青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

子ども向けワークショップの実習と省察

3月上旬。本講座での2度目の実習である、子どもを対象とした「逆転時間ワークショップ」を行いました。
この実習は、A・B・C各クラスごとに、都内の小学校や施設にて実施します。
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実際に大勢の子どもたちに参加してもらい実施するのですが、普段子どもと触れ合う機会が少ない受講生にとっては、想像がつかない未知の世界です。
これまでの講座で学んだことを活かし、グループメンバーとコンセプトやゴールイメージを話し合いながらプログラムをデザインして、リハーサルを経て、実習当日に向けて準備を進めてきました。
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今回のワークショップで実施する「逆転時間」は、撮影した映像が逆再生されるアプリケーションを使い、子どもたちが主体となりグループで作品を制作します。
受講生は、子どもたちの活動が活発になるよう支援していきます。
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子どもたちも作品作りに一生懸命!めいっぱい「逆転時間」を楽しんでいたようです!発表会ではたくさんの笑顔を見ることができました。
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実習日は午前と午後に分かれて、受講生は「実施者」と「観察者」を交互に体験します。観察者は、実施者がファシリテーションしている様子をiPadで映像に収めます。
そしてその様子を講師も観察しています。
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受講生が実際に行ったファシリテーションを、実習が終わったその場で講師がF2LOモデルを交えて解説しました。体験が学びの素材になっている振り返りです。
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実習を終えて本日の講座は、実践1でも行った1日省察の日!
講座を行うアスタジオの近く、青山学院大学では学位授与式が行われていました。
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まずはじめに登場するのが、実習時に観察者が撮影した映像。その映像を見ながら、自身のファシリテーションを振り返ります。
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「自分の映像を見るのは恥ずかしい!」「こんなこと言ってたの?」と見るのをためらう受講生もいます。
しかしながら、客観的に事実を見つめて分析し観察者と共有する中で、これまでと違った課題が見つかったり、自分の新たな特質に気づいたり、各々新しい発見があったようです。
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ここで講座は一旦ブレイクタイム。
講座初日から行っている「リアルタイムドキュメンテーション」も今回で8回目。
昼休みの時間を使って、本講座でドキュメンテーションを担当してくれた修了生スタッフのゆこさん(20期)から、「ゆこの軌跡」と題して、体験をわかりやすくまとめた資料と共に発表していただきました!(1回実施してくれたことばさん(19期)も一緒に発表!)
壁一面に貼り出した今までの成果物は圧巻です。
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最後に、実践1のグループでも行った「GAPモニタリング」。
実習を一緒に乗り越えてきたメンバーからのギフトメッセージを通して「協働的な活動の中での私」を分かち合い、さらに「協働」をキーワードにグループ活動を振り返りました。
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「子どもの様子をイメージできず、目的やコンセプトの共有がなかなかできなかった」
「実践1の振り返りで“その場にあった役割を選ぶことが大切だ”ということが印象的で、そのことを意識してグループワークに臨んだら、メンバーの特質も自然と意識できた」
など、受講生からの様々な意見が聞かれました。

研修から約1ヶ月続いた子ども向けワークショップの実施が終わり、明日は24期最終日です!


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# by aogakuwsd | 2017-03-25 20:15 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】こどものワークショップを観察しました!

2017年2月19日、25日、26日

青学24期の講座も早いもので折り返し地点にさしかかりました。
ここからの講座は、後半戦です。

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1回目の実習では、主にプログラムデザインを意識して取り組んでいただきましたが、2回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションについても学んでいきます。

このファシリテーションを考えるときに、ワークショップデザイナー育成プログラムの講座では、「現場でフィット感を確かめながら進めていくこと」を大切にしています。
このフィット感を確かめながら進めていくときに、忘れてはならないのが「参加者をよく見る」ということ。
今、目の前にいる参加者に何が起こっていて、どういう感情なのだろうかと、参加者をよく見ることで、その場にフィットした進行ができる、と考えています。

そこで、後半戦の初回の講座では、こどものワークショップを観察します。
ワークショップに参加するこどもの様子を観察し、ファシリテーターの働きかけやプログラムデザインの仕掛けによってどのような反応をするのか、また、ファシリテーターは、その反応をどのように読み取ってファシリテーションするのかを丁寧に拾っていくことで、ファシリテーターに必要な、参加者を見る「見方」を広げていくことが目的です。

観察の対象となるのは、「3枚のカードを使っておしばいをつくろう!」という小学生向けのワークショップ。
このワークショップに参加する子どもたちを二人1組で観察していきます。

ファシリテーターをつとめてくださるのは、NPO法人PAVLICの林成彦さんをはじめとする、4人のファシリテーターの皆さんたち。それぞれ、普段の活動や所属は異なりますが、コミュニケーション能力の育成を目的とする演劇ワークショップを、日本全国の教育現場で年間100回以上実施されている、いわばワークショップの熟達者です。

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おしばいづくりに登場するのが3枚のカード。
カードに書かれているキーワードをもとに、ジェスチャーからだんだんおしばいを創っていきます。


最初は、緊張気味の子どもたちも、グループワークが進んでいうちに、創作にのめり込んでいきました。

あっというまに、発表の時間。
随所随所にこどもたちのこだわりが光る作品ができあがりました。

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ここで、午前のワークショップが終了。

午後は、午前中に観察したことを共有し、「参加者をよく見る」ということの視点の幅を広げていきます。

まずは、同じこどもを観察したペアで共有。
同じ空間で同じ対象者を観察しているのに、情報の拾い方や、解釈の仕方が違うことに気づきます。
違いを共有することによって、自分の見方の特徴や、自分にはない他者の見方(視点)を知ることができました。

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さらに、相手の見方で、いいなと思った内容を他の人に向けて他己紹介風にプレゼンし合い、ペアの相手以外の視点を知ることにもつなげていきました。

午後の後半は、今日のワークショップを進行していたファシリテーターたちが、参加者をどのように見取り、
それによってどのような対応をしていたのかお話しを伺い、熟達者の見方を知る時間となりました。


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それぞれのファシリテーターのお話しを伺うことで、いかに一人一人の子どものことを細かく見ていたか、
そして、ファシリテーターの言動には、参加者の様子を読み取った上で、ワークショップの目的ともすり合わせながら、一つ一つに意味があったこともわかりました。

参加者を観察して、観察した内容を共有する。
熟達したファシリテーターの話を聞く。

今日は、この2つの活動で、参加者をよく見るための視点が随分と広がったのではないかと思います。

今日の講座で得られた気づきを、ぜひ、次の実習で活かしてもらいたいものです!

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# by aogakuwsd | 2017-03-01 15:30 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】補講を開講しました!

本プログラムでは、対面講座にお休みした方はその分の補講を受けていただくことになっています。
今日は1回目の補講。平日夜、19:00〜21:30で行いました。

課題図書は、こちら。
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本プログラムのeラーニングを担当してくださっている佐伯胖さんの著作です。
本プログラムでは、ワークショップのノウハウを学ぶことだけではなくて、ワークショップの背景にある考え方や学習観を学ぶことも大事にしています。
この本は、ワークショップに直接的に関係があるわけではありませんが、人が学ぶということについてとても考えさせられる本です。

補講では、まず事前に本を読んで書いてきたディスカッションメモをグループで共有します。
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事前に本から抜き出したキーワードをもとに話し合いを通して理解を深めます。
今日出たキーワードは、「自己原因性感覚」「双原因性感覚」「文化的実践」「小さな世界」「わかろうとする」「感化を受ける」などなど。

そして、グループでキーワードを1つ選んで、それを体験できるミニワークを考えました!
ここでは、完璧なワークを考えるということではなくて、ワークを考えることを通して理解を深めること、他グループが考えたワークを体験することを通して理解を深めること、まさに"わかろうとする"ことを目的としました。
ワークを考えるにあたっては、いろいろなツールも発想のヒントにしました!

