観察していました。
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開始の時間が来てスタートすると、まずはファシリテーターの自己紹介。
続いてウォーミングアップを行います。
「ウォーミングアップの内容は、(室温や広さ、明るさなど)会場の状況や参加者の状況によって当初の予定から変更することもあります」と、事後にファシリテーターから説明がありました。
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ウォーミングアップが終わると、参加者たちは5人ほどの小グループに分かれて創作活動を行いました。
受講生はその周りから参加者を観察し、体の動き、発言などの記録を丁寧にとり、午後の学びの素材にします。
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創作タイムが終わると、中間発表。
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それぞれのグループの発表が終わると、ファシリテーターは「こういうところが良かった」「〇〇ちゃんがやっていることが、△△に見えたね」「途中でやってたことは、どういうことを表していたの?」など、良かった点や、次の創作につながるような具体的なコメントをしていきました。

それを受けてもう一度グループワークを行い、作品を発表します。
観ていたグループのメンバーからも感想などが出てきます。
最後に今日のワークショップの感想や気づいたことなどをグループで話をしてもらい、終了しました。




ワークショップは午前中に終了しましたが、受講生の学びはまだまだ午後も続きます。

まず、同じ子どもを観察していたペアと共有を行います。
同じ参加者を見ていても、どの部分に注目しているかによって、見取ったことや、そこから想像した内容が違うということも多々あります。
あえて同じ子どもを受講生2人で観察することにより、自分の観察の特徴や、自分になかった視点などをお互いに気づくことができたようです。
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その後は、小グループでの共有。
ここでは、人数を増やして共有することで、「観察の視点」をさらに広げていきます。
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午後の後半は、ファシリテーターに話を聞く時間。
まずはそれぞれのグループ活動についていたグループファシリテーターからのお話を聞きます。
参加者をどのように見取り、ワークショップの目的に沿うようにどうファシリテーションをしていたのか・・・など、話はつきません。

例えば・・・
グループの輪から少しだけはみ出ていると「参加度が低い」と見とることもできそうですが、あるファシリテーターは
「あの場面で体ごとよそを向いていたら、声をかけたかもしれないですが・・・
 距離は少し離れていたけれど体はこちらに向いていて、話は聞いていたんです。」
と話してくれました。
一見参加度が低そうに見えても、実はその子なりにじっくり楽しんで参加している場合もある、ということですね。
参加者の身体や表情から見とれる事実を、視点を増やしてなるべくたくさんキャッチできるようになると、多くの情報を得られて場にフィットしたファシリテーションができるようになるのではないかと思います。

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最後に、メインファシリテーターを含めた4名の講師のお話。
ワークショップの最中に起きていたこと、ファシリテーションを複数人のグループで行うことの有益性などについてお話を聞きました。
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これから受講生の皆さんは新しいグループでワークショップを企画し、実習へと進みます。
この日に得たことを、実践の中で活かしていただけるのではないかと思います!


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by aogakuwsd | 2018-03-04 19:20 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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