青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

カテゴリ:講座のようす( 178 )




【青学WSD】ワークショップの参加者の観察をしました。

2017年10月15日、21日、22日、28日


対面講座も8日目。講座もいよいよ後半です。

1回目の実習、振り返りを終え、そこで体験したことや、振り返ったことを活かし、2回目の実習に向けての準備に入ります。ワークショップ実践科目1では主にプログラムデザインを意識して来ましたが、ここからのワークショップ実践科目2では、それに加えてファシリテーションについても学んでいきます。


ファシリテーションを行う上で、場や参加者にフィットした働きかけをするために必要になるのが「参加者をよく観察する」ということ。参加者や場をよく見て、起きていることを把握し、その上で想像を働かせて人や場にフィットする働きかけをしてもらうため、今日の講座ではワークショップの参加者(小学生)を観察し、その内容を他の人と共有することで自分の見方の特徴を知り、着眼点などを広げていきます。


まずは午前中に参加者を観察します。「話して、つくって、演じてみよう!」という小学生向けのコミュニケーションワークショップを行い、それに参加する小学生を90分、丁寧に見ていきます。ファシリテーターはNPO法人PAVLICの皆さんです。

PAVLICのメンバーは俳優や脚本家、演出家として活動されるのと同時に、コミュニケーション能力向上、防災などをテーマとする演劇ワークショップを、全国の教育現場などで年間100回以上実施されています。



「迎え入れの段階からワークショップは始まっています」と、午後の講座の中でファシリテーターからのお話の中にもあった通り、参加者を迎え入れる部屋の準備や、入ってきた時の声がけなどにもファシリテーターは注意を払います。



開始時間になると、半円になってファシリテーターの自己紹介。続いてウォーミングアップを行います。ウォーミングアップで行うことについては、「会場の状況(室温や広さ、明るさなど)や参加者の状況によって、ウォーミングアップの内容を、当初予定から変更することもあるんです」と、事後にファシリテーターから説明がありました。

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その後グループに分かれ、創作活動を行います。受講生はその間もずっと周りから参加者を見て、体の動き、発言などの記録をとっていきます。

ここでの記録がこの日の午後の学びの素材になるため、みなさん丁寧に参加者から見取ったことを記録していきます。

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グループワークの発表では、ファシリテーターから「こういうところが良かった」「〇〇ちゃんがやっていることが、△△に見えたね」「途中でやってたことは、どういうことを表していたの?」などと、具体的に良かった点や、もう一度行うグループワークでのブラッシュアップにつながるようなコメントが入ります。

最後にブラッシュアップした作品を発表し、今日のワークショップの感想や気づいたことなどをグループで話をしてもらい、ワークショップはこれで終了です。



午後は、前半に午前中に観察したことを共有する時間、後半はファシリテーターの話を聞く時間です。


最初の共有は、同じ参加者を観察していたペアと。

同じ参加者を観察しても、見方や見ている部分によって、見取ったことや、そこから想像したことは違うことも多々あるため、今日は受講生二人ペアが同じ参加者を観察できるよう、ペア組みをしていました。この共有を通して、自分の観察のポイントの特徴や、自分になかった視点などをお互いに気づいてもらえました。

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その後、小グループでの共有を行います。

ここでの目的は、先ほどのペア共有で気づいた自分の観察のポイントの特徴や、自分になかった視点などをさらに広げることです。

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午後の後半は、ワークショップを進行していたファシリテーターたちに話を聞きます。

ファシリテーターたちが、参加者をどのように見取り、ワークショップの目的に沿うようにファシリテーションをしていたのかなどの話を聞きました。


ある回の振り返りでは、ファシリテーターから「子どもによって参加の仕方は違う。よく笑っている、よく話している状態だけが『参加』ではない。子どもにとっての参加の尺度を(ファシリテーターとして)いろいろ持っているとよい。」という話がありました。一見、参加度が低そうな子でも、実は、じっくり自分なりに楽しんで参加している場合もあるということですね。

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また、受講生からの「実際に(自分たちが)ワークショップを行っている時の説明などに、子どもがわからないこということがあったら 、どこまで説明・介入すべきか」という内容の質問には、「大人が答えを伝えるよりも、子ども同士で教え合うコミュニケーションが大事。そのため、子ども同士で教えあえない場合のみ、教えたりしています。」という実践に基づいた回答をもらえました。


一日を通して、自分の見方の視点を広げ、熟達したファシリテーターから話を聞くことで、ファシリテーションについての気づきや学びを得てもらえたのではないかと思います。これからグループでワークショップづくり、実習へと進みますが、今日得られたものを活かしていってもらいたいと思います!


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by aogakuwsd | 2017-11-09 15:59 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】身体表現ワークショップを体験しました!


2日間の基礎理論科目に続き、今日からは「ワークショップ実践科目1」に入ります。
ワークショップ実践科目は、「研修」→「企画」→「実施」→「振り返り」という流れで進みます。
初日にあたる今日は、身体を使ったワークショップに実際に参加して、その体験を振り返るという1日です。

講師は体奏家(たいそうか)の新井英夫さん、そしてアシスタントの板坂記代子さん。
福祉施設や教育施設、公共ホールなどから依頼をされ、幼児から高齢者までの幅広い方を対象に、野口体操をベースにした身体ワークショップを行っています。
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まずは言葉を発しないで参加者のみなさんとタイコを使ってあいさつ。全員とタイコであいさつが終わったら、フエを奏でながら一人ひとりと握手していきます。
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実はこの時、新井さんは参加者一人ひとりの参加に対する戸惑いや反応のスピードなどを伺っていますが、そのことを受講生が知るのは午後の新井さんへの質問タイムの時。
ノリノリで挨拶する人、怪訝そうな人、何が始まるんだろうと不安そうな人。
様々な身体と気持ちの状態でワークショップが始まりました。
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今回の研修では、まずは頭で考えるより体を動かしてみて、自分がどう感じるかを受け止めてもらいました。
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約3時間のワークショップの中には参加者の参加度を高めていくための、様々なプログラム上の仕掛けや、音環境の仕掛けなどもありました。

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アシスタントのいたさんは、新井さんのサポートだけでなく、違うアプローチで参加者の不安を除いたり、別の役割を果たしていきます。チームでワークショップを行う大切さがわかります。

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午後のリフレクションの時間には、午前中のワークショップ体験を丁寧に振り返ります。
自分のテンションを可視化、言語化することで、午前中に自分が体験したことを、振り返りながらだんだん俯瞰しています。

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相互インタビューや4人組での共有では、「なぜそう感じたの?」「それってどういうこと?」といった問いかけなど、何回ものやりとりを通じて、普段意識していない自分の「当たり前」に少しずつ気づいてきました。
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自分が感じたことに対して「なぜ自分はそう感じた(考えた)んだろう?」と問いかけることで、背景には自分の「当たり前」があることに気づきます。同じ体験をしていても、人それぞれ違った感じ方や捉え方があるということを実感した1日でした。

次回の講座からは、いよいよグループに分かれてワークショップ実習に向けた企画が始まります。


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by aogakuwsd | 2017-09-21 16:08 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD WSD初!!江戸東京博物館にて対面講座を実施しました】

2日目は、WSD初!東京都江戸東京博物館を会場に実施しました。
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江戸東京博物館は「時間とモノ」に関する工夫満載の展示を通し、あらゆる人が何かとつながることのできる博物館ということで、
苅宿先生がかねてからWSDの対面講座を実施したい!と熱望されていた場所。
この環境を存分に利用し、iPadで撮影した写真をもとに組み立てらえれたワークを実施。
個人で撮影した写真をもとに、グループごとに作品を制作しました。
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もちろんワークを実施するだけでなく、このワークの学びに仕掛けられた意図や想いも解説。
ワークを通して理論を実践に落しこみ、自分の中での納得度を高めていく。
2日目にして、受講生はそのプロセスを体感した様子でした。
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この日のラストは、eラーニングのレポート共有。
「協働とは?」という問いを異なるバックグラウンドや価値観を持つ受講生どうしで深め、図式化したアウトプットを製作しました。
午前中にまさに協働的な活動で作品作りを経験したこともあって、興味深いアウトプットがたくさん生まれました。

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本日のグラフィックレコーディング。

今回は、欠席のことばさんに代わり、Cクラス担任のゆこさんが担当しました。
グラフィックレコーディングは、受講生同士で講座終了直後にコミュニケーションをとりつつ振り返りをするもよし、
時間が経ってからのリフレクションに活用するもよし。
受講生の学びに寄与できれば・・・という想いと共はもちろん、修了生やスタッフがチャレンジをする場でもあります。

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講義続きの初日は緊張した面持ちも見られた受講生ですが、ワークを通して徐々に打ち解けていった様子。
「青学WSD26期」のコミュニティはうまれたばかり。
今後、2度のワークショップ実践を通した学びを深めながら、どんなコミュニティがつくられていくのか、スタッフも楽しみにしています。

受講生の皆さん、3か月間頑張っていきましょう!

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by aogakuwsd | 2017-09-08 12:39 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】26期対面講座スタート!

先週末9月2日・3日から、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2017年度第2期(26期)の対面講座が始まりました!

初日は青山キャンパスにて、本プログラムの代表である青山学院大学社会情報学部教授・苅宿俊文先生による講義。

まずは自己紹介ワーク「Dialog4」から。
自己紹介と言っても「はじめまして・・・」と語り合う単なる自己紹介ではなく、
コミュニケーションにおけるズレなどを実感できる、一捻りあるワークです。

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続いて「WSDの学び方」や「大人の学びのポイント」を、映像教材も使いながら解説していきます。
「無意識の意識化」「出力を想定した入力」「メタ認知」など、修了生にはおなじみのワードも。

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午後は、ワークショップが必要とされてきている社会的背景についての講義。
多元的になっていく社会や「学び方」の変化、共生社会の難しさと不寛容・・・
そんな中、ワークショップデザイナーとしてできることとは?
思考や対話を促す「カタルタ」「語れる三角」などのツールを使いながら、
受講生も"聴きっぱなし"ではなく考え、語りながら講座は進んでいきました。

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初日のグラフィックレコーディングはこちら。

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今期は、修了生スタッフのことばさんを中心にグラフィックレコーディングを用いて講座内容を可視化していきます。

あっと言う間の対面講座初日でした!

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by aogakuwsd | 2017-09-08 12:37 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】こどものワークショップの観察をしました!

2017年6月18日(Aクラス)、24日(Bクラス)、25日(Cクラス)@都内小学校
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1回目の実習が終わり、講座は折り返し地点にさしかかりました。
今日から、2回目の実習に向けての準備が始まります。

1回目の実習では、主にプログラムデザインを意識して取り組んでいただきましたが、2回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションについても学んでいきます。

ファシリテーションにおいて前提となるのが、「参加者をよく見る」ということ。

今、目の前にいる参加者に何が起こっているのか。
今、参加者はどういう感情なのだろうか。

など、参加者をよく見た上で、想像力を働かせることで、その場にフィットした進行をすることが可能になります。

そこで、この日の講座では、ワークショップに参加するこどもの様子を丁寧に観察し、観察した内容を共有することで、ファシリテーションの前提となる「参加者をよく見る」ということについて、深く掘り下げていきます。


観察の対象となるのは、「話して、つくって、演じてみよう!」という小学生向けのコミュニケーションワークショップ。
ファシリテーターをつとめてくださるのは、NPO法人PAVLICの皆さんたちです。
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それぞれ演出家、俳優、脚本家として活動されるのと同時に、PAVLIVのメンバーとして、コミュニケーション能力の育成を目的とする演劇ワークショップを、日本全国の教育現場で年間100回以上実施されている、いわばワークショップの熟達者です。

朝、会場に子どもが一人ずつ入ってくると、ファシリテーターの方たちは「おはよう!」と声をかけつつ、「ねぇ、なんか絵を描いてみてよ!」「この絵、何の絵だと思う?」と、自然に遊びに巻き込んでいきます。
まだ、プログラムは始まっていませんが、もうこの時点でワークショップはスタートしています。
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ワークショップが始まってからも、ファシリテーターの皆さんは、一人一人の名前を呼びながら、こどもたちから出てくるアイデアや表現を丁寧にひろっていきます。
特に作品発表の場面では、たんに面白かった、よかったと言うだけでなく、○○ちゃんのここがよかった。こんな風に見えて面白かった、ここをこうすると、もっと面白くなるかもよ、と創作がさらに発展するようなコメントもはさみます。
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そんな大人の声がけに応えるように、こどもたちは、どんどん作品創作にのめり込んでいき、ユニークな発表作品が仕上がりました。

その様子をじっと観察する受講生。
観察といっても、ただふわっと全体を見るのではなく、それぞれの受講生が自分の観察対象者となる一人のお子さんを90分観察し、行動、表情、発言などを細かく拾っていったので、かなり集中力を使いました。
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午前のワークショップはこれで終了。


午後は、午前中に観察したことを共有しました。

まずは、同じこどもを観察したペアで共有。
今日の観察は、受講生がペアを組み、二人で同じこどもを観察していました。
同じこどもを観察していても、情報の拾い方や、解釈の仕方が違っていることに気づきました。
また、自分にはない観察の視点をお互いに指摘しあうことで、自分の観察視点の特徴をあぶり出していきます。
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さらに、小グループで共有。
ここでは、さきほどのペアの共有で明らかになった自分の見方の特徴や一緒に観察したパートナーの観察の特徴も共有し、観察視点の幅をさらに広げていきました。
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午後の後半は、ワークショップを進行していたファシリテーターたちが、参加者であるこどもをどのように見取り、それによってどのような対応をしていたのか、ファシリテーションの意図を伺い、熟達したファシリテーターの見方を知る時間となりました。
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それぞれのファシリテーターのお話しを伺うことで、ワークショップの目的に沿うことを前提に、参加者の様子を読み取った上でファシリテートしていたことがわかりました。

ペアで参加者を観察して、お互いに観察した内容を共有する。
熟達したファシリテーターが、参加者をどのように見ていたのか話を聞く。

今日は、この2つの活動を通して、参加者をよく見るための視点が随分と随分と広がったのではないかと思います。

今回の観察で気づいたことを、実習のファシリテーションに大いに活かしていきましょう!

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by aogakuwsd | 2017-06-26 16:27 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップ実習終了しました!

6月11日。
ついに実習の日がやってまいりました!!

今回は、前回来てくださった講師陣に加えて、参加者として本プログラムの修了生も参加します。
ここが講座の最初の山場、全15グループが企画してきたワークショップの実施とフィードバック・リフレクションを行いました!
 

早速本番スタート!
各教室で1グループずつWSを開催しました。
参加者は、同じ期の受講生と修了生合わせて15人前後です。
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演劇WS、「石橋を叩かずに渡ろう!」。思い切った演技が大ウケ。
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こちらはモノを積み上げるワーク、「あたまをツムツム!」上手くいって満足そうな様子。
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一方、実施者側は、参加者の様子を見ながら自分たちが企画したWSを進行していきます。
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・・・裏ではこんなやり取りが!時間を気にしながらの進行には、お互いの情報共有は欠かせません。
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実施した後は、参加者から感想をもらいます
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ピンクの付箋には「面白かった、夢中になれた」等の意見を、水色の付箋には「ためらった、違和感を感じた」等の意見を書いてもらいます。
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書いてもらった付箋を元に、参加者と実践者の共有タイム!
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参加者から率直なフィードバックがもらえるのもこの実習ならでは。
同期の参加者からも、修了生からも忌憚の無い意見が話されます。
実施者の皆さんも真剣に耳を傾けていました。
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そして各グループの担当講師からのフィードバック
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フィードバックの中には、
「メインワークまでの流れに無駄が多い」
「全体的に待たされる時間が長く、やらされ感があった」
「ファシリテーターにもっと関わってほしい」など若干厳しい意見もありましたが、

「リハーサルを受けてパートの区切りがあり、意図を感じたワークになっていた。」
「全体はシンプルに分かりやすくなった。」
「見てて興奮するくらい面白く、興味深いWSだった。」など嬉しい言葉が!!

修正点はあるものの以前よりブラッシュアップされ、どの班もワークの完成度が上がっていました。


そして終わった後はリフレクション。
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参加者の感想をもとに、自分たちの意図と照らし合わせて、本当の問題を探ります。
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やってみてはじめて、コンセプトの曖昧さや個々人のイメージのズレに気がつくこともありました。

参加者からもらった意見は賛否両論、いろいろです。意見はいろいろあれど、それに合わせてプログラムをいちいち変更しても、それは根本的な解決にはなりません。
今日のリフレクションでは、解決策を考える前段階として、自分たちがそもそもやりたかったことと参加者の感想の間にある、なぜそうなったのか?を深めることで、”本当の課題”やうまくいった”本当の原因”を探ってもらいました。


最後に講師からのメッセージ。
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講師からは、

「前回1週間前にゴールとコンセプトの筋を通すことが大事という話しをしたと思います。自分たちの感覚だけでなく、受ける人がどう感じるかが必要だと。もう一つ大事なことは、「時間の意識を持つこと」です。

WSのプログラムは自分たちの中で練れば練るほどスムーズになる。だがそれが初めての人はどうなのか。

自分たちの時間感覚と参加者のそれは違います。あれも伝えたい、気づいて欲しい、でも1時間では限界があります。

今回皆さんに与えられた時間は1時間。その中には気づき時間、対話の時間、次のワークに移動するための時間なども含まれています。その1時間をどうデザインしていくのか、つまりこの1時間の限界を考えるということをしてほしいと思います。欲張りすぎないこと、できるだけゆったりと気づきが生まれることを今後意識してください。

などのコメントを頂きました!
 

今週末も引き続き振り返り。
1時間のワークショップを、2日間かけて企画して、1.5日かけて振り返る。
これでもまだまだ時間が足りないくらいです。。。笑

参加者の感想には、、
「スタッフサイドの動き方が難しいなと思いました。」
「初ファシリテーターで、時間ばかりが気になって参加者の反応を見ることができなかった。」
「「やってみなければ、わからない」ということをイヤというほど味わった。」
「参加者の視点に立つということが改めて難しいと思いました。」など頭を悩ませる感想から、

「実際にWSを行ってみて、参加者の反応を2度続けて見れたのはとても学びになりました。」
「参加者の感想を見ると、自分たちの想定していなかった意見を得ることができた。」
「リフレクションは本講座でも楽しみにしていたので今日と次週が楽しみです。」といった前向きな感想まで様々ありました。

やってみて振り返っての1日。学んだこと・考えることは一人一人様々であると思いますが、今回の経験を次につなげていって欲しいと思います。

貴重な経験にご協力いただいた修了生のみなさま、本当にありがとうございました!!
 



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by aogakuwsd | 2017-06-17 15:31 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの企画・リハーサルをしました!

今回は25期生のワークショップの企画・リハーサルの回でした!

企画作りと並行して、講師への相談会を、次に各班リハーサルをして、WSを考え抜くという一日です。

さて、今回の講師陣の紹介です!
内山さん、田野さん、小島さん、鵜川さん、林さんにお越しいただきました!
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早速、それぞれのグループをのぞいてみると、、、

フリータイムでは、皆さん企画作りに集中していました。
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講師への相談会では、企画作りで上手くいかないモヤモヤを講師と共有し、今後どのような方向性で考えていけばいいのかアドバイスをもらいます。
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そして、いざリハーサル!他のグループに参加者として入ってもらいました。
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書いている自分の手元を見ないで、相手の似顔絵を描くワークや、
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紙を使った造形WSなど、様々なワークがありました。
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リハの後は、参加者からのフィードバック。
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参加してみての気づきを伝えます。
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そしてお待ちかね!講師からのフィードバック。
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フィードバック(結構辛口!)をもらったところも、、
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最後に、各々受けたアドバイスを持ち帰り、また企画の練り直し。。
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講師からの指摘では、
「コンセプトとワークが合ってないのでは?」
「最後のクロージングがしっくりこない」
「最初の自己紹介のハードルが高い」
「このワークは皆でやるよりも一人でやるほうが面白い。それはワークショップとして成立するのか?」という厳しいものも!

受講生の感想では、
「実際にやってみて初めて気づくことが多いので、リハーサルはとても有意義でした。」
「自分たちでWSをつくることの難しさを痛感しました。」
「コンセプトとゴールイメージを考え抜くというのは、シンプルなようでとても難しいなと苦しんでいます。(笑)」など、WS作りという壁にぶち当たっている感想が多くみられました。
一方で、
「WSデザインについてチームメンバーと深く議論できたのは面白かった。」
「このモヤモヤがたまらないです。」といった明るい意見も!

実際にリハーサルをやってみて初めて見えてきた視点もあり、全体的にまだまだ改善の余地あり。といった感じではあると思いますが、受講生には今感じているこのモヤモヤを楽しんでいってほしいなと思います!

来週はいよいよ実習です。

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by aogakuwsd | 2017-06-06 12:18 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの企画スタート!



2017年5月28日(日)今日は、3クラス合同の授業です。
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今日からは、ワークショップの企画・実践・振り返りを通して、ワークショップデザインについて学ぶ4日間の講座です。

6名1組でグループを組み、2週間後の実習(企画したワークショップの実践)に向けてワークショップの企画をします。


午前中は、今回の講師、内山厳さんのワークショップの体験。

講師の内山厳さん 本プログラムの講師のほか、青山学院大学での講師、企業での研修講師や演劇をベースとした研修・ワークショップなどを展開されています。

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今日は、「自分の殻を破る」をテーマにデザインされたWSを、25期生が体験しました!


まずは、拍手回し!

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次に歩きながら目に映ったものを指をさして次々に言っていくワーク。徐々に制約をつけて難易度が上げていきます。これが以外と難しい、、。

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みなさん頭をフル回転。

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二人組になり、お互いの息を合わせて同じタイミングで拍手をするワーク。

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慣れてきたらお互いの名前を息を合わせて遠くで呼び合います。思いよ届け!

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その後は「技術習得」。さて、何の技術か。それは、、、

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SLAP」=ビンタの練習です。

もちろん、本当にビンタしているわけではありません!エア・ビンタです。

内山さんの演劇の経験から、舞台などで使われる「ビンタしてないけどビンタに見える技」を習得します。


まずは、ビンタの練習!

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ビンタを受ける側は、拍手でビンタの音を演出します。

コツは、アイコンタクト・キッカケ・BAN!!

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見せる角度を工夫することで、当たっていなくても本当にビンタしているように見えます!


その後は、このSLAPを入れた小さなシーンの創作タイム!

グループに分かれて台本を考えます。

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その台本を交換して、他のグループの人に演じてもらいます。

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リハーサルの様子。台本を再現するのに夢中です。

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最後に発表会!

クラスごとに作品を見せ合いました。

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午前中のまとめ。修了生スタッフの、いくみんさんとことばさんが仕上げてくれたドキュメンテーション。

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午後は、いくみんさんとことばさんの作ってくれたドキュメンテーションを見ながら、午前中のワークショップにデザインされていた仕掛けを考えます!

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まずは個人で・・・

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次にグループで共有します。

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立ちながら話し合うグループも!

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午後のまとめ。いくみんさん・ことばさん作ドキュメンテーション2

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体験をもとに、ワークショップデザインについて紐解いたあとは、さっそくワークショップの企画に入りました。


経験もフィールドも多様なメンバーとの話し合い。グループでの合意形成にみなさん苦戦していました。


参加者の感想には、

「いざ自分たちでプログラムを組み立てようと思うと本当に難しいです。」

「同じ体験をしても、人によって気づくことの内容・量に大きく違いが出ることに驚きました。」

「グループワークを中心としながら、全体としての一体感を得ることができました。」

「話し合うと色々なアイデアがたくさん出て新鮮な気持ちになるが、イメージを共有するのが大変だと感じました。」

など頂きました。


WS難しい!」という感想が多かったものの、どこかそれを楽しんでいるような文面ばかりでした!素敵ですね。


今後もこの調子で、どの過程も楽しみながら、楽苦しみながら、頑張っていきましょう!!



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by aogakuwsd | 2017-06-02 10:30 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】新井英夫さんの身体ワークショップを体験しました!

2017年5月20日、21日、27日

2日間の基礎理論科目が終了し、ワークショップを企画、実施するワークショップ実践科目1が始まりました。その初日は、クラスごとにワークショップを受講し、その体験を振り返るという1日です。

講師は、体奏家の新井英夫さん。
新井さんは、野口体操をベースにした身体ワークショップを、幼児から高齢者までの幅広い方を対象に、主に教育施設で展開されています。
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基礎理論科目で、苅宿先生がこんなことを仰っていました。

「自分がやっていることを俯瞰して、これはどういう意味があるかなと考えるのが大人の学びのスタイル。自分にとってどんな意味があるのかを考えてみて、それをまわりの人に話してみる。そうすることで、みなさんの中に学びをまなぶというメタ認知構造が生まれるるんです。」
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今日の講座は、まさに、このメタ認知がつくられていく構造をベースにデザインされています。
まずは、ワークショップを体験してみる
→体験の中から自分にとって印象的だったことを抽出してみる
→印象的だったことに対して、それはなぜそう感じたのだろうか?と考えてみる・・・
そうすることで、体験したことを自分で意味づけしていきます。

新井さんからも、ワークショップが始まる際に、「今日は、頭でいろいろ考えるのではなくて、まずはやってみることを楽しんでください」というお話がありました。
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実際に身体を動かしてみると、ぎこちない動きをしていた身体が少しずつほぐれていくことや、まわりにつられて思わず動いてしまうことを実感しました。

ワークショップの体験のあとは、体験したことを振り返るリフレクションの時間です。
自分にとって印象的だったことを可視化、言語化した上で、自分はなぜそう感じたんだろうか?ということを、相互インタビューによって深めていきます。
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そうすることで、普段は意識してない自分のことが見えてきました。
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「違いがあることで発見がある」と、ワーク中に新井さんが何度か仰っていましたが、まさに、同じ体験をしても、違う感じ方、捉え方があり、その裏側には、個人の前提条件がある、ということを実感した1日でした。

新井さん、アシスタントのいたさん、どうもありがとうございました。

次回の講座からは、いよいよグループに分かれての企画が始まります。

多様な個人が協働することによってでできるワークショップが楽しみです!

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by aogakuwsd | 2017-05-29 01:54 | 講座のようす | Comments(0)

[青学WSD]25期講座がスタートしました!

2017年5月13日(土)から、
青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2016年度第1期(25期)の対面講座がスタートしました。

初日の講座は、苅宿先生の講義から。
社会人の学びでは「自分にとって何が必要か」「自分の経験を理論・技能を通して見ていく」といった知的生産が必要であると、これから学びが始まるみなさんに向けたメッセージが伝えられました。
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初めて出会う人との対話を通して自身の自明性に気づきます。
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最後はグループで。
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また、4方向にカメラがついており、自分の話している様子を録画できる「ミーティングレコーダー」を使って、自分を俯瞰してみる体験・無意識に気づく体験をグループで共有しました。
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午後は再び苅宿先生の講義。
コミュニケーションツール・カタルタを使って、即興性を体験しました。カタルタは文頭に使えるリンクワードがドランプに書かれている、コミュニケーションを促すツールです。接続詞に合わせて語りが即興的に変化していきます。
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また修了生のみなさんにはおなじみ、「好きな色は何ですか?」のワークもありました。
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このワークではどこかに答えがある問いだけではなく、「自分の中に答えがある問いがある」ことに気付きます。

受講生からのコメントです↓

「自明性という言葉、初めて聞きましたが、とても大切で自分に不足していると実感しました。」

「講義の後のワークを通して、再び感覚や体験を身体で受け止めることで、気づきが生まれました。」

「苅宿先生が”大人の学び”という言葉を何度も使っているのが印象的でした。」

「『学び』あるいは『学び方』にいろんな先入観を自分が持っていることに気づかされました。この3ヶ月は、そういう先入観からいったん自分を解き放って取り組んで見たいと思います。」

「久しぶりの大学の空気。先生からの講義とても刺激的でした!」


今回もワークを修了生スタッフがまとめてくれています。
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学んだことを振り返って自分なりに意味づけしたり、別のことと結び付けたりしてもらいたい!という思いが伝わってくるドキュメンテーション。
受講生がその日の学びを振り返るお手伝いになれば・・・という思いでまとめています。

WSDでは常にやったことは振り返ります。大人の学びは階段的ではなく螺旋的。一度学んだから終わりではなく、何度も繰り返す中で学びを深めていきます。
25期はどんな3か月になっていくのでしょうか・・・!25期の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!




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by aogakuwsd | 2017-05-26 14:37 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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