例えば、カタルタ。トランプに接続詞や副詞などが書いてあります。カタルタをつかって即興的に自己紹介をしたり。偶然性を利用してストーリーをつくったり、話し合いを進めるためにつかったりなど。いろいろな使い方ができます。
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それから、アートカード。
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美術館に所蔵されている作品の写真をカードにしたものです。
学校などへの無料貸し出しも行っていて、アート作品の鑑賞学習に使われたりしています。
各グループでワークをつくって発表会をしました。
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たとえば、カタルタと、アートカードを掛け合わせたワーク!
まずは好きなアートカードを1枚選びます。このカードをもとに物語をつくっていきます。
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そして、次に手元にカタルタを2枚とります。
そして、カタルタをめくりながら、即興的にお話をつくっていきます。
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(""の中は、カタルタで引いた接続詞)

"実は" ここは釣り堀です
"でも" この釣り人は寂しくはないです
"だから" 釣り堀には魚が泳いでいます
"もしかすると" 魚じゃない生物もいるかもしれません・・・ みたいな感じです。

制約や条件を変えて2回実施し、その2回を比べてどちらがやりやすかったかを考えることを通して、自己原因性を捉え直してみようという試みです。

次のグループは、アートカードをつかったワークをつくってくれました。
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このアートカードにタイトルをつけます。まずは個人で考えてみて、それをもとにグループでタイトルとその理由を考えてみました。出てきたタイトルはいろいろ。
例えばこれ。
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他のグループは・・・タイトルは、「殺人」。殺した犯人の血で返り血を浴びていたり、内出血していたりする。シャワーで洗い流しているところ。
それから、「あ、おしゃれな赤鬼」。このタイトルにした理由は手袋していて、ネイルもしていて、おしゃれに気を使う人なんだなって。
など。いろいろな見方がありますね。

それぞれのグループや、「自己原因性」や「感化を受ける」など、本から抜き出したキーワードをもとに、それを伝えるミニワークを考えてみました。やってみることを通して、キーワードの本質ってなんだっけ?と本を読み返したり、話し合いをする中で理解を深めていったり、やっぱりよく理解できていないかもしれないということに気がついたり。活動してみることで初めてわかることは多いなと改めて感じました。

佐伯さんの「わかるということの意味」、ワークショップデザイナーの方はもちろん、ワークショップや人が学ぶことに関わっている方、あるいはお子さんをお持ちの方など、みなさんに読んでいただきたい本です。ぜひ手にとってみてください!


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# by aogakuwsd | 2017-02-23 10:24 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】1日みっちり省察の日!

2017年2月18日(土)、今回は3クラス合同の授業で、実習の振り返りを相模原キャンパスにて実施しました!

本プログラムの前半の山場、ワークショップ実践科目1の実習からはや1週間。共にワークショップの企画を考え乗り越えてきたメンバーとの講座は本日が最後です。
この日は1日省察を考えて体験します。

前半は苅宿先生の講義の後、実習をすることで見えてきた課題をメンバーで共有し、さらにブラッシュアップしたワークショッププログラムの完成版を事務局に納品してもらいました。また後半は、「プログラムデザインのプロセスの変遷」と「多様なメンバーとのグループワーク」について振り返りました。
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まずは基礎理論科目以来の苅宿先生の講義です。
この講座では「省察」の時間をたくさんとっていますが、そこにはどのような意味があるのでしょうか。
「他者を通じて自分の無意識を意識化する」ことや「学習論としてみたときにワークショップデザイナーとしてどのような学びが必要なのか」を考えると、省察の重要性が見えてきます。

▼本日のリアルタイムドキュメンテーション。修了生スタッフのことばさん作です。
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講義の後は、実習グループでWSのプログラムデザインについての振り返り。
講師は青山学院大学特別研究員の中尾根美沙子さんです。
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1週間前のワークショップ実施後に行った振り返りで発見した課題に対して、具体的なアイデアを出して、ワークショッププログラムの改良をしました。
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3時間後には、12グループのブラッシュアップされたプログラムが出揃いました!
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午後からは、「プログラムデザインのプロセスの変遷」の振り返りです。

まずは前回の実習の実施グループと参加グループでペアになり「なぜこの改善案になったの?」「どんな意図があるの?」とインタビューをし合うことで、実習から納品までの間の企画のプロセスの変遷を自分の言葉として深めていきます。
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受講生からは「参加者として実施時に感じたことを実習当日のリフレクションで伝えたが、1週間経った今インタビューアーとしてプログラムを聞いていて、全く違う印象を受けた。時間を置くことで、違う感覚になったようだ」との意見もありました。
「省察」は行うタイミングで違うものが見えてくる、ことを実感していただけたのではないでしょうか。

次に、個人の学びに落とし込むため「WSのプログラムデザインであなたがもっとも大切にしたいことは?」を振り返り、キーワードを書き出し共有します。
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似ていることを書いている人たちとの共有と、異なる傾向・気になることを書いている人たちとの共有を行う中で、共通のキーワードで盛り上がったり、同じ言葉でも異なる気持ちやニュアンスが込められていることに気づく受講生もいました。
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「使い古された言葉でも、それが自分の実体験から出てきた言葉だということが重要です。これから実施・省察と繰り返す中で何度も塗り替えていってください」と講師からのメッセージがありました。
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本日の最後は、「多様なグループメンバーとのグループワークについて」の振り返りとして、「Gapモニタリング」を行いました。
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20期から講座の中で実施しているWSDオリジナルのワークで、毎回ブラッシュアップしています。山場を一緒に乗り越えてきたメンバーに「ギフトメッセージ」を送り、そしてメンバーからメッセージをもらうとあって、毎回盛り上がるこのワーク。
「これ私?!」「やっぱり、絶対そうだと思ったのー」と、笑い声やどよめきが湧き上がりました。
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次回からは、WSDプログラムも後半戦。研修を経て子どもを対象としたワークショップデザインを学んでいきます!

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# by aogakuwsd | 2017-02-20 10:23 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップ実習終了しました!

