青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

<   2016年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧




【青学WSD】ワークショップのグループコンセプトづくりからコンテンツづくりへ

2016年5月29日(日)

対面講座4日目。
今日から、1回目の実習に向けての企画がいよいよスタートしました。
講座で出会ったばかりの人とグループを組み、3週間の間に、ワークショップの企画、実施、ふりかえりを体験するこの期間は、講座前半の山場でもあります。

この山場を一緒に伴走してくださる講師は、青年団の演出家であり、ワークショップデザイナー1期の修了生でもある、田野邦彦さん。
田野さんは、舞台の演出を手掛けるだけでなく、全国の小・中・高校でコミュニケーション教育を目的としたワークショップを数多く実施されています。
a0197628_8531984.jpg

午前中は、今朝発表されたばかりの実習グループメンバーとの関係を構築していくことを目的とした田野さんのワークショップを体験。
親しみやすいコミュニケーションゲームから、自分自身を構成しているものを伝え合う自己紹介へと発展していきました。
a0197628_8561855.jpg

a0197628_8565927.jpg

お互いのことが、少しわかったところで、さっそくワークショップのコンセプトづくりに入っていきます。
実は、この日までに、各自「自分がやりたいワークショップ」についての企画書を書いてきてもらっていました。
今回の実習では、自分がやりたいワークショップを実施するわけではありませんが、
「自分がやりたいワークショップ」に秘められている、自分のコア、つまり、自分が大切にしたいと思うこと、これは絶対に面白いと思うこと、これだけは譲れないと思うこと等をあぶり出すことから、ワークショップのコンセプトをつくっていきます。

まずは、ペアインタビューによって「自分がやりたいワークショップ」を相手に伝える。
相手からは、「いいね!」と思った部分を教えてもらって、そこから、自分のコアを書き出していく。
人から何らかのリアクションをもらうことで、自分でも気づかなかった自分のこだわりが、うっすらと見えてくるから不思議です。
さらに言語化したコアを、今度は別の相手に伝え、よりシャープに、明確にしていきます。
a0197628_8591558.jpg

お互いのコアを実習グループで持ち寄ってみると、実に様々!
そして、それぞれのコアをなるべく全て取り入れられるような形に凝縮し、自分たちをつなぐ大きなコンセプトは何なのかをグループで話し合っていきました。
a0197628_91598.jpg

a0197628_921765.jpg
a0197628_914160.jpg

a0197628_934255.jpg

a0197628_951236.jpg

a0197628_96715.jpg

a0197628_995713.jpg

各グループとも、企画初日から、かなり熱い話し合いが展開されていました。
1日目を終えたところで、講師の田野さんから受講生へ熱いメッセージが。

「それぞれがやりたいWSのプログラムがあり、コアがあって、その一人一人のこだわり、想いの違いを確認しながら、その上で、自分たちをつなぐ大きいコンセプトはなんだろうを話し合いながら、グループで一つのの答えを導き出した。これって、すごいコミュニケーションだと思います!
今、企業の方が新人に期待する能力は、コミュニケーション能力で、それは人といっぱい話す、仲良くなることではなく、様々な価値観がある中で、 それをまとめていく、自分たちのやりたいことを導き出していく力のことを指します。
そういう意味で、今日は、濃密なコミュニケーションを体験してもらいました。
最後に、一つの成果になったのが素晴らしかったです!」


さて、ここからどのようなプログラムが生まれるのか、そして、グループ内でどのようなやり取りが生まれるのか…続きは、次回のブログで!
[PR]



by aogakuwsd | 2016-05-29 16:04 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】22期の対面講座がスタートしました!

