青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

カテゴリ:講座のようす( 184 )




【青学WSD】ワークショップの企画・リハーサルを行いました!

2月4日(日)、実習に向けて大人向けワークショップの企画・リハーサルを実施しました!
この日は、講師への相談やリハーサルで「やってみる」ことを通して、企画したWSをグループで考えていきました。
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今回の講師陣は、企業研修や教育機関でのコミュニケーション教育など、
様々な現場でワークショップを実践されいている方々です。

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鵜川洋明さん(ミラクカンパニー代表取締役)

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内山厳さん(青山学院大学客員准教授/G offece代表) 

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小島潤子さん(ワークショップデザイナー/コミュニケーションコンサルタント)

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田野邦彦さん(演出家 /ワークショップデザイナー)

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林成彦さん(演出家/ワークショップデザイナー)


まずは、講師への相談会です。
コンセプトや内容、企画づくりでの悩みやモヤモヤを講師に相談。
各グループのワークショップをより良くしていくためのアドバイスをもらいます。
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そして、リハーサル!
他グループの受講生に参加者となってもらい、ワークショップ開始時の迎え入れから終わりまで、通してやってみます。
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体を使ったり、絵を描いてみたり・・・
さまざまなワークショップが生まれました。


リハーサルの後は、参加者からのフィードバックタイム。
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参加してみて率直に感じたこと・気づいたことを共有します。


そしてお待ちかね、講師からのフィードバックです。
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「『学び』『気づき』の押し付けになっていないか?」
「個人ワークが多いので、参加者どうしが重なり合い、混ざり合う時間をもっと取り入れてはどうか」
「設定したゴールイメージに到達するためには、もう少しワークの内容に検討の余地がある」
など、実践的なフィードバックをたくさんいただきました。

リハーサルをやってみて、また参加者や講師からのフィードバックを受けて、更に企画を詰めていきます。
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大事にしたいところやブラッシュアップが必要なところが明確になったり、中には更にモヤモヤが深まったグループも?

講座の最後に、講師のみなさんから改めてメッセージをいただきました。
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「『気づき』という言葉がたくさん出てくるが、本当に『気づき』が生まれているのか?『再確認』にとどまっていないか?」

「グループメンバーの『専門性』を活かしあえているか?それぞれの専門性を持ったメンバーの提案がつながって、『面白い』ものができるのだと思います。」

受講生からも、

「机上の議論だけでなく、やってみることで分かることがたくさんありました。」

「協働の困難さを実体験中。来週、良いワークショップにしたいと思います。」

「実践を通して学びが深まっているように感じています。」

などなど、たくさんのご感想をいただきました。
講座の前後も教室を開放し、その時間をめいっぱいに使って企画を立てるグループも。
講座時間内で企画をまとめるグループもあれば、この1週間の間にオンラインや対面でミーティングを重ねたグループもあり、話し合いの進め方そのものについても、グループで合意形成をしながら進めていきます。

来週はいよいよ実習です。
この日のリハーサルを踏まえ、どのようなワークショップになるか?楽しみですね!

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by aogakuwsd | 2018-02-06 19:42 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期 ワークショップの企画が始まりました!


1月28日(日)、青学27期は「ワークショップ実践科目1・演習1」の対面講座でした。
この日から、受講生はクラス混合で15のグループに分かれ、ワークショップの企画をしていきます。

まずは、グループに分かれて自己紹介タイム。
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このグループは、バックグラウンドがなるべく多様なメンバーとなるよう丁寧に設計しています。
対面講座も4回目を迎えましたが、約80名の受講生の中にはまだまだ話したことのない人もたくさん。
今回の自己紹介タイムにも「はじめまして」が聞こえてきました。
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このメンバーでこれから1ヶ月、ワークショップの体験・企画・実施・省察をしていきます!


自己紹介の後は、本日の講師・内山厳さん(青山学院大学准教授・G office代表)のワークショップを体験。
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演劇のご経験をバックグラウンドに、企業研修などでご活躍されています。

ランダムに歩いてみたり・・・
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何人かで拍手をしたり・・・
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声を出したり体を動かしたり、ウォーミングアップで徐々にほぐれていく受講生の皆さん。


演劇的要素が組み込まれた内山さんのワークショップでは、こんなシーンも。
豪快な平手打ち!(注:演技です)
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その後は、グループに分かれて小さなストーリーをつくります。
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そして、上演!
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演技やストーリー創作経験がなくても、徐々に夢中になり、最後は大盛り上がり!


体験だけで終わらないのがWSDです。
午後は、講師の丹羽將喜さんと一緒に、実際に参加したワークショップに組み込まれた「仕掛け」について考えていきます。
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「どんな仕掛けがあったのか?」
「その意図は?」
修了生スタッフの矢部さんが作成したグラフィックレコーディングも活用しながら、まずは自分たちで考えていきます。
まさに、WSDの特長でもある「ワークショップをワークショップで学ぶ」時間です。
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その後は、このワークショップをデザインをした内山さんによる解説。
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丁寧に設計されたプログラムの「仕掛け」「意図」について、質疑応答を交えながら学んでいきました。


その後はグループに分かれて実習に向けた企画づくりです。
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2月11日の実習まで、2週間。
「目的は?」
「コンセプトは?」
「具体的な活動内容は?」

短い時間で、また多様なメンバーで合意形成をしていきます。
苅宿先生の言葉を借りれば、ワークショップは「他者理解と合意形成のエクササイズ」。
まさに、企画づくりのプロセスでそれを体験していきます。

「プログラムデザインは、実際にやってみると非常に大変!」
「これまでの学びをいろいろと活かして試したい」
受講生からも様々な感想をいただきました。

翌週は、企画したワークショップのリハーサル。
どんなワークショップが生まれるのでしょうか?


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by aogakuwsd | 2018-02-01 21:39 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期 対面講座3日目

2018年1月20日(Aクラス)、21日(Bクラス)、27日(Cクラス)に身体表現ワークショップを体験しました。

2日間の基礎理論科目に続き、今回から「ワークショップ実践科目1」に入りました。「研修」→「企画」→「実施」→「振り返り」という流れで進むワークショップ実践科目1の初日にあたる今日は、身体を使ったワークショップに参加し、リフレクションを行いました。

講師(ファシリテーター)は、体奏家(たいそうか)の新井英夫さんとアシスタントの板坂記代子さんです。
新井さんは野口体操をベースにした身体ワークショップを、福祉施設・教育施設・公共ホールなどから依頼され、目的に応じて幼児や親子・若者・高齢者など幅広い方を対象に行っています。

講座が始まると、円になった受講者と太鼓やフエを使ったり、握手をしたり、言葉を発せずに挨拶をしていきます。

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ノリノリで挨拶する人、ちょっと怪訝そうな人、何が始まるんだろうとワクワクした表情の人。
人それぞれ、身体・気持ちの状態が異なる中でのスタートでした。
この時、新井さんは一人ひとりの参加に対する戸惑いや反応のスピードなどを伺っていると、この挨拶が終わった後に説明がありました。



まずは、午前中いっぱいを使って、ワークショップを体験。
自分の感じたことを起点とした振り返りは午後に行いました。
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約3時間のワークショップの中には、受講生の参加度を高めていくために様々なプログラム上・音環境などの仕掛けもありました。
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午後は、ワークショップ体験を丁寧に振り返ります。
自分のテンションを可視化・言語化することで、自分が体験したことを振り返りながら俯瞰していきます。

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相互インタビューや4人組での共有では、「なぜそう感じたの?」「それってどういうこと?」といった他者からの問いかけによって、普段意識していない自分の「当たり前」に気づいたり、他者の当たり前と自分の当たり前のズレを認識したりしました。

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全クラスが研修を終えた翌日28日からは、グループに分かれてワークショップ実習に向けた企画が始まりました。
その様子はまた改めてお伝えします!

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by aogakuwsd | 2018-01-30 16:36 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期 対面講座2日目!

1月14日(日)、27期の対面講座は2日目を迎えました。
この日は苅宿先生の講義とワークが中心です。

午前中の講義タイトルは、「ワークショップを学習としてとらえる」。
学習観や学習環境デザインを踏まえて、ワークショップデザイナーの専門性を考えていきます。
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「できる」=行動主義学習観、「わかる」=認知的学習観、そして「分かち合う」=社会構成主義学習観。
ワークショップの背景理論となるこの「社会構成主義学習観」について特に詳しく解説がありました。

考え方・価値観や文化が異なる人同士で関係性を築きながら、新たに意味形成をしていく。
この過程には、自分の持つ「当たり前」が時に覆されたり、対立が生まれることもあります。
そこで重要になってくるのが「参加」や「対話」、そしてその「場」としての「ワークショップ」です。
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社会構成主義の代表的理論として、ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」やレイブ&ウェンガーの「正統的周辺参加」についても解説がありました。
理論に加え、具体的なエピソードと結びつけた解説。
受講生のみなさんもより理解が深まり、記憶が定着するのではないかと思います。

修了生にはおなじみ(?)の、「好きな色は?」のワークで「代替不可能性」を体感。
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続いてのテーマは「ワークショップデザインとその根源」。
「協働性」「即興性」「身体性」そして「自己原因性感覚」などをキーワードに講義が進みました。

割り箸を使ったワークもあり・・・
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原因性感覚を体感するためのワークで登場したのが、ハッピ型コミュニケーションツール「ビタハピ」。
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えりや袖など、5カ所の色の組み合わせを使ってグループを作ることができるツールです。
このツールを使い、受講生同士でグループを作って対話を深めました。
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講義では難解なキーワードも多々出てきましたが、一度に「わかる」ことを目指すのではなく、体を動かしたり、受講生同士の対話をしたり、徐々に徐々に理解を深めていく・・・この「螺旋的な学び」がWSDの特徴でもあります。


さて、午後のテーマは「ワークショップの必然性を考える」。
社会構造の変化を通してワークショップへの理解を深めていきました。

「多元社会の不可避」「共生社会の不可能」といったキーワードや、
多文化主義、移民問題、教育現場、障がい、ヘイトスピーチ、雇用問題・・・
様々なテーマを通して、社会で生まれている課題が多様で複雑になっているいま、ワークショップデザイナーとしてできることを考えていきました。
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「社会課題は、場所や期間が限定的。
 だから、それにフィットしたワークショップのデザインが必要になってくる。」
「一見無関係に見える、様々な職業の人たちが、あるときワークショップデザイナーになる。
 この力に大きな可能性が期待できる。」

苅宿先生のメッセージも、講義が進むにつれますます熱気を帯び、受講生のみなさんも熱心に耳を傾けていました。


その後は、「即興性」を体感するために「カタルタ」を使ったワークを行ったり・・・
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eラーニングのレポートを受講生同士で共有したり・・・
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講義にワークに、盛りだくさんの1日でした!


本日のグラフィックレコーディングも、24期修了生の矢部さんが、つきっきりで描いてくださいました。
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次回は3クラスに分かれ、体奏家・新井英夫さんのワークショップを体験します!

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by aogakuwsd | 2018-01-18 17:38 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】27期講座がスタートしました!

201817日(日)から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2018年度第1期(27期)の対面講座がはじまりました。


学びが盛りだくさんの初日、午前中は平田オリザさんのWS体験でスタート。

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ワークショップの体験とともに、随所にワークショップデザインについてや、知っていてもらいたいポイントの解説をしながら進む、「入れ子型」のデザイン。
頭と体で学びを体感します。

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演劇的要素もふんだんに取り入れた講義とワークでしたが、”演劇について学ぶ”のではなく、演劇という切り口を通して他者との”ズレ”やコミュニケーション、
ワークショップについて学んでいきました。


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受講生のみなさんからは、


「平田オリザ先生の講座に刺激を受けました。自然に流れていくうちに、緻密な作り込みがあることを知り、WSの奥深さを改めて実感しました。」


「演劇ワークショップの持つ可能性を学べて感激した。ワークショップ自体の多様性とともに、適切な意図を持って使うことの重要さも知ることができた。」


などの感想をいただきました!



そして今期も修了生スタッフがグラフィックレコーディングに挑戦中!

24期修了生の矢部さんと、21期修了生の大松さんに取り組んでいただきました。

イラストを取り入れながら、時系列で講座内容を可視化しています。

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午後は、苅宿先生の講義。


WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」を、修了生にはおなじみの「メタ認知」「無意識の意識化」等のキーワードや映像教材を使いて解説していきました。

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ニックネームひとつとっても、学びにつながります。

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講義だけでなく、ワークを体験することで学びを深めていきます。
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コミュニケーションのズレを体感するワークや、

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4分割にしたシートを用いて自己紹介も。

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最後は二人組になっての他己紹介。

インタビューでその人らしさを引き出します。

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受講生のみなさんからは、


「苅宿先生のWSについての学び方を聞き、今後3ヶ月の見通しが持てた。」

「苅宿先生のウワサの話が大きな気づきでした。大きな組織で混乱が起きる理由がよく理解できました。」


など、ワークショップを体験しての気づきについての感想をいただきました!


こちらは午後のグラフィックレコーディング↓

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受講生がその日の学びを振り返るお手伝いになれば!という思いでまとめています。


WSDでは、常に「振り返り」を大切にしています。

大人の学びは、階段的ではなく螺旋的。振り返ることで新たな気づきが生まれます。

だから、「一度学んで終わり」ではなく、何度も繰り返す中で学びを深めていくのです。


初日から、とっても濃厚な1日でした。

27期の皆さん、3ヶ月一緒に頑張っていきましょう!


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by aogakuwsd | 2018-01-11 11:07 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】WS実践Ⅱ 子ども向けワークショップ!

すっかりご無沙汰してしまいましたが、本日は「WS実践科目Ⅱ 子ども向けワークショップ」の様子をお届けします。


基礎理論科目、WS実践科目Ⅰでの大人向けWSを経て、本プログラム最後の柱「WS実践科目Ⅱ」。

逆転時間という動画の逆再生アプリを使用した、小学生向けのWSの実践です。


WS実践Ⅱの1コマ目は、前回のブログでもお届けしたNPO法人PAVLICのみなさんを講師に迎えた「研修」です。

子ども向けのコミュニケーションWSを日々実践している講師のみなさんによるワークショップを、じっくり観察します。

WS実践Ⅱではプログラムデザインに加え、ファシリテーションについても重点的に学びます。

本プログラムでの頻出ワードのひとつに「フィット感」という言葉があります。

現場で起きていることや参加者とのフィット感を確かめながらプログラムを進め、ファシリテーターの働きかけを変えていく。

そのために、まずは参加者をよく見ることが非常に大切です。

自分の観察の仕方・視点を認識し、さらに他の受講生や講師との対話を通して新たな観察の視点を増やしていきます。

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観察を終えた次の講座からは、いよいよグループに分かれてワークショップの企画です。

コンテンツは決まっていますが、言い換えれば「決まっているのはコンテンツだけ」。

目的は?ゴールイメージは?ワークショップ2時間の流れは?メンバーの役割分担は?

新たに結成されたメンバーで、企画を進めていきました。

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企画をしながら、リハーサルも実施。

プログラムデザインを確認しつつ、実際にファシリテーションをやってみる中で気づくこともたくさんあります。

ファシリテーションに関しては、講師から現場を俯瞰して見る「F2LOモデル」を用いた解説もありました。

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そして実習本番!

今期は4クラスの実施でしたので、ワークショップの参加者も過去最多人数!

子どもたちが主体となり、グループに分かれて逆再生動画を制作していきます。

パワー溢れる子どもたちと一緒に、楽しみながら、時には苦しみながら?子どもたちの主体的な活動をサポートしていきました。

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実習当日は午前と午後に分かれており、自分たちのグループの「実施」と他のグループの「観察」を行います。

この「観察」では、実施者のファシリテーションをiPadを使って撮影しました。

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実習の次の講座は、映像を使用した省察。

「自分がファシリテーションをしている姿を見るのは恥ずかしい!」という方もいますが、現場を捉えた映像をじっくりと見て、会話分析までする機会はなかなかありません。

さらに、ワークショップの現場をずっと見ていた観察者とペア対話をする中で、あらゆる視点でお互いのファシリテーションについて振り返ることができました。

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そして恒例の「ギャップモニタリング」。

グループメンバーの良いところや特質を、ギフトメッセージとして共有するこのワークは、ゲーム感覚で毎回楽しく盛り上がる時間となります。

それだけではなく、普段は気がつかない自分自身の特質を他者の視点を借りながら見つけていくこともできます。

ちなみにこのワーク、修了生の中には、「職場でやってみた」という方もいます!

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ワークショップの観察から企画、そして省察と、あっという間に駆け抜けた1ヶ月でした。


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by aogakuwsd | 2017-12-12 18:48 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの参加者の観察をしました。

2017年10月15日、21日、22日、28日


対面講座も8日目。講座もいよいよ後半です。

1回目の実習、振り返りを終え、そこで体験したことや、振り返ったことを活かし、2回目の実習に向けての準備に入ります。ワークショップ実践科目1では主にプログラムデザインを意識して来ましたが、ここからのワークショップ実践科目2では、それに加えてファシリテーションについても学んでいきます。


ファシリテーションを行う上で、場や参加者にフィットした働きかけをするために必要になるのが「参加者をよく観察する」ということ。参加者や場をよく見て、起きていることを把握し、その上で想像を働かせて人や場にフィットする働きかけをしてもらうため、今日の講座ではワークショップの参加者(小学生)を観察し、その内容を他の人と共有することで自分の見方の特徴を知り、着眼点などを広げていきます。


まずは午前中に参加者を観察します。「話して、つくって、演じてみよう!」という小学生向けのコミュニケーションワークショップを行い、それに参加する小学生を90分、丁寧に見ていきます。ファシリテーターはNPO法人PAVLICの皆さんです。

PAVLICのメンバーは俳優や脚本家、演出家として活動されるのと同時に、コミュニケーション能力向上、防災などをテーマとする演劇ワークショップを、全国の教育現場などで年間100回以上実施されています。



「迎え入れの段階からワークショップは始まっています」と、午後の講座の中でファシリテーターからのお話の中にもあった通り、参加者を迎え入れる部屋の準備や、入ってきた時の声がけなどにもファシリテーターは注意を払います。



開始時間になると、半円になってファシリテーターの自己紹介。続いてウォーミングアップを行います。ウォーミングアップで行うことについては、「会場の状況(室温や広さ、明るさなど)や参加者の状況によって、ウォーミングアップの内容を、当初予定から変更することもあるんです」と、事後にファシリテーターから説明がありました。

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その後グループに分かれ、創作活動を行います。受講生はその間もずっと周りから参加者を見て、体の動き、発言などの記録をとっていきます。

ここでの記録がこの日の午後の学びの素材になるため、みなさん丁寧に参加者から見取ったことを記録していきます。

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グループワークの発表では、ファシリテーターから「こういうところが良かった」「〇〇ちゃんがやっていることが、△△に見えたね」「途中でやってたことは、どういうことを表していたの?」などと、具体的に良かった点や、もう一度行うグループワークでのブラッシュアップにつながるようなコメントが入ります。