2017年2月12日(日)
24期生のワークショップの実習が終わりました。

24期生は、「学びほぐしのきかっけをつくる」というお題で、1月29日から2週間かけて1時間のワークショップのプログラムを企画してきました。

話し合って・・・
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講師に相談し・・・
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とりあえずやってみて・・・
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フィードバック(結構辛口!)をもらって・・・
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また練り直し・・・
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「コンセプトとワークが合ってないのでは?」という指摘や
「ワークとワークのつなぎ目のデザインが雑ですね」
「今のリハーサルで、ワークショップだった部分は3分しかなかった」という厳しいフィードバックをもらったり。。。

「やっている自分たちが楽しめるのもを探してみたら?」
「リハーサルでやって楽しかったところを膨らましてみたら?」というアドバイスをもらったり。。。

「ワークショップの良さってなんだろう・・・」
「参加者が夢中になるってなんだろう・・・」
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そんなことを考え続け・・・・・

やっと迎えた実習当日。
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12日は、参加者として本プログラムの修了生にも参加いただき、全12グループが企画してきたワークショップの実施とフィードバック、リフレクションを行いました。

こちらは、普段の何気なくやっている「あいさつ」について体験を通して考え直すワークショップ。
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おりがみをつかった学びほぐし!のワークや
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タオルを船に見立てたゲーム!
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こちらは、連想ゲームを使った演劇ワークショップ。非言語コミュニケーションから参加者に多くの気づきが生まれたようです。
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実施した後は、参加者から感想をもらいます。
参加者から率直なフィードバックがもらえるのもこの実習ならでは。
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そして各グループの担当講師からのコメント。
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例えばこんなフィードバックが。

「リハーサルに比べてブラッシュアップしてきた点がすごくいきていた。特に参加者同士が関わりあう中で、何かを生み出していくそんな時間が圧倒的に増えたことがなにより良かった。ただ、WSプログラムの前提に、「思わず夢中になる中で気づきを生み出す」ということがあるとしたら、このワークショップは他者の話を聞くことが最も面白い時間になっていたことが勿体無い。極論、それは飲み会でもいいということになってしまう。ワークショップという場ならではの体験がそこにデザインできていなかったことになるので、そこは再考が必要だと思う。」

そして終わったあとはリフレクション。
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参加者からもらった意見は賛否両論、いろいろです。意見はいろいろあれど、それに合わせてプログラムをいちいち変更しても、それは根本的な解決にはなりません。
今日のリフレクションでは、解決策を考える前段階として、自分たちがそもそもやりたかったことと参加者の感想の間にある、なぜそうなったのか?を深めることで、”本当の課題”やうまくいった”本当の原因”を探ることから始めました。

まずは参加者の感想を整理。同じワークでもピンクの付箋(楽しかった・夢中になれた)とブルーの付箋(やりづらかった・違和感を感じた)が混ざり合っています。
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参加者の感想をもとに、自分たちの意図と照らし合わせて、本当の問題を探ります。
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「自分の人生について考えるワークはテーマが重かったって感想が多いね・・・」
「でもあえてその思いテーマは絶対に扱いたかったよね!」
「だとしたら、本当の課題は、重いテーマを扱う前の時点での安心安全な場づくりが十分でなかったところなのかな」 とか・・・
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「新しい自分に出会う」ってことを参加者に体験してほしかったけど、今回やれたことは「今までの自分を違う視点から見て、意味づけする」ってことだったよね。」
「私たちのやりたかったことってそういうことだったんじゃない?」
「新しい自分って言葉の定義が曖昧だったよね・・・」
など。。。

やってみてはじめて、コンセプトの曖昧さや個々人のイメージのズレに気がつくこともありました。

講座の最後、講師からはこんなメッセージが。

「みなさんがリフレクションしている間、別室で講師メンバーで「ワークショップとはなんぞや」を話し合っていたんです。僕らもいろいろな形でWSをしますが、WSってなんだろうを未だに考え続けている。これは答えがないし一人一人違うかもしれない。でもこれを問い続ける姿勢があることが、WSDだと思うんです」
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「この実習を終えても、ワークショップデザインの腕が上がった実感は多分ないと思います。
そんな簡単に腕が上がるということはありません。ただ、今後ワークショップをデザインするときに、武器となる見方や考え方はたくさん獲得できたはずだと思っています。今後もそれを活かして、頑張って行って欲しい。」

「みなさんの振り返りの様子をみていると、プログラムデザインで解決できることに限界があり、逆にそこはファシリテーションでどうにかなると感じるところも多かったです。ワークショップは、プログラムデザインとファシリテーションの両輪で作っていくものです。これから実践2にむけて、ファシリテーションも学び、ぜひとも、再度自分たちが作ったワークショップの中で、ファシリテーションでカバーできた部分はどこなのかを考えて欲しいと思います。」

などなど。。。

今週末もまた振り返りをします。
たった1時間のワークショップを、2日間かけて企画して、1.5日かけて振り返る。
これでもまだまだ時間が足りないくらい。。。
たった1時間のワークショップではありますが、学ぶことはとても多いですね。

貴重な経験にご協力いただいた修了生のみなさま、本当にありがとうございました!!



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# by aogakuwsd | 2017-02-15 19:38 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの企画スタート!

2017年1月29日(日)今日は、3クラス合同の授業です。
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今日からは、ワークショップの企画・実践・振り返りを通して、ワークショップデザインについて学ぶ4日間の講座です。
6名1組でグループを組み、2週間後の実習(企画したワークショップの実践)に向けてワークショップの企画をします。

午前中は、今回の講師、内山厳さんのワークショップの体験。
▼講師の内山厳さん 本プログラムの講師のほか、青山学院大学での講師、企業での研修講師や演劇をベースとした研修・ワークショップなどを展開されています。
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今日は、「自分の殻を破る」をテーマにデザインされたワークショップを、24期生が体験しました!

まずは、拍手回しや・・・
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歩きながら目に映ったものを指をさして次々に言っていくワークでちょっと身体を動かします。
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その後は「技術習得」。何の技術かというと・・・
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「SLAP」=ビンタの練習です。
もちろん、本当にビンタしているわけではありません!!!!!
内山さんの演劇の経験から、舞台などで使われる「ビンタしてないけどビンタに見える技」を習得します。

まずは、ビンタの練習!
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本当に痛そう!!
この角度から見ると、当たっていなくても本当にビンタしているように見えます!

その後は、このSLAPを入れた小さなシーンを創作します。
グループに分かれて台本を考えて・・
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その台本を交換して、他のグループの人に演じてもらいます。
最後に発表会をしました!
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▼ゆこさん作のワークショップのドキュメンテーション1
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▼ドキュメンテーションをつくるゆこさん
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午後は、ゆこさんのつくってくれたドキュメンテーションを見ながら、ワークショップにデザインされていた仕掛けをみんなで考えます。
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▼ゆこさん作のワークショップのドキュメンテーション2
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▼ゆこさん作のワークショップのドキュメンテーション3
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体験をもとに、ワークショップデザインについて紐解いたあとは、さっそくワークショップの企画に入りました。
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経験もフィールドも多様なメンバーになるようグルーピングしているので、合意形成がなかなか大変ではありますが、どの過程も楽しみながら、楽苦しみながら、頑張っていきましょう。
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来週、企画・リハーサルをして、再来週に実践をします。

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# by aogakuwsd | 2017-02-01 10:02 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】新井英夫さんのワークショップ体験

2017年1月21日、22日、28日に、ABCクラス分かれて、新井英夫さんのワークショップを体験しました。

新井英夫さんは、野口体操をベースに、身体をつかったワークショップを実践されています。

新井英夫さん(体奏家・ダンスアーティスト)とアシスタントの板坂記代子さん
http://blog.goo.ne.jp/karadakara
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本プログラムの受講生は、演劇やダンス、音楽などの芸術にかかわる方もいれば、企業で働いているので身体を動かすなんて久しぶりすぎる!という方まで、いろんな方がいらっしゃいます。

ワークショップというと、付箋と模造紙で・・・というイメージも多いのですが、今回のテーマは「頭で考える」のではなく、体験したことを振り返って気づきを得るというボトムアップのプロセスを体験してもらうこと。
普段から、演繹的なアプローチ、つまり目的を決めて、頭で考えてそれをやってみるやり方に慣れている私たちですが、帰納的なアプローチ、ボトムアップで自分が感じたことから気づきを抽出する学び方を味わってもらうことが目的です。
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身体感覚というのは、頭で考えるのと、やってみるのでは大きく違います。
やってみなければ見えてこない面白さがあります。
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頭で考えたら出てこないような、身体を使うから、即興的にやるから出てくるおもしろい表現がたくさん生まれました。
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一方で、目的を決めて・・・とか。ストーリーを決めてからそれに合わせた身体の表現を考える・・・など、どうしても演繹的なアプローチになる自分に気がついたり。

なんか外に正解がある気がして、評価を気にしてしまうとか・・・

講座の後半部分では、1人で振り返ったり、他者と話すことを通して自分の「無意識」に気づく体験をしました。
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自分の無意識への気づき。
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最後に新井さんの活動紹介や、どんな想いをもって活動しているのか、質問も交えながらお話タイム。
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苅宿も先週の講座の中で「身体も学びのセンサーになる」と言っていました。

私たちは学びというとどうしても頭の中で起こることと考えがち。
でも、身体で感じていること、身体が感じていることって、思っているよりたくさんある。

これからワークショップの場づくりをしていくにあたって、身体で感じる感覚や、頭でわかるだけではなく腑に落ちる・納得する感覚や、体験したことから学びを得ていく感覚を今回体験してもらえていれば・・・と思います。

24期のみなさんは次回からワークショップの企画に入ります。今回の経験も生かして、頑張っていきましょう!

新井さん、3クラスの講座、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

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# by aogakuwsd | 2017-01-29 10:02 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】基礎理論科目2日目

1月15日(日)は、24期の2日目の対面講座。基礎理論科目演習2でした。

午前中は大阪大学との交換授業として、平田オリザさんのワークショップの体験でした。
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「メタワークショップ」として、ワークショップの体験をしながら、随所にワークショップデザインやワークショップデザイナーとして知っていてもらいたいポイントの解説をしながら進む、入れ子型のデザイン。
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演劇について学ぶ、のではなく、演劇という切り口から、「イメージの共有」や「参加者の履歴を大切にする」、「コンテクスト(文脈)」などをキーワードに、コミュニケーションやワークショップについて学びます。

受講生のみなさんの感想からは
「演劇のことを言っていても、自分の目的に置き換えて発想が広がる気づきがいくつもありました。「なぜ演劇?」と思っていましたが、今ではもっと演劇や演出について知りたくなりました。これも昨日のメタ認知を意識しながら学んだからかもしれません。」

「ビジネスシーンにも結びつけられていて、職場でのコミュニケーション不全が起きる原因がわかった」

などの感想をいただきました!

↓修了生スタッフゆこさん作のドキュメンテーション
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午後は教室に戻って、eラーニングのレポートの共有。
今回は「ワークショップの定義」の教材を見て書いてきた、「協働」の事例のレポートを取り上げました。
まずは、自分の書いてきたレポートを、構造化して図で表してみます。
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それを元にグループで共有し、お互いに質問し合い、
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最終的にグループで、「協働」の定義や、条件などを考えてみるというもの。
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ワークショップを学ぶにあたって、「協働」は大切なキーワードである一方で、意外にも、書籍や論文でも「協働」という言葉の定義や使われるフィールドによって、定義する人によってまちまちです。
今回は自分たちの経験を通して自分たちなりの協働の定義を考えてみることを、”協働を通して”やってみました。

受講生からは
「協働をみなさんと協働しながら言語化できたのがよかったです。いままでなんとなく使っていたと感じました」
「自分が考えていたことがクリアになったり、プラスアルファの要素が加わりました」
などの感想をいただきました!

そして、最後は苅宿先生の講義。
eラーニングの復習に加え、映像教材も交えながらの講義でした。
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私たちスタッフは何度も苅宿先生の講義を聞いていますが、聞くたびに新しい発見があります。
もちろん話の内容が新しくなっていることもそうなのですが、同じ話でも、自分の経験や考えが変わっていくたびに、新しい発見があったり、やっぱりそうだよなと感じることがあります。

一度学んだら忘れないような「階段的な学び」に慣れている私たちはどうしても、「これは知ってるからもう学ぶ必要はない」と考えがちですが、同じ本でも何度も読む中で、味わい直す中で、新たに気づくことがあったりします。

きっとこの3ヶ月の講座を終えて、もう一度このドキュメンテーションや自分のノートを見直すと、新たな気づきや、やっぱりそうだよなぁと感じることがあるはずです。

修了生のみなさんもぜひこの機会に、ドキュメンテーションやご自身のノートを引っ張り出してみてくださいね!

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# by aogakuwsd | 2017-01-19 19:02 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】24期講座がスタートしました!!

2017年1月14日(土)から、
青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム2016年度第3期(24期)の対面講座がスタートしました。
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初日の講座は、苅宿の講義から。
「大人の学びとは」や、「いま出会うべき学び」について考え、これから学びが始まるみなさんに向けた講義でした。
これからはじまる3ヶ月間の学びにキャッチフレーズをつけてみるワークや、
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修了生のみなさんにはおなじみ、「好きな色はなんですか?」のワーク。
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どこか外に答えがあるのではなく、「自分の中に答えがある問いがある」ことに気づきます。

また、4方向にカメラがついており、自分の話ている様子を録画できる「ミーティングレコーダー」をつかって、自分を俯瞰してみる体験・無意識に気づく体験をしてみたり。
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以下、受講生の方々の感想を抜粋してみました!↓

「苅宿先生の授業がとても楽しかったです。久しぶりに「生徒」を3ヶ月楽しみたいと思います!」
「ワーク全体を通して、自分のコミュニケーションの取り方や他人からどう見られているかを考えるきっかけになりました。」
「良い質問の仕方、質問力を高めるワークが印象に残りました」
「普段触れない内容に触れ、視野が広がる感覚をいただいたのと同時に、知っていかないとなと感じました。これからの学びが楽しみです。」
「『大人の学びはサービス過剰は良くない』の一言が衝撃でした。教育分野の会社で勤めていますがそこでは手取り足取りが普通なので価値観が大きく揺さぶられそうです。」
「覚えることは忘れていくだけ・・・という言葉が印象的で、学びは体現ということを改めて再認識しました」


そして受講生からの評判がよかったのがこちら。リアルタイムドキュメンテーション!!
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修了生スタッフのゆこさんが、ずっとはりつきで頑張ってくれました!
今回初挑戦ながら、やりながらつかんだコツやポイントも講座の中で共有していければ。ということで取り組んでもらっています!

また、ちょっと前の期から、ポートフォリオのためのファイルも配っていて、自分の学びを自分でためていく習慣をつけてもらうことにもチャレンジしています。
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学びっぱなしではなく、学んだことを振り返って自分なりに意味付けしたり、別のことと結びつけたり。

講座の3ヶ月の中だけではなく、修了してからファイルを開くとまた新たな気づきがあったり。
大人の学びは階段的ではなくて、螺旋的。
一度学んだから終わりではなくて、何度も繰り返す中で学びを深めていきます。

24期はどんな3ヶ月になっていくのか・・・!24期のみなさん、一緒に頑張りましょう!



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# by aogakuwsd | 2017-01-19 18:21 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】こども向けワークショップの実習と省察

11月上旬に2回目の子ども向けの実習が、A・B・C各クラスにて行われました!
この実習は、都内の小学校で実施します。
実際に子ども達に参加していただき、ワークショップを実践するのですが、普段このような経験の無い受講生にとっては、未知の世界です。

それだけに、これまでの講座で学んだ事をフルで活かしてプログラムをデザインして、各グループ本番当日に向けて準備を進めてきました。

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当日実施する「逆転時間」は、撮影した映像が逆再生されるアプリケーションを使い、子どもたちが主体となって作品を作っていきます。
実施者(受講生)は、その活動が活発になるよう支援していきます。

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子ども達も「逆転時間」を楽しんでくれていたようです。

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修了生の方のお子さんに参加して頂くこともあります。
講座を修了しても、繋がりが続いていくのもこの講座の大きな特長です。
本当に多くの方に支えて頂いている事を実感しました。
いつもありがとうございます^^

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実習中は、実施グループと観察グループを交互に体験。
そして講師も受講生のファシリテーションをじっくりと観察しているのですが・・・。

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受講生が実際に行ったファシリテーションをその場で講師が解説。
まさに、体験が学びの素材に。

=====

長い実習の1日が終わり。ほっと一息。
しかし、講座は、もちろん続きます。

実習を終えて次の回は、ふりかえり(省察)です。
一人一人の実習当日の様子を映像に撮っていますので、それを観て自分自身のファシリテーションを振りかえるのですが、
中には、自分自身の姿を見たくない!という受講生も。

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しかしながら、客観的に自分自身を見つめて、観察してくれた方と共有する中で、これまでと違った課題が見つかったり、自分の新たな特質に気づき自信を深めたりと、それぞれの中に新しい発見があったようです。

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午後から、それぞれふりかえりの結果をもとに
「ワークショップのファシリテーションであなたが最も大切にしたいことは?」
をそれぞれが、一つ書き出して、自分と似ている事を書いている人、違う傾向の事を書いている人と共有をしていきます。
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受講生のみなさんも真剣に、時には、大笑いしながら共有していました。

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そのあとは、各グループでもう一度集まって、
”協働的な活動の中での「私」”をみんなで分かち合います。
ワークを通じてこれまでの活動を、自分の視点と周りの視点を交えてふりかえり、
絆を更に深めていたようです。
 

研修から約1ヶ月続いた子ども向けワークショップの実施が終わり、次回は、あっという間に23期最終日。
講座の集大成です!


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# by aogakuwsd | 2016-12-01 16:20 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】 逆転時間(実習)に向けてリハーサルをしました!


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講座もいよいよ終盤。
来週の本番(実習)に向けてリハーサルを行いました。

先週から1週間の短い時間の中で企画を進めて、
当日2時間のワークショップを45分間に短縮して実施します。

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今日は、同じ受講生が子どもになりきって(?)参加者役に!

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当日と同じように、子どもの安全を考えてフォローする場面もみられます。
普段接していない受講生にとっては、未知の世界・・・
だからこそ、リハーサルで得られる事がたくさんあります。

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実施しているグループを観察しながら、講師がライブでファシリテーションを解説。
二回目の実習では、プログラムデザインに加えて、ファシリテーションも学んでいきます。

実際に起きている事を素材にするからこそ、理解が深まり実践に繋がっていくんですね。

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リハーサルが終わった後は、実施者・参加者全員で共有の時間があります。
リハーサルで起きていた事を丁寧に解説を加えながらふりかえりました。
講師からのフィードバックを聞く中で、イメージがより具体的になっていたようです。

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いよいよ今週末には、都内の小学校にて実習が行われます。
リハーサルから得た事を参考にしながら、時間を惜しむように企画を進めていく受講生のみなさん。

この講座の最大の山場が目の前に迫っています!!

参加する子ども達は、「逆転時間」を楽しみにしています。
私たちも楽しみながら実習にのぞみたいと思います^^




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# by aogakuwsd | 2016-11-10 15:32 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】講師の方々が出演する舞台を観てきました!!

ワークショップデザイナー育成プログラム事務局です。
今日は、久しぶりに講座の様子とは違う話題をお伝えします!

ワークショップデザイナー育成プログラムでは、毎期、様々な講師の方をお招きしています。
なんと今、その講師の方々が出演する舞台が上演されているのです。

それが、こちらの「演出家だらけの青木さんちの奥さん」
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このお話の作・演出を手がけられた内藤裕敬さんと、出演者に名を連ねている、岩崎正裕さん、多田淳之介さん、田上豊さんには、eラーニングや、大人向けワークショップの実習の際に、講座でお世話になっています。

その証拠写真がこちら!
内藤裕敬さん(南河内万歳一座座長)
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岩崎正裕さん(劇団太陽族主宰)
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多田淳之介さん(東京デスロック主宰)
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田上豊さん(田上パル主宰)
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講座でお世話になっている4人の皆さんが揃って同じ舞台に出演されるとてもとても貴重な機会。
もうこれは観に行くしかない!!と、事務局の長島と田島が、大阪公演に出かけました。

この「青木さん家の奥さん」という作品は、最低限の設定があるだけで、ほとんどが即興で進んでいくという、なんともスリリングなもの。
さらに、今回は、上演される地元のキャストの方が加わり、その土地土地での特別ヴァージョンが展開されるというチャレンジングな舞台です。

観る前は、一体どういう展開になるんだろうと、ハラハラしていましたが、これが想像をはるかに超える面白さでした!
そもそも、舞台の上に、4人の方がいる!というだけで、食い入るように見つめてしまうのですが、講座のときとは違う姿、特に、即興を楽しむ(たまに苦しむ?)姿が、それぞれとても魅力的でした。

終演後、楽屋に向かうと、疲れていらっしゃるにもかかわらず、皆さん、歓迎してくださって記念写真をパチリ。
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内藤さん、岩崎さん、多田さん、田上さん。お疲れさまでした!


豊中の直後に、北九州での公演があり、来年の3月には、長野、新潟でまた上演されるようです。

とても素敵な舞台です。
お時間がある方、ぜひ観に行ってみてください!!
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# by aogakuwsd | 2016-10-28 22:34 | その他 | Comments(0)

【青学WSD】 23期生、子ども向けワークショップの企画に取り組んでいます!


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講座も半分を折り返して後半へ。
WS実践Ⅱは、子供向けのワークショップの企画と実践です。
11月の頭には、各クラス都内の小学校にて”逆転時間”というワークショップを実施します。
 

逆転時間は、ipadminiを使ってマジック映像を作る・・・・と言う人気のコンテンツ。

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まずは、実施するワークショップを自分たちが体験する事から始まります。
”逆転時間”は、シンプルながら奥深いWSなのですが、体験を通じてその特性を感じているようでした。
知識で学ぶよりも、まずは、体験から。

ワークショップは、ワークショップでしか学べません。
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実際に体験して、感じた事、面白さなどを実習グループで共有していきます。
この事がこれから企画していくうえで、とても大切な事に繋がってくるんです。

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そして午後は、さっそく逆転時間との出会いの場面のリハーサル!
このスピード感に戸惑いつつも、先日実習を乗り越えてきた受講生のみなさん。
今日できたばかりのグループながら、プログラムをデザインしていきます。

10分間という短い時間ですが、慣れない事もあり、なかなかうまくいかない事も。

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リハーサルの後で実施者・参加者・記録者それぞれの立場で感じた事を共有。
見えていなかった部分がしだいに見えるようになり、新しい課題が生まれます。

終了して”ワークショッップデザイナー”になればその繰り返し。
だからこそ、講座の中でもふりかえりを重ねていきます。
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来週は、120分のワークショップを45分に縮めてリハーサル。
時間は、1週間しかありません。
対面できる講座の中で集中して企画を進めていく様子が見られました。

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講座が終わった後に1時間だけ教室を使う事ができます。
来週のリハーサルに向けて必死に企画を進める受講生のみなさん。
時には、意見をぶつけあいながら、よりよいワークショップをデザインするために、アイディアを交換していました。

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子ども向けワークショップの企画も始まったばかり。
・・・ですが、あっと言う間に実習の日が!

ここから1週間でどのような形になるのかとても楽しみです^^


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# by aogakuwsd | 2016-10-23 20:42 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】 WS実践科目1実習

去る10月9日(日)に講座の最初の山場でもある”実習”が行われました。
この実習は、5〜6名のグループを作り、60分のワークショップを企画して実施するものです。

これまで「研修」「演習1」で実際に体験したワークショップを参考にしながら、2週間で企画を進めるハードスケジュール!!
グループのメンバー一丸となり、第一線で活躍する5人の講師によるフィードバックを受けながら、この日を目指して作りあげてきました。a0197628_11220663.jpga0197628_11214540.jpga0197628_11180284.jpga0197628_11173855.jpga0197628_11285771.jpga0197628_11175610.jpg


















































































これまでレポートを提出してきた”e-learning”から学んだ事も参考にしながら、どのグループもそれぞれの個性が表れたワークショップが実施されていました。
先週行われたリハーサルからどのグループもかなりブラッシュアップ!!

受講生のがんばりが垣間見えて胸が熱くなりました・・・・。

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WSの実施直後には、講師からのフィードバックがあります。

WS実践科目1は、主にプログラムデザインが中心ですので、
プログラムの構成や、流れを中心にしながら解説を交えて話されます。

===一部抜粋===
・早めから参加者同士のコミュニケーションが生まれている、”仕掛け”の使い方が良かった。
・展開が唐突な部分が見られた。大人は、時間軸を意識するのでストーリーが必要になる。
・参加者がどのような状況になると良かったかを実施者で共有できていたか?
・今回のこだわり・コンセプト・キーワードが弱いので、その点をもう一度グループでふりかえり、共通認識を持ってください。
==========

終わった直後ですが時には、厳しいフィードバックが展開されます。
受講生も修了生も、真剣に聞いているのが印象的でした。

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ちなみに参加者は、これまでの修了生です。
この日の実習のために約60名が集まって下さいました。
久々に再会して講座を懐かしむ姿があちこちでみかけられます。

ちょっとした同窓会の雰囲気も^^

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実習が終わってほっと一息・・・するのもつかの間。
終わった後は、もちろんリフレクション。


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参加者(修了生)からの「感想」を基に自分たちの企画したWSのプログラムをふりかえり。
うまくいったこと、うまくいかなかった事を個別に抜き出して観ていきます。

それぞれのグループに多くの気づきが生まれていたようです。

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朝には、雨が強く降っていましたが実習が終わる頃には、すっかり雨もあがり綺麗な夕焼けが。
最初の山場を越えた受講生のみなさんの表情のようにも見えました^^


こうして、実践とふりかえりを繰り返し、体験を通じて学びを深めていくのが、この講座の大きな特徴ですが、実習は、リアルな体験から多くの学びが得られる場だと感じています。
一ヶ月後の次のうぇ実習にどのような形で活かされるのかが、とても楽しみです!

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# by aogakuwsd | 2016-10-23 19:40 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】WSD育成プログラム体験講座!「ワークショップを問い直す」

10月18日(火)19:00〜21:00で、
青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラムの無料体験講座、
「ワークショップを問い直す」を開講しました!

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2時間というミニサイズではありますが、少しでも育成プログラムの雰囲気をわかってもらえればと思い、ワークと講義を組み合わせた体験講座でした。

内容を全て載せることはできませんが、だいたいの内容としては・・・

■ワークショップを取り巻く現状
■ワークショップが注目している社会的背景
■ワークショップの定義
■脳に埋め込まれている「いきたい、知りたい、仲間になりたい」ということ
■ワークショップデザインを考える時のポイントとしての協働性
 割り箸をつかったワーク
■ワークショップデザインを考える時のポイントとしての即興性
 カタルタをつかったワーク体験
■ワークショップを問い直す    など
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平日の夜にもかかわらず、約50名の方が参加してくださいました。
ありがとうございました!

なんとなく、講座の雰囲気感じていただけたでしょうか。
「ワークショップデザイナーおもしろそうだぞ」と思ってくださった方は!
12月の説明会にもぜひご参加ください!

なお、無料体験講座「ワークショップを問い直す」、第2回は11月2日です!
まだお申込み受付られますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!



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# by aogakuwsd | 2016-10-19 15:00 | 講座のようす | Comments(0)

WS実践Ⅰ 演習1 実習に向けてWSの企画がスタートしました。

ここしばらく雨が続いていましたが、今日は晴れて絶好の講座日和。
今日から10月9日の実習に向けて企画が始まります。

実習まで期間が短いですが、ここが最初の山場です!!
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午前中は、講師の内山さんが実施するワークショップを体験。

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まるで”本当に”SLAP(びんた)”をしているかのようです!
 
演劇の要素を含めながらのあっという間の90分間。
みなさんの楽しそうな笑顔が印象的で、最後に60秒の寸劇を演じるのですが・・・
発表会では、笑声が絶えませんでした。

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午後からは、午前中に体験した内山さんのワークショップを丁寧に紐解いていきます。

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受講生のみなさんが体験したWSについて、講師の内山さんからの解説が挟まれます。

==抜粋==
◯どのようなコンセプトだったのか?

「自分の殻を破るきっかけになる経験を通じて、丁寧な自己紹介では、わからない、その人の意外さを出す事を意図していた。。
昼食をいっしょに食べてみると、普段とは違うその人の一面を見られて、その人を知ることができたのでは、ないでしょうか?」

「ワークショップの1時間半だけで完結させないように、そのあとどうなるかをかんがえて、デザインしていた。」

◯スラップ演劇をスムーズに進行させるために、どう組み立てたのか?

「演劇を作るとなるとハードルが高い。しかも喧嘩のシーンとなるとさらにハードルが高い。演劇を作る、制約条件として”スラップ”が入っている。そのほうが考えやすくなる。なんにもないところだと、初めましての5人、6人では難しい。限られた時間のなかでは制約条件があったほうがやりやすい。
見本を作って、順序立てて進行するという段階を踏んでいる」


ワークショップの1時間半というと、アイスブレイクからはじまってとなるが、思わず参加者が夢中になるような体験を通じて、終わった後にこうなったらいいなあをイメージしていることがポイントだと感じました。

=======

現場で活躍している実施者の意図を直接聞く機会は、多くありませんのでこのような時間は、本当に貴重な機会。
現場で起きているリアルな事が聞ける事も、この講座の特長です!
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その後で、実際に体験してみて、ワークショップのデザイン面で気づいた事をグループで共有していきます。
参加者の視点から実施者の視点へ、切り替えていきます。


午前中のワークショップでグループ内の関係構築がされていて、今日初めて作られたグループとは、思えないほど!
それぞれの気づきがグループ内で共有されていき、その一つ一つがこれから企画するWSヒントに繋がっていきます。

最後に講師へ直接質問タイム。
受講生から講師への質問の一部をご紹介します。
========
Q:『オープニングが拍手回し、スラップといくんだけど、全体的に繋がっているストーリーがあったのか」