とても気持ちのいい晴天の中、青学22期の対面講座がスタートしました。
今期の受講生は過去最高人数82名です。

基礎演習は、これから始まる3ヶ月間の講座の土台作りです。
「ワークショップとは何なのか?」の認識変化にむけての知識のインプットあり、協働的な活動にむけての多様なミニワークあり。
まさに「ワークショップをワークショップで学ぶ」講座ならではです!
また22期基礎理論科目では、大阪大学との交換授業として平田オリザさんを講師としてお迎えし、中身の詰まった3時間の解説型ワークショップを実施していただきます。
盛りだくさんの2日間を振り返ります。
a0197628_14532068.jpg


まずは、これから、講座での学びをスタートさせる22期生に向けて、
大人が学ぶとは、どういうことなのか?自分にとって意味のある学びとはどういう学びなのか?苅宿先生の熱い講義が続きました。

ーー苅宿講義から抜粋ーー
「基礎編ばかりやらなくていい、1個について100つみあげたほうがいい。
そのほうが面白さが増すから。自分なりの考え方が、でてくるから。
標準化の中にあてはまっていくことが多いけれど、
ただ情報をもらうだけでなく、自分で使えるところを選びながら、
どういうふうにしようかと、考えながらやってほしい。

「学びをまなぶ」という感覚が非常に大切。
つまり、自分を俯瞰していくことが大事。
なんのためにやっているのかな、どうやって使おうとしていくのかな
と、自分自身をモニタリングしていくのが大事。
それは、メタ認知と呼ばれているのです。

自分を意識化するというメタ認知をワークの中でやっていく
その前後で、みなさんのメタ認知は、確実にひろがっている

知識や技能を正解として得るだけではなく、整理したり、納得したり、
考えながら使っていってほしい。
ーーーーーーーーーーーーー

講座の中では、一方的に聞くだけではなく、講義の中に出てきたキーワード「無意識の意識化」「コミュニケーションのズレ」「出力を想定した入力」を実感するために、ミーティングレコーダーを使って4人で話しているところを、録画してその場で見てみるということもやりました。
a0197628_14571361.jpg


4角に、小さなカメラがついていて、4分割モードで録画すると、4人で話している映像と音声を撮ることができ、すぐに再生もできます。実際に自分が話している姿をみると、自分の話している時のくせに気づき、聞いている時の自分の表情に愕然とした!なんて人も。ファシリテーターとして今後活躍していくワークショップデザイナーとして、自分の振る舞いを俯瞰的にみる経験は、本当に貴重だなと感じた時間でもありました。

2日目は大阪大学との交換授業として平田オリザさんの解説付きワークショップです。
a0197628_14525837.jpg


身体を動かしながら身体性を感じるワークや、演じることを通して即興的な要素もあり、その全てに
ワークショップの必然性を語るわかりやすい解説がつき、本当にあっという間の3時間でした。

反転授業としての「eラーニングレポート共有」です。レポート共有のテーマは、「協働性への理解を深める」。受講生それぞれが書いてきた「自分が体験した協働的な活動」をグループに分かれて紹介し合い、「協働的な活動とは何か」をグループで考え、グループなりの答えを出していきました。
a0197628_14532712.jpg


「協働」についての理解を協働的な活動を通して深めていく。
本講座の特徴のそのものである入れ子の学習形式です。
普段何気なく使っている言葉でも、いざ丁寧に考えてみると結構難しい。
相手のレポート、自分のレポートの違いに驚きや、違和感を感じている人も。まさにレポート共有を通じて学びが起きているなぁと感じた1時間でした。
a0197628_14533456.jpg


2日間の最後を締めくくる苅宿先生の講義から下記の言葉を残したいと思います。

ーーーーー苅宿講義抜粋ーーーーーーーーーーーーー
ワークショップは持っている知識を注入するのではなく、その人の中にあるものを一緒に考えて生み出していく。みなさんは自分たちのワークショップの中に間違いのない問いをどう設定しますか。
ワークショップの特質は正解だけでなく、納得解に意味があることを伝えて参加者に代替不可能性の感覚を失わせないことである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
22期生の皆さん、これからの3ヶ月間一緒に頑張っていきましょう!
[PR]



by aogakuwsd | 2016-05-20 15:05 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
by aogakuwsd
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル