青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

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【青学WSD】27期 対面講座3日目

2018年1月20日(Aクラス)、21日(Bクラス)、27日(Cクラス)に身体表現ワークショップを体験しました。

2日間の基礎理論科目に続き、今回から「ワークショップ実践科目1」に入りました。「研修」→「企画」→「実施」→「振り返り」という流れで進むワークショップ実践科目1の初日にあたる今日は、身体を使ったワークショップに参加し、リフレクションを行いました。

講師(ファシリテーター)は、体奏家(たいそうか)の新井英夫さんとアシスタントの板坂記代子さんです。
新井さんは野口体操をベースにした身体ワークショップを、福祉施設・教育施設・公共ホールなどから依頼され、目的に応じて幼児や親子・若者・高齢者など幅広い方を対象に行っています。

講座が始まると、円になった受講者と太鼓やフエを使ったり、握手をしたり、言葉を発せずに挨拶をしていきます。

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ノリノリで挨拶する人、ちょっと怪訝そうな人、何が始まるんだろうとワクワクした表情の人。
人それぞれ、身体・気持ちの状態が異なる中でのスタートでした。
この時、新井さんは一人ひとりの参加に対する戸惑いや反応のスピードなどを伺っていると、この挨拶が終わった後に説明がありました。



まずは、午前中いっぱいを使って、ワークショップを体験。
自分の感じたことを起点とした振り返りは午後に行いました。
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約3時間のワークショップの中には、受講生の参加度を高めていくために様々なプログラム上・音環境などの仕掛けもありました。
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午後は、ワークショップ体験を丁寧に振り返ります。
自分のテンションを可視化・言語化することで、自分が体験したことを振り返りながら俯瞰していきます。

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相互インタビューや4人組での共有では、「なぜそう感じたの?」「それってどういうこと?」といった他者からの問いかけによって、普段意識していない自分の「当たり前」に気づいたり、他者の当たり前と自分の当たり前のズレを認識したりしました。

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全クラスが研修を終えた翌日28日からは、グループに分かれてワークショップ実習に向けた企画が始まりました。
その様子はまた改めてお伝えします!

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by aogakuwsd | 2018-01-30 16:36 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期 対面講座2日目!

1月14日(日)、27期の対面講座は2日目を迎えました。
この日は苅宿先生の講義とワークが中心です。

午前中の講義タイトルは、「ワークショップを学習としてとらえる」。
学習観や学習環境デザインを踏まえて、ワークショップデザイナーの専門性を考えていきます。
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「できる」=行動主義学習観、「わかる」=認知的学習観、そして「分かち合う」=社会構成主義学習観。
ワークショップの背景理論となるこの「社会構成主義学習観」について特に詳しく解説がありました。

考え方・価値観や文化が異なる人同士で関係性を築きながら、新たに意味形成をしていく。
この過程には、自分の持つ「当たり前」が時に覆されたり、対立が生まれることもあります。
そこで重要になってくるのが「参加」や「対話」、そしてその「場」としての「ワークショップ」です。
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社会構成主義の代表的理論として、ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」やレイブ&ウェンガーの「正統的周辺参加」についても解説がありました。
理論に加え、具体的なエピソードと結びつけた解説。
受講生のみなさんもより理解が深まり、記憶が定着するのではないかと思います。

修了生にはおなじみ(?)の、「好きな色は?」のワークで「代替不可能性」を体感。
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続いてのテーマは「ワークショップデザインとその根源」。
「協働性」「即興性」「身体性」そして「自己原因性感覚」などをキーワードに講義が進みました。

割り箸を使ったワークもあり・・・
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原因性感覚を体感するためのワークで登場したのが、ハッピ型コミュニケーションツール「ビタハピ」。
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えりや袖など、5カ所の色の組み合わせを使ってグループを作ることができるツールです。
このツールを使い、受講生同士でグループを作って対話を深めました。
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講義では難解なキーワードも多々出てきましたが、一度に「わかる」ことを目指すのではなく、体を動かしたり、受講生同士の対話をしたり、徐々に徐々に理解を深めていく・・・この「螺旋的な学び」がWSDの特徴でもあります。