最後にブラッシュアップした作品を発表し、今日のワークショップの感想や気づいたことなどをグループで話をしてもらい、ワークショップはこれで終了です。



午後は、前半に午前中に観察したことを共有する時間、後半はファシリテーターの話を聞く時間です。


最初の共有は、同じ参加者を観察していたペアと。

同じ参加者を観察しても、見方や見ている部分によって、見取ったことや、そこから想像したことは違うことも多々あるため、今日は受講生二人ペアが同じ参加者を観察できるよう、ペア組みをしていました。この共有を通して、自分の観察のポイントの特徴や、自分になかった視点などをお互いに気づいてもらえました。

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その後、小グループでの共有を行います。

ここでの目的は、先ほどのペア共有で気づいた自分の観察のポイントの特徴や、自分になかった視点などをさらに広げることです。

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午後の後半は、ワークショップを進行していたファシリテーターたちに話を聞きます。

ファシリテーターたちが、参加者をどのように見取り、ワークショップの目的に沿うようにファシリテーションをしていたのかなどの話を聞きました。


ある回の振り返りでは、ファシリテーターから「子どもによって参加の仕方は違う。よく笑っている、よく話している状態だけが『参加』ではない。子どもにとっての参加の尺度を(ファシリテーターとして)いろいろ持っているとよい。」という話がありました。一見、参加度が低そうな子でも、実は、じっくり自分なりに楽しんで参加している場合もあるということですね。

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また、受講生からの「実際に(自分たちが)ワークショップを行っている時の説明などに、子どもがわからないこということがあったら 、どこまで説明・介入すべきか」という内容の質問には、「大人が答えを伝えるよりも、子ども同士で教え合うコミュニケーションが大事。そのため、子ども同士で教えあえない場合のみ、教えたりしています。」という実践に基づいた回答をもらえました。


一日を通して、自分の見方の視点を広げ、熟達したファシリテーターから話を聞くことで、ファシリテーションについての気づきや学びを得てもらえたのではないかと思います。これからグループでワークショップづくり、実習へと進みますが、今日得られたものを活かしていってもらいたいと思います!


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by aogakuwsd | 2017-11-09 15:59 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】身体表現ワークショップを体験しました!


2日間の基礎理論科目に続き、今日からは「ワークショップ実践科目1」に入ります。
ワークショップ実践科目は、「研修」→「企画」→「実施」→「振り返り」という流れで進みます。
初日にあたる今日は、身体を使ったワークショップに実際に参加して、その体験を振り返るという1日です。

講師は体奏家(たいそうか)の新井英夫さん、そしてアシスタントの板坂記代子さん。
福祉施設や教育施設、公共ホールなどから依頼をされ、幼児から高齢者までの幅広い方を対象に、野口体操をベースにした身体ワークショップを行っています。
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まずは言葉を発しないで参加者のみなさんとタイコを使ってあいさつ。全員とタイコであいさつが終わったら、フエを奏でながら一人ひとりと握手していきます。
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実はこの時、新井さんは参加者一人ひとりの参加に対する戸惑いや反応のスピードなどを伺っていますが、そのことを受講生が知るのは午後の新井さんへの質問タイムの時。
ノリノリで挨拶する人、怪訝そうな人、何が始まるんだろうと不安そうな人。
様々な身体と気持ちの状態でワークショップが始まりました。
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今回の研修では、まずは頭で考えるより体を動かしてみて、自分がどう感じるかを受け止めてもらいました。
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約3時間のワークショップの中には参加者の参加度を高めていくための、様々なプログラム上の仕掛けや、音環境の仕掛けなどもありました。

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アシスタントのいたさんは、新井さんのサポートだけでなく、違うアプローチで参加者の不安を除いたり、別の役割を果たしていきます。チームでワークショップを行う大切さがわかります。

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午後のリフレクションの時間には、午前中のワークショップ体験を丁寧に振り返ります。
自分のテンションを可視化、言語化することで、午前中に自分が体験したことを、振り返りながらだんだん俯瞰しています。

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相互インタビューや4人組での共有では、「なぜそう感じたの?」「それってどういうこと?」といった問いかけなど、何回ものやりとりを通じて、普段意識していない自分の「当たり前」に少しずつ気づいてきました。
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自分が感じたことに対して「なぜ自分はそう感じた(考えた)んだろう?」と問いかけることで、背景には自分の「当たり前」があることに気づきます。同じ体験をしていても、人それぞれ違った感じ方や捉え方があるということを実感した1日でした。

次回の講座からは、いよいよグループに分かれてワークショップ実習に向けた企画が始まります。


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by aogakuwsd | 2017-09-21 16:08 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD WSD初!!江戸東京博物館にて対面講座を実施しました】

2日目は、WSD初!東京都江戸東京博物館を会場に実施しました。
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江戸東京博物館は「時間とモノ」に関する工夫満載の展示を通し、あらゆる人が何かとつながることのできる博物館ということで、
苅宿先生がかねてからWSDの対面講座を実施したい!と熱望されていた場所。
この環境を存分に利用し、iPadで撮影した写真をもとに組み立てらえれたワークを実施。
個人で撮影した写真をもとに、グループごとに作品を制作しました。
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もちろんワークを実施するだけでなく、このワークの学びに仕掛けられた意図や想いも解説。
ワークを通して理論を実践に落しこみ、自分の中での納得度を高めていく。
2日目にして、受講生はそのプロセスを体感した様子でした。
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この日のラストは、eラーニングのレポート共有。
「協働とは?」という問いを異なるバックグラウンドや価値観を持つ受講生どうしで深め、図式化したアウトプットを製作しました。
午前中にまさに協働的な活動で作品作りを経験したこともあって、興味深いアウトプットがたくさん生まれました。

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本日のグラフィックレコーディング。

今回は、欠席のことばさんに代わり、Cクラス担任のゆこさんが担当しました。
グラフィックレコーディングは、受講生同士で講座終了直後にコミュニケーションをとりつつ振り返りをするもよし、
時間が経ってからのリフレクションに活用するもよし。
受講生の学びに寄与できれば・・・という想いと共はもちろん、修了生やスタッフがチャレンジをする場でもあります。

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講義続きの初日は緊張した面持ちも見られた受講生ですが、ワークを通して徐々に打ち解けていった様子。
「青学WSD26期」のコミュニティはうまれたばかり。
今後、2度のワークショップ実践を通した学びを深めながら、どんなコミュニティがつくられていくのか、スタッフも楽しみにしています。

受講生の皆さん、3か月間頑張っていきましょう!

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by aogakuwsd | 2017-09-08 12:39 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】26期対面講座スタート!

先週末9月2日・3日から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2017年度第2期(26期)の対面講座が始まりました!

初日は青山キャンパスにて、本プログラムの代表である青山学院大学社会情報学部教授・苅宿俊文先生による講義。

まずは自己紹介ワーク「Dialog4」から。
自己紹介と言っても「はじめまして・・・」と語り合う単なる自己紹介ではなく、
コミュニケーションにおけるズレなどを実感できる、一捻りあるワークです。

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続いて「WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」を、映像教材も使いながら解説していきます。
「無意識の意識化」「出力を想定した入力」「メタ認知」など、修了生にはおなじみのワードも。

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午後は、ワークショップが必要とされてきている社会的背景についての講義。
多元的になっていく社会や「学び方」の変化、共生社会の難しさと不寛容・・・
そんな中、ワークショップデザイナーとしてできることとは?
思考や対話を促す「カタルタ」「語れる三角」などのツールを使いながら、
受講生も"聴きっぱなし"ではなく考え、語りながら講座は進んでいきました。

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初日のグラフィックレコーディングはこちら。

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今期は、修了生スタッフのことばさんを中心にグラフィックレコーディングを用いて講座内容を可視化していきます。

あっと言う間の対面講座初日でした!

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by aogakuwsd | 2017-09-08 12:37 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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