青山学院大学・大阪大学WSD事務局ブログ

【青学WSD】16期 子どものワークショップを観察しました!

大人向けのワークショップの企画、実施、振り返りを体験する、ワークショップ実践科目Ⅰが6月14日に終わり、いよいよワークショップ実践科目Ⅱがスタートしました!

ワークショップ実践科目Ⅱでは、子ども向けのワークショップを企画、実施し、振り返りをします。

実習を2回体験すること、そして、2回の実習の対象は、それぞれ、大人と子どもになっていて、全く違う対象者での実践を体験することは、ワークショップデザイナー育成プログラムの大きな特徴でもあります。

とはいっても、ほとんどの受講生の方は、子ども向けのワークショップを企画・実施されたことがありません。
そこで、ワークショップ実践科目Ⅱの初日は、毎期、子ども向けのワークショップを観察することにしています。

a0197628_1045710.jpg


ワークショップ中の、子どもの反応を見てもらうということも大切ですが、もう一つの大きなねらいは、参加者である子どもの様子をじっくり観察し、参加者のいろいろな情報を拾っていくことで、ファシリテーターをするときに、参加者の状態に合わせてワークショップを進行していく、ということを意識してもらうためです。

16期では、小学生を対象にした「まっくらやみのおひさまパーティー」というワークショップを観察してもらいました。

a0197628_1029849.png


「まっくらやみのおひさまパーティー」を進行するのは、ワークショップエンターテイナーの「なおやマン」さんと「しま:アイ」さん。

お二人は、身の回りのものをテーマに、少しヘンテコな世界で遊ぶ「体験の場」を提供し、身の回りのものと自分との関係性を想像する力に気づいてもらう、ということをテーマに、様々な活動をされています。
なおやマンさんのホームページは、こちら→http://naoyaman.com

そして、こちらがなおやマンさん。

a0197628_1030444.jpg


おお。ピンクです。
そう。なおやマンさんのテーマカラーは、ピンクなのです。
なぜ、ピンクかというと、ずばり!なおやマンさんの好きな色だから。
そして、ピンクをテーマカラーにすることで、場の雰囲気が少し柔らかくなったり、一つの世界観を作ることにとても効果的なのだそうです。

ちなみに、なおやマンさんとしま:アイさんは、長野のほうに住んでいらっしゃるのですが、長野から届いたお二人の小道具の荷物がこちら。

a0197628_10432437.jpg

a0197628_10433273.jpg


そう、梱包テープもピンクなのです。

さて、なおやマンさんとしま:アイさんによる、「まっくらやみのおひさまパーティー」。
これは、太陽パワー(太陽光)をテーマに、電気を使わず、集めた太陽パワーだけを使って、まっくらやみの中でパーティーをする、という大人でもワクワクしてしまうような内容です。

このパーティーは、6月15日(16期Aクラス)と6月21日(16期Bクラス)に行われましたが、両日とも、たくさんの小学生が参加してくれました。

みんなで蓄光素材を使ったテルテルボールをつくって、太陽の光をために外へ!
a0197628_10533676.jpg

「太陽は直接見ちゃだめだよ〜」となおやマンさん。

a0197628_10501424.jpg

子どもたちはつくったテルテルボールと、パーティーに向けて借りた変装グッズに太陽の光を溜めます。


屋内に入ってからも頑張って溜める子どもたち
a0197628_1047315.jpg



そして、午後。
ここからは、午前中に観察した子どもの様子を、共有していきました。
今回の観察では、子どもの様子を「観察シート」という用紙に記入してもらったのですが、それぞれが書いた観察シートを見せ合いながら、観察しながら感じたこと、解釈したことを話し合い、自分の観察(見方)の傾向についても触れていきました。

a0197628_1035873.jpg


観察した内容を紙芝居方式で発表もしました。


a0197628_10403039.jpg



共有の後は、なおやマンさん、しま:アイさんへの質問タイム。
お二人の活動紹介をはじめ、普段どういうことを大切にしながら活動をされているのかというお話を聞かせていただきました。
a0197628_10354911.jpg


その中で、印象的だったのは、「企画の目的に合わせて、場の提供の仕方を変える」ということ。
例えば、今回、16期生が見させていただいた「まっくらやみのおひさまパーティー」では、太陽光というあたり前に存在するものを、改めて意識してもらう、ということを目的にされていたので、子ども同士が対話するような場面はつくらずに、なおやマンさん、しま:アイさんの世界観を徹底的に楽しんでもらう、というスタイルでした。
が、例えば、太陽光の利用方法を考える、ということを目的にする場合は、子ども同士がアイデアを出しあえるような、対話の場をつくるそうです。

目的や最後のゴールによっては、必ずしもワークショップというスタイルにこだわる必要はなく、むしろ柔軟にやり方を変えることが大切、というなおやマンさんの視点は、16期生が、改めてワークショップという手法を捉えなおすきっかけになったのではないかと思います。

また、今回の「観察」を通して感じたのは、ファシリテーターは、参加者に起こっていることをまずはよく見て、そこから参加者の気持ちや動きを想像し、予測して、その場に合ったファシリテーションを行うことが大切である、ということ。
今回の、観察で得られた気づきや学びを、次回から始まる、子ども向けワークショップの準備に活かしていただきたいなーと思います。


なおやマンさん、しま:アイさん、そしてワークショップに参加してくれたお子さんたち、学びの機会を提供してくださって、ありがとうございました!
[PR]



by aogakuwsd | 2014-06-22 18:34 | 講座のようす | Comments(0)

青山学院大学・大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムのスタッフブログです。
by aogakuwsd
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル