青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

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子ども向けワークショップの実習と省察

3月上旬。本講座での2度目の実習である、子どもを対象とした「逆転時間ワークショップ」を行いました。
この実習は、A・B・C各クラスごとに、都内の小学校や施設にて実施します。
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実際に大勢の子どもたちに参加してもらい実施するのですが、普段子どもと触れ合う機会が少ない受講生にとっては、想像がつかない未知の世界です。
これまでの講座で学んだことを活かし、グループメンバーとコンセプトやゴールイメージを話し合いながらプログラムをデザインして、リハーサルを経て、実習当日に向けて準備を進めてきました。
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今回のワークショップで実施する「逆転時間」は、撮影した映像が逆再生されるアプリケーションを使い、子どもたちが主体となりグループで作品を制作します。
受講生は、子どもたちの活動が活発になるよう支援していきます。
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子どもたちも作品作りに一生懸命!めいっぱい「逆転時間」を楽しんでいたようです!発表会ではたくさんの笑顔を見ることができました。
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実習日は午前と午後に分かれて、受講生は「実施者」と「観察者」を交互に体験します。観察者は、実施者がファシリテーションしている様子をiPadで映像に収めます。
そしてその様子を講師も観察しています。
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受講生が実際に行ったファシリテーションを、実習が終わったその場で講師がF2LOモデルを交えて解説しました。体験が学びの素材になっている振り返りです。
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実習を終えて本日の講座は、実践1でも行った1日省察の日!
講座を行うアスタジオの近く、青山学院大学では学位授与式が行われていました。
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まずはじめに登場するのが、実習時に観察者が撮影した映像。その映像を見ながら、自身のファシリテーションを振り返ります。
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「自分の映像を見るのは恥ずかしい!」「こんなこと言ってたの?」と見るのをためらう受講生もいます。
しかしながら、客観的に事実を見つめて分析し観察者と共有する中で、これまでと違った課題が見つかったり、自分の新たな特質に気づいたり、各々新しい発見があったようです。
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ここで講座は一旦ブレイクタイム。
講座初日から行っている「リアルタイムドキュメンテーション」も今回で8回目。
昼休みの時間を使って、本講座でドキュメンテーションを担当してくれた修了生スタッフのゆこさん(20期)から、「ゆこの軌跡」と題して、体験をわかりやすくまとめた資料と共に発表していただきました!(1回実施してくれたことばさん(19期)も一緒に発表!)
壁一面に貼り出した今までの成果物は圧巻です。
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最後に、実践1のグループでも行った「GAPモニタリング」。
実習を一緒に乗り越えてきたメンバーからのギフトメッセージを通して「協働的な活動の中での私」を分かち合い、さらに「協働」をキーワードにグループ活動を振り返りました。
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「子どもの様子をイメージできず、目的やコンセプトの共有がなかなかできなかった」
「実践1の振り返りで“その場にあった役割を選ぶことが大切だ”ということが印象的で、そのことを意識してグループワークに臨んだら、メンバーの特質も自然と意識できた」
など、受講生からの様々な意見が聞かれました。

研修から約1ヶ月続いた子ども向けワークショップの実施が終わり、明日は24期最終日です!


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by aogakuwsd | 2017-03-25 20:15 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】こどものワークショップを観察しました!

2017年2月19日、25日、26日

青学24期の講座も早いもので折り返し地点にさしかかりました。
ここからの講座は、後半戦です。

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1回目の実習では、主にプログラムデザインを意識して取り組んでいただきましたが、2回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションについても学んでいきます。

このファシリテーションを考えるときに、ワークショップデザイナー育成プログラムの講座では、「現場でフィット感を確かめながら進めていくこと」を大切にしています。
このフィット感を確かめながら進めていくときに、忘れてはならないのが「参加者をよく見る」ということ。
今、目の前にいる参加者に何が起こっていて、どういう感情なのだろうかと、参加者をよく見ることで、その場にフィットした進行ができる、と考えています。

そこで、後半戦の初回の講座では、こどものワークショップを観察します。
ワークショップに参加するこどもの様子を観察し、ファシリテーターの働きかけやプログラムデザインの仕掛けによってどのような反応をするのか、また、ファシリテーターは、その反応をどのように読み取ってファシリテーションするのかを丁寧に拾っていくことで、ファシリテーターに必要な、参加者を見る「見方」を広げていくことが目的です。

観察の対象となるのは、「3枚のカードを使っておしばいをつくろう!」という小学生向けのワークショップ。
このワークショップに参加する子どもたちを二人1組で観察していきます。

ファシリテーターをつとめてくださるのは、NPO法人PAVLICの林成彦さんをはじめとする、4人のファシリテーターの皆さんたち。それぞれ、普段の活動や所属は異なりますが、コミュニケーション能力の育成を目的とする演劇ワークショップを、日本全国の教育現場で年間100回以上実施されている、いわばワークショップの熟達者です。

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おしばいづくりに登場するのが3枚のカード。
カードに書かれているキーワードをもとに、ジェスチャーからだんだんおしばいを創っていきます。


最初は、緊張気味の子どもたちも、グループワークが進んでいうちに、創作にのめり込んでいきました。

あっというまに、発表の時間。
随所随所にこどもたちのこだわりが光る作品ができあがりました。

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ここで、午前のワークショップが終了。

午後は、午前中に観察したことを共有し、「参加者をよく見る」ということの視点の幅を広げていきます。

まずは、同じこどもを観察したペアで共有。
同じ空間で同じ対象者を観察しているのに、情報の拾い方や、解釈の仕方が違うことに気づきます。
違いを共有することによって、自分の見方の特徴や、自分にはない他者の見方(視点)を知ることができました。

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さらに、相手の見方で、いいなと思った内容を他の人に向けて他己紹介風にプレゼンし合い、ペアの相手以外の視点を知ることにもつなげていきました。

午後の後半は、今日のワークショップを進行していたファシリテーターたちが、参加者をどのように見取り、
それによってどのような対応をしていたのかお話しを伺い、熟達者の見方を知る時間となりました。


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それぞれのファシリテーターのお話しを伺うことで、いかに一人一人の子どものことを細かく見ていたか、
そして、ファシリテーターの言動には、参加者の様子を読み取った上で、ワークショップの目的ともすり合わせながら、一つ一つに意味があったこともわかりました。

参加者を観察して、観察した内容を共有する。
熟達したファシリテーターの話を聞く。

今日は、この2つの活動で、参加者をよく見るための視点が随分と広がったのではないかと思います。

今日の講座で得られた気づきを、ぜひ、次の実習で活かしてもらいたいものです!

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by aogakuwsd | 2017-03-01 15:30 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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