青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

【青学WSD】23期の対面講座がスタートしました!

2016年9月3日(土)、10日(土)

夏から秋の季節の変わり目。
9月3日(土)から、青学WSD23期の対面講座がスタートしました。
今期は、選考会以来、半年の間受講をお待ち頂いた方も含め、3クラス80名の方に受講いただきます。
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<9月3日 対面講座初日:基礎理論科目1日目>
対面講座初日の”基礎演習”は、これから始まる講座の土台作りです。

「本に書いてあることをただ伝えればいいと思っていない。それは大人の学びではない。大人の学びとは自分で、なぜそういうことが起きるのか?などと考えること。」
「これから知識というものはますます陳腐化していく。しかし経験したことを語るのは学びにすごく活きていく。」
「あれ?と思ったりいやだなあと思うことが自明性を明らかにしてアイデンティティを形成する。」
「そんなの当たり前じゃんと思うことではなく、違うという興味が学習に繋がっていく。」
「納得解がある。この繰り返しが大人の学びになる。」

大人の学びとして、ワークショップデザイナー育成プログラムが大切にしたいことを、苅宿先生が熱く語ります。

もちろん座学だけでなく、途中でワークがいくつか挟まれます。
自己紹介のワーク”Dialog 4”では、4人グループで相手を変えながら、会話、伝聞、伝聞+推量を体験することで、自分の話が、他者にどのように伝わっていくのか(あるいは伝わらないのか)を実感しました。
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午前中最後は、「無意識の意識化」「コミュニケーションのズレ」「出力を想定した入力」を実感するために、”ミーティングレコーダー”を使って4人で話しているところを、録画してその場で見てみました。
自分が話している姿や、聞いている姿を観る事に若干戸惑いを感じながらも、実際に自分が話している姿をみると、話している時のくせに気づき、聞いている時の自分の表情に愕然とした!なんて人も。
ファシリテーターとして今後活躍していくワークショップデザイナーとして、自分の振る舞いを俯瞰的にみる経験は、本当に貴重だなと感じた時間でもありました。
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午後の講座となると睡魔に襲われる受講生も・・・・
しかし、すかさず苅宿先生の一言が!
「睡魔に話術が勝つためには、みなさんの力を借りなければなりません! 
そのためには、脳の別なところを使ってもらう。出力を想定した入力を常に実施していくこと!! 
誰かに教えよう、どんな場面で使おうかと考えながら聞く。それが、大人の学び方のポイントです!」
途中で思わず笑ってしまう映像や、深く考えさせられる映像が入り、あっと言う間に苅宿先生の講義が終わりました。
1日目の講義はこれで終了。

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<9月10日 基礎理論科目2日目>
基礎理論科目2日目は、大阪大学との交換授業で、平田オリザさんが登場!
平田さんの講義とワークショップを直に受講できる!ということで、この日を楽しみにしてくださっていた受講生も少なくなかったようです。
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平田さんのワークショップは、ワークショップを体験しながら、解説を聞いてワークショップを理解するメタワークショップ。
ただ体験するだけでなく、ご自身がなぜ、このワークショップを国内外で実施しているのか、
これまでのエピソードや、実施するときのポイントなども、わかりやすく丁寧に解説してくださいました。

簡単な仲間探しのゲームから始まり、コンテクストのズレを感じるワークへ。
合間には、身体を使ったワークも入り、様々なアプローチを通して、コミュニケーションとは何か?に切り込んでいきます。
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講義の後半では、大学入試改革を例に、ワークショップデザイナーとしての学びをスタートさせた受講生に大切なメッセージが送られました。
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「明治以降、教育の地域間格差はなかったが、文化、教育の格差がどんどん広がって、経済の格差にもつながっていきます。
地方ほど、こういうワークショップ型の授業をたくさんやって、文化資本の蓄積ができる教育に変えていかないといけない。
これに気づいている自治体とそうじゃない自治体の格差は大きいです。
これをちゃんとやっている自治体じゃないと、もはやIターンの人たちを呼び込めない。
教育、文化対策がIターンに結びついているんです。
みなさんは、ただたんにWSのスキルを高める為でなく、社会の変化に基づき、どういうニーズがあるからWSが求められているのか、有効性がどこにあるのか、ということを認識し、説明できるようになる必要があるんです。」
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午後は、eラーニングのレポート共有。
それぞれが書いてきた、「自分自身がこれまでに体験した協働的な活動と、協働的だと思う理由について」のレポートを、グループで共有し、「協働」についての理解を深めていきます。
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午後の後半は、苅宿先生が登場。
基礎理論科目での講義内容を、もう一度振り返りながら、2日間の学びをツールを使って演繹的・帰納的に他者に伝えるミニワークを行いました。
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たくさんの情報が入ってきた2日間の基礎理論科目。
受講生の皆さんは、まだ整理しきれていないと思いますが、これからゆっくり時間をかけて、
自分自身の中に落とし込んでいってもらえればと思います。

23期の講座は11月まで講座が続きますが、そもそもなぜ学ぶのか?という疑問が起きたときは、苅宿先生のこのメッセージを思い出していただきたいです。
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「多様な仕事や便利なものは、これからもたくさん出てきます。
便利だから不便なことが起こるでしょう。
でも、人間であるなら人にギフトしたいという気持ちや、人からのギフトに感謝したいという心は変わらないはずです。そういう組み合わせをどう考えるかが重要なんです。
ワークショップデザイナーとなる皆さんへのお願いは、知らないで悩むのではくて、知って考えるという姿勢を持つということ。そのために、情報を整理してお伝えしています。
人のこと考えたり、自分のキャリアを考えて受講してくれていると思いますが、人との関係性がどうなっていくのかということも考えて受講してほしい。」
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by aogakuwsd | 2016-09-12 17:01 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
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