A:「パンとやるのが今回のキーワードなので、拍手からはいった。パンというのは負荷が低い。いい音を出そうは負荷が低い。大きな声を出そうは負荷が高い。早く回すゲームの難易度はあがるが、見られる時間が短くなる。短くなればなるほど、見られる負荷をさがる。ワークに取り組む負荷を下げようという意図がある」
アイスブレイクが一番盛り上がっちゃうワークショップ、まったく関係ないアイスブレイクがあったりするんだろうと思うけど、ストーリー性があった、あそこにつながる布石だったと感じた。

Q:『オープニングが拍手回し、スラップといくんだけど、全体的に繋がっているストーリーがあったのか」

A:「パンとやるのが今回のキーワードなので、拍手からはいった。パンというのは負荷が低い。いい音を出そうは負荷が低い。大きな声を出そうは負荷が高い。早く回すゲームの難易度はあがるが、見られる時間が短くなる。短くなればなるほど、見られる負荷をさがる。ワークに取り組む負荷を下げようという意図がある」
アイスブレイクが一番盛り上がっちゃうワークショップ、まったく関係ないアイスブレイクがあったりするんだろうと思うけど、ストーリー性があった、あそこにつながる布石だったと感じた。

========
講師への質問は、挙がる手が止まらないほどでした。


ここでの体験を活かして各グループが、どのようなワークショップを企画していくのかが、
とても楽しみです。
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# by aogakuwsd | 2016-09-26 11:56 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】基礎理論科目のリアル・ドキュメンテーション

ワークショップデザイナー育成プログラムでは、毎期、講座をよりよくしていこうといろいろな試みにチャレンジしています。
その新しい試みの一つがリアル・ドキュメンテーション。

対面講座で使用するパワポは、後日、受講生専用のSNS上で公開しているのですが、基礎理論科目は、他の日の講座に比べて、内容が盛りだくさんなため、受講生の方がリフレクションをする際の手助けになればと思い、今期から始めたものです。

細かく講座内容を打ち込んでいくスタッフ。
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重要なポイントを書き出していくスタッフ。
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時系列で模造紙に書いていくスタッフ。
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それぞれが連携し、補完し合いながら作成していくのが、WSD流です。

実際に作成してみると、ここをこうするともっと良くなるかも、ということが次々と見えてくるので面白いです。
一方で、作成者が、「ものすごく疲れる」こともわかりました。
講義の間中、集中力を保ちつつ、手を動かしていないといけないので、当然といえば当然ですね。。。

また書き方だけでなく、作成したものを、どのように活用するのかも、状況に応じて考えていく必要があります。

いずれにせよ、実際に試しながら、よりよい方向性を探っていきたいと思います!
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# by aogakuwsd | 2016-09-12 19:27 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】23期の対面講座がスタートしました!

2016年9月3日(土)、10日(土)

夏から秋の季節の変わり目。
9月3日(土)から、青学WSD23期の対面講座がスタートしました。
今期は、選考会以来、半年の間受講をお待ち頂いた方も含め、3クラス80名の方に受講いただきます。
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<9月3日 対面講座初日:基礎理論科目1日目>
対面講座初日の”基礎演習”は、これから始まる講座の土台作りです。

「本に書いてあることをただ伝えればいいと思っていない。それは大人の学びではない。大人の学びとは自分で、なぜそういうことが起きるのか?などと考えること。」
「これから知識というものはますます陳腐化していく。しかし経験したことを語るのは学びにすごく活きていく。」
「あれ?と思ったりいやだなあと思うことが自明性を明らかにしてアイデンティティを形成する。」
「そんなの当たり前じゃんと思うことではなく、違うという興味が学習に繋がっていく。」
「納得解がある。この繰り返しが大人の学びになる。」

大人の学びとして、ワークショップデザイナー育成プログラムが大切にしたいことを、苅宿先生が熱く語ります。

もちろん座学だけでなく、途中でワークがいくつか挟まれます。
自己紹介のワーク”Dialog 4”では、4人グループで相手を変えながら、会話、伝聞、伝聞+推量を体験することで、自分の話が、他者にどのように伝わっていくのか(あるいは伝わらないのか)を実感しました。
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午前中最後は、「無意識の意識化」「コミュニケーションのズレ」「出力を想定した入力」を実感するために、”ミーティングレコーダー”を使って4人で話しているところを、録画してその場で見てみました。
自分が話している姿や、聞いている姿を観る事に若干戸惑いを感じながらも、実際に自分が話している姿をみると、話している時のくせに気づき、聞いている時の自分の表情に愕然とした!なんて人も。
ファシリテーターとして今後活躍していくワークショップデザイナーとして、自分の振る舞いを俯瞰的にみる経験は、本当に貴重だなと感じた時間でもありました。
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午後の講座となると睡魔に襲われる受講生も・・・・
しかし、すかさず苅宿先生の一言が!
「睡魔に話術が勝つためには、みなさんの力を借りなければなりません! 
そのためには、脳の別なところを使ってもらう。出力を想定した入力を常に実施していくこと!! 
誰かに教えよう、どんな場面で使おうかと考えながら聞く。それが、大人の学び方のポイントです!」
途中で思わず笑ってしまう映像や、深く考えさせられる映像が入り、あっと言う間に苅宿先生の講義が終わりました。
1日目の講義はこれで終了。

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<9月10日 基礎理論科目2日目>
基礎理論科目2日目は、大阪大学との交換授業で、平田オリザさんが登場!
平田さんの講義とワークショップを直に受講できる!ということで、この日を楽しみにしてくださっていた受講生も少なくなかったようです。
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平田さんのワークショップは、ワークショップを体験しながら、解説を聞いてワークショップを理解するメタワークショップ。
ただ体験するだけでなく、ご自身がなぜ、このワークショップを国内外で実施しているのか、
これまでのエピソードや、実施するときのポイントなども、わかりやすく丁寧に解説してくださいました。

簡単な仲間探しのゲームから始まり、コンテクストのズレを感じるワークへ。
合間には、身体を使ったワークも入り、様々なアプローチを通して、コミュニケーションとは何か?に切り込んでいきます。
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講義の後半では、大学入試改革を例に、ワークショップデザイナーとしての学びをスタートさせた受講生に大切なメッセージが送られました。
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「明治以降、教育の地域間格差はなかったが、文化、教育の格差がどんどん広がって、経済の格差にもつながっていきます。
地方ほど、こういうワークショップ型の授業をたくさんやって、文化資本の蓄積ができる教育に変えていかないといけない。
これに気づいている自治体とそうじゃない自治体の格差は大きいです。
これをちゃんとやっている自治体じゃないと、もはやIターンの人たちを呼び込めない。
教育、文化対策がIターンに結びついているんです。
みなさんは、ただたんにWSのスキルを高める為でなく、社会の変化に基づき、どういうニーズがあるからWSが求められているのか、有効性がどこにあるのか、ということを認識し、説明できるようになる必要があるんです。」
_____________________________________________

午後は、eラーニングのレポート共有。
それぞれが書いてきた、「自分自身がこれまでに体験した協働的な活動と、協働的だと思う理由について」のレポートを、グループで共有し、「協働」についての理解を深めていきます。
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午後の後半は、苅宿先生が登場。
基礎理論科目での講義内容を、もう一度振り返りながら、2日間の学びをツールを使って演繹的・帰納的に他者に伝えるミニワークを行いました。
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たくさんの情報が入ってきた2日間の基礎理論科目。
受講生の皆さんは、まだ整理しきれていないと思いますが、これからゆっくり時間をかけて、
自分自身の中に落とし込んでいってもらえればと思います。

