【青学WSD】新井英夫さんのワークショップ体験
2017年1月21日、22日、28日に、ABCクラス分かれて、新井英夫さんのワークショップを体験しました。
本プログラムの受講生は、演劇やダンス、音楽などの芸術にかかわる方もいれば、企業で働いているので身体を動かすなんて久しぶりすぎる!という方まで、いろんな方がいらっしゃいます。
頭で考えたら出てこないような、身体を使うから、即興的にやるから出てくるおもしろい表現がたくさん生まれました。
最後に新井さんの活動紹介や、どんな想いをもって活動しているのか、質問も交えながらお話タイム。
新井さん、3クラスの講座、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!
新井英夫さんは、野口体操をベースに、身体をつかったワークショップを実践されています。
新井英夫さん(体奏家・ダンスアーティスト)とアシスタントの板坂記代子さん
http://blog.goo.ne.jp/karadakara
ワークショップというと、付箋と模造紙で・・・というイメージも多いのですが、今回のテーマは「頭で考える」のではなく、体験したことを振り返って気づきを得るというボトムアップのプロセスを体験してもらうこと。
普段から、演繹的なアプローチ、つまり目的を決めて、頭で考えてそれをやってみるやり方に慣れている私たちですが、帰納的なアプローチ、ボトムアップで自分が感じたことから気づきを抽出する学び方を味わってもらうことが目的です。
身体感覚というのは、頭で考えるのと、やってみるのでは大きく違います。
やってみなければ見えてこない面白さがあります。
一方で、目的を決めて・・・とか。ストーリーを決めてからそれに合わせた身体の表現を考える・・・など、どうしても演繹的なアプローチになる自分に気がついたり。
なんか外に正解がある気がして、評価を気にしてしまうとか・・・
講座の後半部分では、1人で振り返ったり、他者と話すことを通して自分の「無意識」に気づく体験をしました。
苅宿も先週の講座の中で「身体も学びのセンサーになる」と言っていました。
私たちは学びというとどうしても頭の中で起こることと考えがち。
でも、身体で感じていること、身体が感じていることって、思っているよりたくさんある。
これからワークショップの場づくりをしていくにあたって、身体で感じる感覚や、頭でわかるだけではなく腑に落ちる・納得する感覚や、体験したことから学びを得ていく感覚を今回体験してもらえていれば・・・と思います。
24期のみなさんは次回からワークショップの企画に入ります。今回の経験も生かして、頑張っていきましょう!
by aogakuwsd
| 2017-01-29 10:02
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