さて、午後のテーマは「ワークショップの必然性を考える」。
社会構造の変化を通してワークショップへの理解を深めていきました。

「多元社会の不可避」「共生社会の不可能」といったキーワードや、
多文化主義、移民問題、教育現場、障がい、ヘイトスピーチ、雇用問題・・・
様々なテーマを通して、社会で生まれている課題が多様で複雑になっているいま、ワークショップデザイナーとしてできることを考えていきました。
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「社会課題は、場所や期間が限定的。
 だから、それにフィットしたワークショップのデザインが必要になってくる。」
「一見無関係に見える、様々な職業の人たちが、あるときワークショップデザイナーになる。
 この力に大きな可能性が期待できる。」

苅宿先生のメッセージも、講義が進むにつれますます熱気を帯び、受講生のみなさんも熱心に耳を傾けていました。


その後は、「即興性」を体感するために「カタルタ」を使ったワークを行ったり・・・
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eラーニングのレポートを受講生同士で共有したり・・・
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講義にワークに、盛りだくさんの1日でした!


本日のグラフィックレコーディングも、24期修了生の矢部さんが、つきっきりで描いてくださいました。
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次回は3クラスに分かれ、体奏家・新井英夫さんのワークショップを体験します!

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by aogakuwsd | 2018-01-18 17:38 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期講座がスタートしました!

201817日(日)から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2018年度第1期(27期)の対面講座がはじまりました。


学びが盛りだくさんの初日、午前中は平田オリザさんのWS体験でスタート。

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ワークショップの体験とともに、随所にワークショップデザインについてや、知っていてもらいたいポイントの解説をしながら進む、「入れ子型」のデザイン。
頭と体で学びを体感します。

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演劇的要素もふんだんに取り入れた講義とワークでしたが、”演劇について学ぶ”のではなく、演劇という切り口を通して他者との”ズレ”やコミュニケーション、
ワークショップについて学んでいきました。


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受講生のみなさんからは、


「平田オリザ先生の講座に刺激を受けました。自然に流れていくうちに、緻密な作り込みがあることを知り、WSの奥深さを改めて実感しました。」


「演劇ワークショップの持つ可能性を学べて感激した。ワークショップ自体の多様性とともに、適切な意図を持って使うことの重要さも知ることができた。」


などの感想をいただきました!



そして今期も修了生スタッフがグラフィックレコーディングに挑戦中!

24期修了生の矢部さんと、21期修了生の大松さんに取り組んでいただきました。

イラストを取り入れながら、時系列で講座内容を可視化しています。

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午後は、苅宿先生の講義。


WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」を、修了生にはおなじみの「メタ認知」「無意識の意識化」等のキーワードや映像教材を使いて解説していきました。

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ニックネームひとつとっても、学びにつながります。

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講義だけでなく、ワークを体験することで学びを深めていきます。
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コミュニケーションのズレを体感するワークや、

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4分割にしたシートを用いて自己紹介も。

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最後は二人組になっての他己紹介。

インタビューでその人らしさを引き出します。

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受講生のみなさんからは、


「苅宿先生のWSについての学び方を聞き、今後3ヶ月の見通しが持てた。」

「苅宿先生のウワサの話が大きな気づきでした。大きな組織で混乱が起きる理由がよく理解できました。」


など、ワークショップを体験しての気づきについての感想をいただきました!


こちらは午後のグラフィックレコーディング↓

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受講生がその日の学びを振り返るお手伝いになれば!という思いでまとめています。


WSDでは、常に「振り返り」を大切にしています。

大人の学びは、階段的ではなく螺旋的。振り返ることで新たな気づきが生まれます。

だから、「一度学んで終わり」ではなく、何度も繰り返す中で学びを深めていくのです。


初日から、とっても濃厚な1日でした。

27期の皆さん、3ヶ月一緒に頑張っていきましょう!


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by aogakuwsd | 2018-01-11 11:07 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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