23期の講座は11月まで講座が続きますが、そもそもなぜ学ぶのか?という疑問が起きたときは、苅宿先生のこのメッセージを思い出していただきたいです。
_________________________________________

「多様な仕事や便利なものは、これからもたくさん出てきます。
便利だから不便なことが起こるでしょう。
でも、人間であるなら人にギフトしたいという気持ちや、人からのギフトに感謝したいという心は変わらないはずです。そういう組み合わせをどう考えるかが重要なんです。
ワークショップデザイナーとなる皆さんへのお願いは、知らないで悩むのではくて、知って考えるという姿勢を持つということ。そのために、情報を整理してお伝えしています。
人のこと考えたり、自分のキャリアを考えて受講してくれていると思いますが、人との関係性がどうなっていくのかということも考えて受講してほしい。」
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# by aogakuwsd | 2016-09-12 17:01 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】22期の最終講義

2016年7月30日(土)

22期最終日は梅雨も明け、猛暑の中スタートしました。

朝は、苅宿講義から。
この3ヶ月間、講座の中で何度も取り組んできた「省察」の話です。
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「みなさん一人一人がどこを丁寧にやっていこうとするか。例えば、他者に話す前にまずは考えさせる、
これをいれてみよう!を意識できるのがみなさんのデザイン。
逸脱は時々やってください。参加者の意思の疎通がうまくいっている、そのような時、文脈から外れてみることをチャレンジしほしい。イノベーションは最初は逸脱から生まれる。
当初は新規性があったことが、どんどん古くなる。
そしたら、その場でFit感を確かめながら繰り返しやってみることを飛ばしてみる、
早くやりたい人はやらせるなど、新しいスタイル、冒険、新規性は逸脱から生まれる。
それを挑戦する気持ちを忘れないでほしい。」

苅宿先生、ありがとうございました!

最終日は、「「3ヶ月の学びを振り返る」を問いとして考える」をテーマにスタートです。
今まで講座の中で数回実施してきた省察の時間を、自分たちで考え、企画し、その後実施、
最後に振り返りまでを1日で実施します。
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省察WSのプログラムを作りにあたり、ほとんどのグループが、グループのコアになることを探し、
グループコンセプトを決定してから、詳細なプログラムを作っていました。
120時間の学びが活かされていることを感じた瞬間でした。
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軸を作ることに時間をかけていくことが、最終成果につながるということを
実感し、気づきを得たからこそのデザインが各グループに見られました。
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省察ワークショップは多種多様なものになりました。

3ヶ月を丁寧に時系列で振り返っていくグループ
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過去の自分に向けて、今の自分が伝えたいことを言語化していくグループ
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印象に残っているキーワードをきっかけとして対話をするグループ
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省察ワークショップの後は、自分たちのデザインについての振り返りです。
頭の切り替えが大変な中、自分たちが作った省察WSを実際にやってみてどうだったのか?
参加者目線、実施者目線を行ったり来たりしながらの振り返りです。
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あっという間の6時間で、かなりハードな最終日が終了です。

「3ヶ月を振り返る」を目的にするのではなく、問いにするで、
作りながら振り返るという入れ子の構造を使っての学びを実施しました。
省察WSそのものの時間はもちろん、作っている時間、振り返っている時間のすべてが
3ヶ月の学びの深い振り返りにつながっているようでした。

22期のみなさん本当にお疲れ様でした!
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# by aogakuwsd | 2016-07-30 18:50 | 講座のようす | Comments(0)

【青学WSD】ワークショップの参加者の様子を観察する

青学22期の講座も、後半に突入しました。

後半の実習では、こども向けワークショップを実施します。
今日の講座は、この、こども向けワークショップを企画するのにあたって、まずは、ワークショップに参加するこどもの様子を観察し、ファシリテーターの働きかけに対して、こどもたちがどのような反応をするのか、また、ファシリテーターは、その反応をどのように読み取ってファシリテーションするのかを丁寧に見ていきます。
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ファシリテーターをつとめてくださるのは、NPO法人PAVLICの田野邦彦さんと林成彦さんをはじめとする、7人のファシリテーターの皆さんたち。それぞれ、普段の所属は違うそうですが、コミュニケーション能力の育成を目的とする演劇ワークショップを、日本全国の教育現場で実施されています。
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今日のワークショップは、「クロスワード風台本でおしばいをつくろう!」というワークショップ。
対象は、2年生から6年生の小学生です。
今日は、グループにわかれて、おしばいをつくるので、まずは、グループで取り組む簡単なゲームから始まって、気持ちもばもほぐれたところで、いよいよ、おしばいの台本づくりに挑戦!
今日の台本は、クロスワードのような四角いマスを埋めてつくります。
例えば、こんな感じです。
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台本ができたら、通して読んでみて、次に動いてみます。
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動きながら、セリフを言って、なかなか良い感じに仕上がってきたと思ったら、
ここで各グループに小道具が1つ渡されます。
なんと、この小道具、台本にあわせて配られるのではなく、むしろ、台本とは全く関係のないものが配られるのです。
「えーー!!トイレットペーパー!!!」と、突然配られら小道具に、やや困惑気味なグループも。
受講生は、そんなこどもたちの発言や表情、動きを丁寧に見ていきます。
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最後には各グループの作品を発表して、午前のワークショップが終了。

午後は、午前中に観察したことを共有し、観察した事実から参加者の反応や感情をどのように解釈するのかについて話し合いました。
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後半は、実際にワークショップを進行したファシリテーターたちが、今日の参加者をどのようにみとっていたのか、参加者の反応にあわせて、プログラムやファシリテーションをどのように微調整しながら進めていたのか、お話を伺いました。
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林成彦さん
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「僕たちは、演劇を使って、ひとりひとりの価値観を肯定的にうけとめて、うまくすりあわせ、グループとして、ひとつの答えをだす、というプログラムをやっています。
今日参加してくれた、子どもの中には、ひとりだったら、こうやりたいのに…ということも、他の子と、すりあわせて、やっています。
それには、正解はありません。
正解がないから、自分たちでうまくすりあわせていかないと、答えがでない。
行動をおこさないと、結果は出ません。
が、グループで納得して出た結果だったら、こどもたちも納得する。

僕たちは、子どもたちのことを、肯定的に受け止めることをしている。
今日、僕たちのコメントを聞いて、「ダメ出しはないのか? 褒めてばかりじゃないか」と思われたかもしれません。
それは、お互いに、「あ、なるほど、それいいね」と、受け止め合うことを見本としてやっていたからです。
自分たちが、それを体験できていないといけない。
自分たちも、異なる価値観を持った大人たちだけど、お互いに面白がって認め合う、
それを、見せていくのが、大事だと思っています。」


田野さん、林さん、そしてグループファシリテーターの方たちは、実に自然に、こどもたちの反応を受け止めていましたが、実はその裏には、「演劇をツールとして、コミュニケーション能力を育成している」という1本の筋が通っていて、彼らの一つ一つの言動は、その筋があるからこそのものだ、ということがわかりました。


さて、次回からは、いよいよこども向けワークショップに向けての、企画が始まります。
今日の観察を通して学んだ「参加者を見るときに意識したいこと」が、軸になるといいなと思います。
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# by aogakuwsd | 2016-06-28 15:51 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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